電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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ミツバチが2点間を一直線に飛んだり、カマキリの巣(卵)がかならずその年の積雪高さの上に作られたり、新月に伐採した木が腐らなかったり、と自然界には多くの謎や神秘が隠されている。世界に18種類いるウナギの産卵場所も謎に包まれたままだった。ところがここに来て、東京大学海洋研究所教授の塚本勝巳さんは、いとも簡単にニホンウナギの産卵場所を突き止めてしまう。
◆ニホンウナギの産卵場所を突き止める――塚本勝巳
「妙なお話――かば焼き3000㌔の旅」(特別編集委員・足立則夫)
( 2006.07.22 日経新聞 NIKKEIプラス1 )
直径3㍍、長さ15㍍ほどの円筒形のネットを船に引きあげると、中に生後2-5日のニホンウナギの赤ちゃんがざっと4百匹――。
2005年の6月7日午前11時、太平洋のマリアナ諸島西のスルガ海山付近。学術研究船白鳳(はくほう)丸に乗っていた東京大学海洋研究所教授の塚本勝巳さん(57)は「意外にあっけなく見つかるものだな」と感慨にふけりつつ、体長5㍉ぐらいの透明な群れを眺めていた。
というのも、世界に18種類いるウナギの産卵場所は謎に包まれたままだった。昔は、アリストテレスが「泥からわいて出る」と唱え、日本では「ヤマイモが化ける」などと言われてきた。
東大海洋研は1973年から産卵場所探しの海上研究を重ね「新月の前後に、海底の山つまり海山で産卵する」との仮設を打ち出し、ついに仮設を裏付けた。
卵からかえったばかりのウナギを仔魚(しぎょ)と呼ぶ。仔魚の発見地点の海流の動きから、このスルガ海山付近が産卵場所であることを突き止めたのだ。
日本の川などから太平洋に出た5、6歳のオスや10歳前後のメスが黒潮に乗ってハワイの方向に向かう。途中で右折。スルガ海山付近まで旅をして、そこでオスとメスがデートして産卵する。
仔魚は、透明で、体の95%以上は水分。骨は軟骨で軽い。透明だから敵に見つかりにくい。身軽なため黒潮の流れに乗れば、日本付近までの3千㌔の距離を半年ほどでやって来られる。
途中、稚魚のシラスウナギに成長し、沿岸の台湾や中国、韓国、日本などで捕獲される。1年から1年半の間、養殖される。これが「かば焼き」として食卓にのぼる。
あす23日と8月4日は土用の丑(うし)の日。江戸時代、平賀源内のアイデアでその日にウナギを食べる風習が根付いたとも言われる。かば焼きを食べるとき、長い旅路のこともかみしめたい。
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【投稿雑記】
ちなみに韓国では、夏の暑い日、日本のかば焼きのかわりに参鶏湯
(サムゲタン)を食べる。
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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ミツバチが2点間を一直線に飛んだり、カマキリの巣(卵)がかならずその年の積雪高さの上に作られたり、新月に伐採した木が腐らなかったり、と自然界には多くの謎や神秘が隠されている。世界に18種類いるウナギの産卵場所も謎に包まれたままだった。ところがここに来て、東京大学海洋研究所教授の塚本勝巳さんは、いとも簡単にニホンウナギの産卵場所を突き止めてしまう。
◆ニホンウナギの産卵場所を突き止める――塚本勝巳
「妙なお話――かば焼き3000㌔の旅」(特別編集委員・足立則夫)
( 2006.07.22 日経新聞 NIKKEIプラス1 )
直径3㍍、長さ15㍍ほどの円筒形のネットを船に引きあげると、中に生後2-5日のニホンウナギの赤ちゃんがざっと4百匹――。
2005年の6月7日午前11時、太平洋のマリアナ諸島西のスルガ海山付近。学術研究船白鳳(はくほう)丸に乗っていた東京大学海洋研究所教授の塚本勝巳さん(57)は「意外にあっけなく見つかるものだな」と感慨にふけりつつ、体長5㍉ぐらいの透明な群れを眺めていた。
というのも、世界に18種類いるウナギの産卵場所は謎に包まれたままだった。昔は、アリストテレスが「泥からわいて出る」と唱え、日本では「ヤマイモが化ける」などと言われてきた。
東大海洋研は1973年から産卵場所探しの海上研究を重ね「新月の前後に、海底の山つまり海山で産卵する」との仮設を打ち出し、ついに仮設を裏付けた。
卵からかえったばかりのウナギを仔魚(しぎょ)と呼ぶ。仔魚の発見地点の海流の動きから、このスルガ海山付近が産卵場所であることを突き止めたのだ。
日本の川などから太平洋に出た5、6歳のオスや10歳前後のメスが黒潮に乗ってハワイの方向に向かう。途中で右折。スルガ海山付近まで旅をして、そこでオスとメスがデートして産卵する。
仔魚は、透明で、体の95%以上は水分。骨は軟骨で軽い。透明だから敵に見つかりにくい。身軽なため黒潮の流れに乗れば、日本付近までの3千㌔の距離を半年ほどでやって来られる。
途中、稚魚のシラスウナギに成長し、沿岸の台湾や中国、韓国、日本などで捕獲される。1年から1年半の間、養殖される。これが「かば焼き」として食卓にのぼる。
あす23日と8月4日は土用の丑(うし)の日。江戸時代、平賀源内のアイデアでその日にウナギを食べる風習が根付いたとも言われる。かば焼きを食べるとき、長い旅路のこともかみしめたい。
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【投稿雑記】
ちなみに韓国では、夏の暑い日、日本のかば焼きのかわりに参鶏湯
(サムゲタン)を食べる。
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