半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

夏の畑の片付け

2021年08月31日 | 農的体験・生活

夏が終わりです。つまり、秋の準備の時期です。

畑で言えば、秋の種まきは1日遅れると収穫が1週間遅れる、と言われています。気温がどんどん下がっていくので生育がどんどん遅くなっていくんですね。

それだけ種蒔きのタイミングが大事なのが秋冬野菜です。

私はホウレン草、春菊がメインなのですが、その他にはニンニク、ラッキョウ、そして小松菜とスナップエンドウを種蒔きします。

そのために夏野菜の後片付けが必要です。

今回、完全に終わりにしたのがスイカ。そして、ずっと頑張っていたキュウリがまた少しだけ実を付けてくれていました

あと、ゴーヤは今頃になってようやく実を付け始めましたので、ゴーヤは後片付けせずです。

小玉スイカは大物も穫れました

これで最後です。梅雨で全滅し、その後に実をつけたのがここにきてようやく収穫になりました。

本当に甘くて美味しいのは2玉で、あとは小さい「まあまあ甘さが感じられる」程度の小玉が6玉ぐらい穫れたのですが、これが最後の収穫です。甘くて美味しい事を願います

 

そして、土曜日の「食と命の教室」でヒマワリを収穫したので、私の畑でもちょっと収穫しました。

ちょっと収穫してみたのですが、まだ数日分、早かったんです。

ということで、一部収穫しましたが、金曜日に収穫し直しです。

こんな感じで良く出来たものはフライパンいっぱいになるぐらいのパンケーキのようです

昨年は乾燥中になんだかパラパラゴミのようなものが出てきて、何だろう?、とチェックしたら、なんとネズミに全部食べられてしまったのです

今年はきちんと防護して、油をゲットできるようにしたいと思います

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考えても悩まない「食と命の教室」

2021年08月28日 | 農的体験・生活

8月最後のイベントは「食と命の教室」。いや~、暑かった

気温もそうだけど湿度が高くもんもんとした中で開催。

高柳さんも朝のご挨拶で開口一番「この暑いのによくきたね(笑)」。

暑いのでいつものようなお話はなく、「早めに行こうか」ということで、すぐに田んぼへレッツゴー

10時半から12時まで田んぼの草刈りを休みを取りながらみんなで汗水流しながら行いました。

 

高柳さんは無農薬栽培をやっていて、有機JASだと面倒で高いですから、「特別栽培無農薬」という表示をとっています。

田んぼで一番大変な除草剤は使っていないわけです。

その対策として、水に溶ける紙マルチで草を抑制するのですが、紙を突き破って出てくる木のような雑草があるんですね~。

「コンバインはセンサーがあるから、穂より高いのがあるとずれちゃって上手くいかないんだよ。だから、最低でも穂の高さ以上、できれば穂の高さぐらいのところのは根本から刈ってほしいんだ」

ということで、みなでひたすら刈りまくるわけですが、みてください、この黄金色の田んぼの中に生えた木のような雑草

これ、1人でやったら大変ですよ~。

ところが、やはり農業は人手。

みんなでやると45分ぐらいで終わってしまうのです。きれいさっぱり

ということで、草が出て一番ひどい田んぼ2枚を1時間半ぐらいで刈り取り終えました

日差しが出ると「暑っちいな~」となるものの、幸い曇りがちで、みなさん草刈りに熱中して達成感を味わっていました。暑いのに本当にみなさんよくやりました

途中、休憩中は先月から食べ放題の高柳さんのスイカを水分代わりにパクパク。

「スイカが好きで毎週買っているんですが、暑い中で食べるスイカはあんなに美味いんですね」と感動している方もいました

さて、たっぷり汗水を流した後は、美味しいお食事です

いつも通りお野菜だけですが、いろいろな料理が出ておなか一杯美味しかった~


午後は油用のヒマワリの収穫。

高柳さんはゴマ、菜種、そしてヒマワリで油を作っています。

ヒマワリ油はきれいな色でサラサラしていてナッツのようで美味しいんですよね~

これまたみなさんサクサクとやってくれて、農業は人手であると痛感。30分ちょっとで1反ぐらいの刈り取りが終わってしまいました。凄い

そして、せっかくなので、工程を一応体験しよう、ということで、ハウスにもっていて脱穀のやり方、その後の始末の話をしてもらいました。

今年は4人ぐらいが作っているので、みんなのがたくさん集まればたくさんの量の油が搾れます。さてさてどのぐらい集まるかな?

