プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★JRのサービス品質(3/3):知らぬは損

2013-03-20 10:49:08 | 日記・エッセイ・コラム

 私が、金沢・東京往復の乗車券を変更する際、「金沢⇒金沢」の片道にしたのは、距離別単価方式の運賃体系にある。

 キロ単価は、「1~300㎞:16.2円」、「301~600㎞:12.85円」、「601㎞以上:7.05円」に区分されている。運賃計算は、やや複雑で、距離×単価ではないが、一部の例外(分割した方が得)を除くと、長距離になるほど安くなる。

 具体例として、金沢⇔東京間を往復する場合、①「上越経由」(460.8㎞)と「②「東海道(米原)経由」(622.5㎞)では、①の方が優位だ。しかし、時間的余裕があるなら、往きと還りを別ルートにすれば、7.05円/㎞が適用され、豪華な駅弁+ビール代を稼げる。

 これは、正規運賃で、首都圏往復フリーきっぷの方がお得だ。他にも、JR各社毎にユニークな「とくとく切符」を発行しているし、キャンペーン期間限定の割引切符等々、多岐にわたる。

 駅員に裏技を期待しても無駄なので、「知らぬは損」と心得て、目的に合った利用術を学び、旅を楽しみたい。