(詐欺師の夫) (絵描きマーガレット)
50年代、横暴な夫に耐えかねて娘と家を出たマーガレット。
仕事をした経験もなく、エスプレッソを大麻と勘違いするような田舎者。おひとよし。
ほら吹き男と結婚するも、自分の絵を夫の名前にされてしまう。詐欺師のために1日16時間も籠って絵を描く。
最愛の娘にさえ嘘をついて、絵を描き続ける。ポップアートは大量に複製される。詐欺師は大儲け。
真実を言おうとするとマーガレットや娘に火をつけて脅かす。実際に、アトリエに火を付けて殺されそうになる。支配して当然の夫に、またもや逃げ出す。
1年後に見つかったとき、マーガレットは闘うことを決意する。
しかし60年代、内気なマーガレットは静かな抗議なのである。