千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

3・11「復興なんて、してません」 渋井・長岡・渡部ルポなり

2015年05月09日 | 詠む

「復興なんて、してません 3・11から5度目の春。15人の “いま”」 渋井哲也 長岡義幸 渡部真 第三書館

 

古川美穂の「東北ショック・ドクトリン」 で東北三県が新自由主義の実験場になっていることを知った。

この15人の人々の声は、傷が癒えていない、それどころか天災より人災ではないかと思ってしまうほどの悲劇。

それでも生きていく人々を、三人が取材した記録。

----------------- 目次 ------------------------------

I 家族が壊れて・・・

 第一章 ばらばら避難。家族が会うのは年4、5回・・・・・2
    伏見紀彦(33)製造業 福島県富岡町

 第二章 大川小のことは忘れて復興です、って話?・・・・・17
    佐藤美広(53)宮城県石巻市大川地区

 第三章 私ってこんなに心配性だったの?・・・・・33
    熊谷明子(35)宮城県気仙沼市

 第四章 このままだと奥尻になる?夕張になる?・・・・・48
    戸羽初江(52)岩手県陸前高田市広田

 第五章 家族が増えるって、怖くないですか?・・・・・63
    山根りん(19)岩手県宮古市

II 街が壊れて・・・

 第六章 現職の図書館員全員が亡くなり、再建に奔走・・・・・78
    長谷川敬子(58)岩手県陸前高田市

 第七章 “仮説で死ぬんだぁ。しょうがないなあ”・・・・・94
    遠藤清次(58)福島県南相馬市

 第八章 復興が遅くなるほど、気力がなくなる・・・・・111
    桑畑書店・桑畑眞一(61)岩手県釜石市

 第九章 いつかは外から人が来なくなる時が来る・・・・・126
    岩田大(27)宮城県仙台市青葉区/南三陸町志津川地区

 第十章 震災遺構、先に解体した処が損している・・・・・142
    塩田賢一(47)宮城県気仙沼市鹿折地区

 第十一章 誰もが『何で生かされたの?』で生きている・・・・・162
    菅野富夫(52)宮城県名取市・石巻市

III 原発が壊れて・・・

 第十二章 3年4カ月後、初めての内部被曝検査・・・・・174
    川端英隆(39)福島県富岡町

 第十三章 東電を信頼しなくちゃ、生活できなかった・・・・・189

    鵜沼一夫(66)福島県双葉町

 第十四章 線量が、除染をやる前に戻っているわけよ・・・・・204

    佐藤八郎(62)福島県飯舘村深谷地区


 第十五章 「後始末はきちんと、と東電と国に言いたい」・・・・・220
    青田敦郎(54)福島県浪江町

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソロライブ「愛染恭介」琉球... | TOP | 「レイシズム」パリ東京の間... »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。