明けましておめでとうございます。
本年も昨年に引き続きまして、どうかよろしくお願いいたします。
(1)今年のお正月は、昨年末の衆議院選挙の余韻がまだ残ったままのなんとなくざわついた感じながら、天気の方は、いつも通り晴天続きの東京でした。
クマネズミは、大晦日に、BSジャパンで放映された立川談志の「芝浜」(ノーカット版)を見て堪能した後、昨年同様、桑田佳祐の「年越しライブ」(WOWOW)を少しだけ覗いてカウントダウンに唱和し、お正月もまた例年通り、杉並・西永福の「大宮八幡宮」と渋谷・東の「氷川神社」に初詣に行ってきました。
二日に大宮八幡。昨年のように元旦ではないせいか、境内が参拝者で溢れかえることもなく、至極簡単にお参りを済ますことができました。
三日は氷川神社。相変わらず参拝人は少ないものの、途切れることもなく地元の神社だなとの感を深くしました。
(中央奥に聳えているビルは、國學院大學の校舎です)
(2)2012年のベスト5
年初にあたり、一昨年、昨年に引き続き、2012のベスト5を挙げてみましょう。
いうまでもありませんが、あくまでも個人的な趣味によるお遊びごとに過ぎません。
なお、昨年は、邦画48本、洋画56本、計104本の映画についてレビュー記事を当ブログにアップしました。実際に映画館で見た映画は、さらに20本ほどあることはあります(注1)。
ですが、以下の「ベスト5」を選ぶにあたっては、あくまでも記事をアップした作品で★4つ以上の評点を付けたものの中から、邦画・洋画それぞれ5つずつ選んでみたところです(順番は、評価順ではなく、エントリをアップした時期の早いものから)。
イ)邦画については(16作品について★4つを付けました)、
・『恋の罪』(詩と音楽と3人の女優が、グロテスクな物語の中で効果的に絡み合います)
・『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(ラップが圧倒的な三部作完結編)
・『かぞくの国』(安藤サクラの力演に目を瞠り、かつまた「国」って何だと考えさせられます)
・『鍵泥棒のメソッド』(さすが『運命じゃない人』の内田監督の作品)
・『その夜の侍』(今が旬の堺雅人と山田孝之の対決)
ロ)洋画については(19作品について★4つを付けました)、
・『おとなのけんか』(子供同士の諍いを巡っての大人同士のど派手な喧嘩)
・『メランコリア』(第一部の豪華なパーティーに集う人々と、第二部の3人との見事な対称性)
・『ヒューゴの不思議な発明』(本から映画へ、そして映画から本へ)
・『ロボット完全版』(ブラジルの砂漠とマチュピチュ遺跡における歌と踊りに度肝を抜かれました)
・『ミステリーズ』(19世紀のポルトガル貴族らの生態が実に様々の視角から描かれています)
なお、★2つを付けた作品(邦画・洋画とも3作品)から選ぶ「ワースト1」としては、邦画では『希望の国』(期待したものから余りにもかけ離れています)、洋画では『恋愛だけじゃダメかしら?』(単純な出産ドラマをいくつか集めただけのこと)でしょう。
また、昨年は、一層の活躍が期待された若松孝二監督が事故で亡くなり、とても残念でした。監督賞を設けるとしたら、彼に与えるべきところでしょう(昨年は、『海燕ホテル・ブルー』及び『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』を制作)。
さらに、もし俳優賞を設けるとしたら加瀬亮ではないでしょうか、何しろ昨年は、邦画の『アウトレイジ ビヨンド』や『ライク・サムワン・イン・ラブ』のみならず、洋画の『永遠の僕たち』にも出演して十分な存在感を示しているのですから(注2)!
