プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★オムニバス

2012-07-12 10:02:43 | 日記・エッセイ・コラム

 学生時代、所属するサークルの部屋に、「オムニバス・ノート」と題するA4判の大学ノートが置いてあった。

 入部初日、何を意味するのか分からないまま開くと、部員同士の連絡事項や悩み・思いを書きなぐる自由帳だった。その後、4年間、このノートを通じて、色々なことを教えられ、学んだ。

 「オムニバス」の語源は、ラテン語で、「すべての人々のために」を意味するのだが、派生して「乗合馬車」を意味するようになり、更に転じて、芸術分野で独立した作品を一つにまとめたものを指すようになったようだ。

 日記がわりに利用した「オムニバス・ノート」だったが、卒業前のある日、「混沌が青春の象徴なら、懐疑と行動はその生命力である」と綴った。はるか昔の青春時代の思い出だが、昨日の種々雑多のニュースを見聞きしていて、ふとそのことが頭をよぎった。