すべての活動が終了後、みなさんからいろいろなコメントをもらいました。

「ここではコロナのことを忘れられるから、もう夢中で草刈りをしました。楽しくて」と汗だくになりながら草刈りを楽しんでくれるから有難いです

また、ここに来る人は、コロナ陰謀論などを信じているわけではなく、純粋に「コロナって騒ぎすぎですよね」「ワクチン接種を全員がやらなくちゃという雰囲気、おかしいですよね」とここだけでは自由に発言できます。

もちろん、接種している参加者もいますし、高柳さんも「するもしないも自由。ただ、1つ知っておいてもらいたいのは、ウイルスはもともと人間が生まれる前よりいた先輩。撲滅することはできない。この辺りもサツマイモの大産地でウイルスフリーという苗を使ったり、農薬ですべての虫や菌を全滅させてから苗を植える。それでもまた出てくる。だからまた農薬を使う。いたちごっこ。キリがないんです。有機農業はむしろ菌も共生していて、何かあれば自分の免疫システムが働いて抵抗力を生むというのが自然の摂理。そういったことが当たり前に持っているわけです」という話をされていました。

 くそ暑い中でマスクして農作業する人はいません。高柳さんはいつも通り。開放的に汗水流して働いていれば、心も体も元気になるわけです。

「動的平衡論」の福岡伸一さんを信頼している高柳さんからは

「福岡博士も言っているけど自分の免疫システムを信じる、それが発揮できるような食生活、ストレスの無い生活を送ることの方が大事。悩んじゃだめだよ。悩む事と考える事は別。考えすぎたら考えるのを止めれば良い。そして悩まない。これが一番大事」とのこと。良い話だな~


これにて8月は終了。夏も終わりだな~

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地球温暖化だからフードテック!?

2021年08月25日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です。

 あっという間に8月ももう少しで終わりですね~。子ども達も夏休みがもう少し、ということです。地域によっては夏休みが延期になっていますが、千葉県は今のところ予定通りのようです。ただ、うちの中3長男は実力テストの日程が1日で5教科やる予定が2日に分けてやることになり、体育祭と修学旅行も1ヶ月ちょっと延期になりました。With コロナ、という標語がありましたが、今はそんな状態では無いですから、なかなか難しいですよね~。まあ、何事も無く無事に過ごせれば良いですし、何かあっても重大な事態にならないことを願うばかりです。

 農の現場でも大災害が起きている地域もあります。お盆の前後の雨で、みみずの会の近くでも土砂崩れが起きたり、野菜が傷ついたりしました。特にナスなど成り物は風に吹かれるとキズがつき、種を蒔いたばかりの人参が強い雨に叩かれて土が固まってしまい、発芽が出来ずに蒔き直し、となった畑も出ました。世の中、野菜が高騰というニュースが流れていますが、生産者も出荷物が出せなくて大変です。農家さん達は都市部の方に比べれば「良い時もあれば悪い時もある、それが自然」という価値観を持っていますが、それにしてもやりにくい世の中になりました。

 地球温暖化、人口問題、経済格差により「食べ物が無くなる」と叫ばれていますが、本当は各国で自給自足をしていれば問題は無かったのですよね。それがグローバル化の名の下、資本家が経済的弱者の土地を奪い消耗し、自給自足していた農民を労働者に変え、食べ物を作ったり近くで交換していたものを、消費材にした近代の流れで、食糧問題解決としてフードテック、つまりテクノロジーで解決しようという潮流が強まっています。