(注1)12月26日のエントリの「注3」で触れた『夢売るふたり』などです。
今年は、こうしたエントリ落ちをできるだけ少なくするよう頑張らなくてはと思っています。
(注2)次点には井浦新。上記の若松監督作品双方に出演しているだけでなく、『かぞくの国』でも好演しています。
本年も昨年に引き続きまして、どうかよろしくお願いいたします。
(1)今年のお正月は、昨年末の衆議院選挙の余韻がまだ残ったままのなんとなくざわついた感じながら、天気の方は、いつも通り晴天続きの東京でした。
クマネズミは、大晦日に、BSジャパンで放映された立川談志の「芝浜」(ノーカット版)を見て堪能した後、昨年同様、桑田佳祐の「年越しライブ」(WOWOW)を少しだけ覗いてカウントダウンに唱和し、お正月もまた例年通り、杉並・西永福の「大宮八幡宮」と渋谷・東の「氷川神社」に初詣に行ってきました。
二日に大宮八幡。昨年のように元旦ではないせいか、境内が参拝者で溢れかえることもなく、至極簡単にお参りを済ますことができました。
三日は氷川神社。相変わらず参拝人は少ないものの、途切れることもなく地元の神社だなとの感を深くしました。
(中央奥に聳えているビルは、國學院大學の校舎です)
(2)2012年のベスト5
年初にあたり、一昨年、昨年に引き続き、2012のベスト5を挙げてみましょう。
いうまでもありませんが、あくまでも個人的な趣味によるお遊びごとに過ぎません。
なお、昨年は、邦画48本、洋画56本、計104本の映画についてレビュー記事を当ブログにアップしました。実際に映画館で見た映画は、さらに20本ほどあることはあります(注1)。
ですが、以下の「ベスト5」を選ぶにあたっては、あくまでも記事をアップした作品で★4つ以上の評点を付けたものの中から、邦画・洋画それぞれ5つずつ選んでみたところです(順番は、評価順ではなく、エントリをアップした時期の早いものから)。
イ)邦画については(16作品について★4つを付けました)、
・『恋の罪』(詩と音楽と3人の女優が、グロテスクな物語の中で効果的に絡み合います)
・『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(ラップが圧倒的な三部作完結編)
・『かぞくの国』(安藤サクラの力演に目を瞠り、かつまた「国」って何だと考えさせられます)
・『鍵泥棒のメソッド』(さすが『運命じゃない人』の内田監督の作品)
・『その夜の侍』(今が旬の堺雅人と山田孝之の対決)
ロ)洋画については(19作品について★4つを付けました)、
・『おとなのけんか』(子供同士の諍いを巡っての大人同士のど派手な喧嘩)
・『メランコリア』(第一部の豪華なパーティーに集う人々と、第二部の3人との見事な対称性)
・『ヒューゴの不思議な発明』(本から映画へ、そして映画から本へ)
・『ロボット完全版』(ブラジルの砂漠とマチュピチュ遺跡における歌と踊りに度肝を抜かれました)
・『ミステリーズ』(19世紀のポルトガル貴族らの生態が実に様々の視角から描かれています)
なお、★2つを付けた作品(邦画・洋画とも3作品)から選ぶ「ワースト1」としては、邦画では『希望の国』(期待したものから余りにもかけ離れています)、洋画では『恋愛だけじゃダメかしら?』(単純な出産ドラマをいくつか集めただけのこと)でしょう。
また、昨年は、一層の活躍が期待された若松孝二監督が事故で亡くなり、とても残念でした。監督賞を設けるとしたら、彼に与えるべきところでしょう(昨年は、『海燕ホテル・ブルー』及び『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』を制作)。
さらに、もし俳優賞を設けるとしたら加瀬亮ではないでしょうか、何しろ昨年は、邦画の『アウトレイジ ビヨンド』や『ライク・サムワン・イン・ラブ』のみならず、洋画の『永遠の僕たち』にも出演して十分な存在感を示しているのですから(注2)!
(注1)12月26日のエントリの「注3」で触れた『夢売るふたり』などです。
今年は、こうしたエントリ落ちをできるだけ少なくするよう頑張らなくてはと思っています。
(注2)次点には井浦新。上記の若松監督作品双方に出演しているだけでなく、『かぞくの国』でも好演しています。
TBありがとうございました。
私も去年、桑田佳祐のカウントダウンライブに行きましたよ。
あと、「(2)2011年のベスト」になっています。
ではでは、今年もよろしくお願いします。
今年もよろしくお願いいたします。
新年早々からポカをやってしまいました。
ご指摘、誠にありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
自分は大作重視なチョイスになっちゃったので全然被っておりませんでした。それにむしろ被ってない事で『あ~・・こんなにも良作見逃してたのね・・』という後悔の念がふつふつと・・^^;特に『鍵泥棒のメソッド』なんかは地元でも公開されてたのに、疎遠になっているミニシアター上映だったからという理由でスルーをしちゃってた作品。
・・・今年はなるべくそういった自業自得な行いはしないようにしたいですねぇ・・(汗汗
新年早々、TB&コメントをありがとうございます。
おっしゃるように、ベスト作品の選出は、「被って」いる作品を確認して安心するためというよりも、「むしろ被ってない事で『あ~・・こんなにも良作見逃してたのね・・』という後悔の念」を持つことの方がずっと意味があるのではと思っています。