今、有機JAS農産物の需要が急速に高まっているそうです。
その理由は2020年のオリンピック。
政府が食にこだわる外国の方々からニーズがあるある有機JASの供給が足りないということで、農家に有機JAS取得費の補助を打ち出したり、いろいろやっているそうです。
実際、私の知り合いの農家さんのところにもその通達が送られてきていました。
ただ、有機JAS認証の取得費は1年目は10万ぐらいかかるそうですが、その後は、補助がされないようなので、年間の維持コストは大変です。
有機JASをとっている農家は個人やハウス栽培の所が多く、日本ではオリンピック需要には応えられる状態ではありません。
また、ちょうど先日お伺いした野菜の卸会社の方からも「取引先の農業団体が有機JASをとっていて規模も大きく供給力があるので、既に引く手あまたで野菜を新しい先にバンバン流していてね」というお話も聞きました。
2020年以降に需要がガクッと落ちてしまうリスクもありますが、今より認知度や需要が高まることは確か。
一方で、もう何十年も前から有機農業運動をしてきた古株の農家さんは、有機JASを今までもとりませんでしたしこれからもとらないでしょう。
「商売のための有機JASは必要じゃない」という姿勢です。
有機農業の思想は「共感」「共生」みたいなものですから、売れるから認証を取る、という考えとは相いれないんですね。
ただ、次の世代はもしかしたら有機JASをとるかも。
90年代までは「無農薬」なんていう人たちはごく僅かでした。私も全く関心は無かった。
ところが外圧もあって2000年代に入り有機農産物推進法が出来て、にわかに有機が一般的になり、今でも「こだわった人のこだわり食品」というイメージが広がりました。
「安心・安全」ということで広がっていますが、このオリンピックでより認知が広がるでしょう。
有機JASに限らず、そういった制度が出来る前から無農薬で野菜を作ってきた農家さんにとっても、いずれにしろ、マーケットが広がることは間違いないでしょうし、これからの追い風になるでしょうね。
その理由は2020年のオリンピック。
政府が食にこだわる外国の方々からニーズがあるある有機JASの供給が足りないということで、農家に有機JAS取得費の補助を打ち出したり、いろいろやっているそうです。
実際、私の知り合いの農家さんのところにもその通達が送られてきていました。
ただ、有機JAS認証の取得費は1年目は10万ぐらいかかるそうですが、その後は、補助がされないようなので、年間の維持コストは大変です。
有機JASをとっている農家は個人やハウス栽培の所が多く、日本ではオリンピック需要には応えられる状態ではありません。
また、ちょうど先日お伺いした野菜の卸会社の方からも「取引先の農業団体が有機JASをとっていて規模も大きく供給力があるので、既に引く手あまたで野菜を新しい先にバンバン流していてね」というお話も聞きました。
2020年以降に需要がガクッと落ちてしまうリスクもありますが、今より認知度や需要が高まることは確か。
一方で、もう何十年も前から有機農業運動をしてきた古株の農家さんは、有機JASを今までもとりませんでしたしこれからもとらないでしょう。
「商売のための有機JASは必要じゃない」という姿勢です。
有機農業の思想は「共感」「共生」みたいなものですから、売れるから認証を取る、という考えとは相いれないんですね。
ただ、次の世代はもしかしたら有機JASをとるかも。
90年代までは「無農薬」なんていう人たちはごく僅かでした。私も全く関心は無かった。
ところが外圧もあって2000年代に入り有機農産物推進法が出来て、にわかに有機が一般的になり、今でも「こだわった人のこだわり食品」というイメージが広がりました。
「安心・安全」ということで広がっていますが、このオリンピックでより認知が広がるでしょう。
有機JASに限らず、そういった制度が出来る前から無農薬で野菜を作ってきた農家さんにとっても、いずれにしろ、マーケットが広がることは間違いないでしょうし、これからの追い風になるでしょうね。