 一番わかりやすいのが遺伝子組み換え。今はゲノム編集食品の研究が一気に進んでいます。そして、地球温暖化の主原因の1つである家畜対策に、細胞を工場で培養液で細胞分裂をさせる「培養肉」研究に拍車がかかり、今年は日本の日清やらプリマハムやら大手がこぞって培養肉研究に着手しました。人造肉が地球を救う、地球に優しい、といったキャッチで売り出すのでしょうが、恐ろしいですよね~。まるで地球温暖化対策に化石燃料を使用しない原発を増やそう、という流れと全く同じですね。

 自然の摂理で他の生き物の命を頂かないと生きて行けないのが生き物です。人間も同じ。だからこそ、食べ物=命を大事にしようという思想が生まれますし、礼儀作法にも繋がりますし、その人の生き方や世界の見方にも繋がると思っています。ただ、食べ物は買う物、お金を払っているのだから何を食べようといらなければ捨てようと構わない、という考えの人が大勢になってしまえば、「むしろ人造肉は安くて味も良いし命を殺さないし地球にも優しいし都合が良いよね」といった時代になっちゃうのかもしれませんね。

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スイカが穫れた!

2021年08月23日 | 農的体験・生活

去年、沢山できたスイカちゃん。今年は梅雨の雨でぐちゃぐちゃに葉っぱがやられて、小さいままで完熟する前に枯れ上がってしまいました

その後、また実が付くことを祈りつつ、梅雨明けの復活を期待していた結果、4~5玉実がついたのを大切にガードしながら育つよう見守ってきました。

その結果、ついに大玉が1つ穫れました

周りの2つは前と同様にソフトボール大で葉が枯れてしまったのですが、真ん中のは3Lぐらいある大玉

スーパーで買ったら1000円以上する大物ですよ~

冷やしてたっぷり頂きまーす

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久々の誕生日祝い

2021年08月19日 | 素敵な家族・子供との時間

47歳になりました

とはいえ、もうここ数年、家族からはスルーされる誕生日。最初は悲しい気持ちにもなりましたが、よく考えたらおっさんなわけで、自分の誕生日を祝ってもらう歳でもないのかな~ともあきらめモードで過ごし、この3年ぐらいは、まあしゃあない、で済んでおりました。

ただ、今年は下の子も中学生になり、ONE PIECEのサンジが作ったというキャッチのレシピ本で、以前作ってくれた料理が無茶苦茶美味かったので「作ってよ」と前々から頼んでいたら、OKをくれました

豚肉の肩ロースを赤ワインで煮込んだ料理。今回は独自に人参と玉ネギを入れてくれました

一方、ケーキも毎年無いのですが、この時期はカボチャが馬鹿みたいに余っているので、しっとり簡単カボチャケーキなるレシピを発見したので、自分で作ってみることに。

実は、私ケーキなど作ったことが無いのです。

で、結果、まあ、無茶苦茶美味しい甘いプリンのようなケーキが出来ました

まあ、そんなこんなで、心を入れ替え、自ら色々作るようにし、久々に子ども達から一言「おめでとう」と言ってもらえたのは、嬉しいものですね

46年、良く生きて参りました。

47年目、頑張ります

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天候不順の夏

2021年08月18日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」の手紙です。

 いや~、今年の夏は暑いと思いきや、なかなかの悪天候続きですね

今年は冬から暖かかったので夏がやばい暑さになるかも、と思っていましたが、暑さよりも悪天候が目立つ夏だった、と思います。まだ夏は終わっていませんが、振り返るとなんだかんだいって台風の大風、大雨、そしてこのお盆中の長雨で、私にとってはお盆前の暑さがもう上書きされていて、どちらかというと悪天候な夏だったな、という印象です。

 あちこち被害が出ている中で言うのも宜しく無いのですが、少し恵みの雨になった、とあえて言うならば、今年は人参に水をあげなくて済んでいます。

 人参というのは7月末から8月のお盆前までに種を蒔くことで、11月頃から新人参が出荷出来ます。これより早いと病気が出やすかったり、遅いと冬までに大きくならなかったりするので、蒔き時が限られているのです。

