プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★旅行ハプニング集①タイムラグ

2010-03-06 10:03:05 | 日記・エッセイ・コラム

 旅行にハプニングはつき物だが、海外旅行の場合は国内旅行以上に遭遇頻度は高い。その種類も、楽しいものから重苦しいものまでいろいろあるが、ここでは、ポルトガル旅行で遭遇したハプニングの例を紹介する。

 ポルトガルへは直行便がなく、往復ともKLMオランダ航空利用で、アムステルダム経由だった。往路の乗継時間は2時間20分だが、復路は5時間20分と長かった。復路の待ち時間を利用して、希望者を市内観光に案内するとの添乗員の配慮を歓迎する人もいた。

 帰国前日、他社のツアーの人達が、搭乗予定のルフトハンザ航空がストに突入するかも知れないと騒いでいたが、我々のKLMは無関係だと安心していた。ところが、帰国当日、空港に着くと、KLM便が3時間ばかり遅れるとの案内。

 理由は、フランスの管制官がストに入り、航空管制領域の関係で、KLMの飛行ルートに影響を与えたのだ。他社のストのあおりをくった形だが、ハブ空港の隠れた課題を知らされた。待ち時間が短縮されて市内観光は中止となった。不満をもらす人もいたが、帰国延期にならなかったことを喜ぶべきで、何が幸いするか分からない。