千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

「 ミレニアムと私」 

2012年08月14日 | 芸術

ミレニアムと私」 エヴァ・ガブリエルソン 早川書房

ベストセラー「ミレニアム」三部作。そう、傑作長編小説「ドラゴン・タトゥーの女」が何故つくられたかの、あれこれ。

原著者スティーグ・ラーソンが、32年間にわたって生活を共にしてきたパートナー、エヴァ。

ふたりの年齢も、同居生活も、フェミニズムへの関心も...かなり私と似ているので、たいへんに興味深い。

シリーズは、なんと10部作を企図していて、第4作の執筆にも着手していた。

スティーグが急死したあとの顛末。財産を円滑に運用するためなのか、義弟から父との偽装結婚を提案される。

妻でないと、こんなにも弱い立場なのか。子がないと保護されないのか、スウェーデン

同志を失ったあとのエヴァ。なんだか身にせまるものがある。

備忘メモ---------------------------

 「ミレニアム」に出てくる暴力行為はすべて、現実に起きた事件や、警察の資料に記されている事件を素材にしている。 89頁

ドラゴン・タトゥーの女。リスベットは、長靴下のピッピが成長したらの造形 116頁

なぜグレナダか 116頁

作品、映画、その他。なぜ彼女は著作者人格権を守ろうとするのか 188頁

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