 しかし、8月上旬といえば一般的には「1年で最も暑い時期」。つまり、畑は触ると暑いぐらいに土が熱っされているのです。そのため昔は夕立が降ったので良かったのですが、今や潅水設備が無い畑では人参は育てられなくなりました。

 もちろん、家庭菜園レベルの私の畑では井戸なんて無いわけで、水をたっぷりくんではジョウロでひたすら水をあげる、なんてことをやってきました

 特に昨年は暑すぎてどうにもならなかったので、ほぼ毎日、夕方の畑に行って水を撒いていました。そのときに「あ~、もうこんなことはやっていられないから、人参は止めよう」と思ったのでした。

 ところが、長年自分で作っている黒田五寸人参は美味しい、というのがわかっているのと、「そろそろ人参の種まき時期だな」と、どうしても習慣になっているので、種を蒔いちゃうんですね~

ということで、今年も体がウズウズして台風後の畑が湿っている時を狙って種を蒔いてしまいましたその後、暑さが続いたので「どうかな~」と思っていたのですが、また今回の長雨で畑は十二分に湿りました。昨年の水やりに通った夏を思うとまるで違って雨の多い夏だな、と体感しています。

 また、カボチャや瓜などの葉っぱも前回の台風、そして今回の大雨でほぼやられてしまいました

 通常は8月末まで元気なのですが、こうも葉がずたぼろにされると光合成が出来ず実は大きくなりません。今の時期は最後の小さな実が熟れる時期なので、まあそれが今年は穫れないだけなのですが、「悪天候続きだな~」と身にしみています。今日は久々の晴れですが、週末から曇天続きのようですしね。

 なお、台風や今回の大雨などが続いた後の野菜は、どうしても光合成が少ないので皮が弱めで傷みやすいので、すぐに冷蔵庫に入れると共に、いつもよりお早めに食べきってしまうことをお勧めします。あとは、田んぼですね。稲刈りシーズンに入るので、台風がどうか来ませんように

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どんどん過ぎゆく夏

2021年08月16日 | 素敵な家族・子供との時間

いや~、雨、凄かったですね~。

この夏は本当に雨が多かったですね。

もちろん、暑い夏でもありましました。

その間、日々、草取りをしながら毎日山のようなキュウリを収穫したり、オクラのお世話をしたり、まあ、何かと畑仕事に出ておりました。

ヒマワリも見事に開花し、きれいに咲き、今では下を向いています。

前回の台風でキュウリはボロボロにされ、今回の大雨でカボチャとオクラがボロボロにされました。

何とか生き残っているのがゴーヤ、空心菜、ニラでしょうか?

これからまた暑い日差しが戻ってくれば、復活するでしょうが、まあ、悪天候続きですね。

 

それにしても夏がどんどん過ぎています。

今年は特に今までに無い感じで夏が早く進んでいます。

その理由は2つあります。

 

1つは、中3の息子が受験生であること。

7月末から時間が出来たので、話を聞いたり一緒に動いた結果、まずは志望校が一応決まりました。ただ、実力テストというものからするとあと5教科でプラス100点必要なんですね。

通常ならとても狙えない点差が開いていますが、我が息子は天才で地頭が良いので、やろうと思えば吸収は早いのです。塾にも行かないようなので、家庭教師のようなことをしております。家で1人でいるとなかなか勉強がはかどらないので、夜は一緒にやっていますが、たまに日中に時間があるとカフェへ連れ出して一緒にお勉強しています。

私も久々に中学勉強をしっかりやってみて「懐かしいな~」と思います

ちょっと前に「ドラゴン桜」がTVでやっていましたし、ネットやいろいろな情報がはこびっている時代で、ちょこちょこ目を通してみましたが、「あっ、やっぱり自分のやり方はトップレベルのやり方なんだね」と自信が付きました。

ということで、自分が中高時代にやっていた勉強の仕方は、今も全く問題無く最高のやり方だという自信を持ちつつ、ちょっとアプリなども使いながら、子どもに伝授しながらサポートしています。

まあ、子どもの力を引き出す事こそ親の本命なのですから、上手に立回りながら引っ張りあげようと時間を使っています。

 

