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時悠人chosan流処世術

★成人の日と世人式

2018-01-20 09:17:39 | 日記・エッセイ・コラム
 「成人の日」に予約していた晴れ着を着れなかった人たちを気の毒だと思うが、某自治体が、「成人式」のやり直しを検討すると知り、戸惑いを感じている。

 「成人の日」は、法律で定めた国民の祝日だが、その日に「成人式」を行う明文はない。起源は、蕨市が青年祭として開催したものが、全国に広まったもので、古き良き風習にあたる。

 ちなみに、自治体によって、ゴールデン・ウイークやお盆に開催するように、国を挙げての行事ではない。また、世界的には、成人式や入学式、入社式等を集団的に行う国は珍しく、日本独特の文化だ。

 ついては、選挙権を18歳にしたことで、「成人」の定義を見直すべき時期でもある。ましてや、晴れ着を着る余裕が無い人たちの気持ちを考えると、自治体が税金を投入して、民間業者の不法行為や債務不履行責任の尻ぬぐいをすることに、疑問を禁じ得ない。


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