夏が早い2つめの理由は、ONE PIECEです

まあ、夏に限らず春からなのですが、昨年は鬼滅の刃を子ども達と夢中で読みました。

で、今年の春からは我が家にONE PIECEブームがやってきました

お友達のところに春休みにお泊まりしてから始まったのですが、今、ようやく「最新章のワノ国」に来ました。なんと春から97巻まで読んだことになります 光月おでん、過去最高キャラクターです

99巻まで出ていて、今度100巻が出るので、そこからは最新巻を楽しみたいと思います。

 

そんなこんなで夏休みも残りわずか。

ONE PIECEは最新巻にほぼ追いついたので、目下、中3息子の月末の実力テストのサポートに心も時間も注いでいます。

本当は自分の塾やら著作などを進めたいと思ってはいたのですが、まだタイミングではないようです。志は心に熱く持ちながら、まずは今の仕事に全力で尽くしたいと思います

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大きな黄瓜

2021年08月10日 | 農的体験・生活

いや~、暑い日が続きますね~

まあ、お盆前は1年で最も暑い時期ですから、まあ、やり過ごすしかないですね。

さて、今年はのカボチャは梅雨が結構すごかったせいか、ちょっと小玉。

ただ、玉数は例年なみで、こういった箱で4箱分は穫れそうです

そして朗報は小玉スイカが復活しました

梅雨で葉っぱがボロボロになり、大きくなる前に茎が枯れてしまったものは、切るとまあ赤っぽいのですが、食べると「まあ、食べれなく無い」という感じで、甘さもボチボチでした。

しかし、梅雨後に実をつけた玉がすくすく育っています

8月末~9月頭には食べれる

一方、1ヶ月以上にわたって山のように穫れ続けてきたキュウリが台風でボロボロになってしまいました

毎日、山のようにキュウリが食卓に上り、ひたすらキュウリを食い続けてきましたが、これからはがくんと終了が落ちて、終了になります。

まあ、それは仕方ないとして、1本、見落としていたのが大きな黄瓜になっていました

キュウリは胡瓜と書きますが、昔は黄瓜とも書いたことを知らない人が結構いますよね。

江戸時代は黄色にして食べていたそうで、「黄瓜はまずいし体に毒(苦みがある)だから食うべからず」というおふれも出たそううな。

それが品種交配で今のように未熟果の小さいのでも美味しく食べられるようになったそうです。

で、大きな黄瓜ですが、子ども達も昔は良く畑に来てこんな黄瓜を見ていたのですが、最近は来ないので、わざわざ持ち帰ってみせたら、やっぱり「何これ?」という反応。それでも「はぐら瓜?」みたいに瓜ということはわかったので、まあ良しとしましょう

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■野菜中心、昔ながらの食事

2021年08月04日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の朝採り野菜ボックスのお手紙です。

先週の土曜日は大人向けの「食と命の教室」で、夏野菜を色々収穫しましたが、ちょうど小玉スイカが出来上がる時期で、農家の髙柳さんが「下手な清涼飲料水を飲むより、生きている命の塊であるスイカを食った方が良いぞ」と言って、昼前、お昼、おやつの時間に1日3回、みんなでスイカを水代わりとして沢山食べました

最近の子どもはスイカが好きでは無い子もいるようですが、やっぱり夏はスイカですよね~


 さて、「食と命の教室」では、毎回、髙柳さんの奥様と娘さんがお昼を作ってくれるのですが、基本的にお肉は出ません。年に1回ぐらいスイカや卵が出ますが、お野菜だけでよくこんなに沢山のおかずがつくれるな~、と思うほど、毎回いろいろなおかずが出てきます。

 しかもそれが美味しい!毎年、「教室の一番の目的はお昼ご飯です」と言う人が出てくるほどです。

 そんな教室では、昔ながらの生き方をしている髙柳さんと有機農業だけでなく、昔の日本人の生活習慣や生き方も学ぶのですが、最近のコロナの話から、サプリメントの話まで、色々熱く語っていたのが印象的でした。どんな話かといえば、こんな話です。

 「コロナが騒がれているけど、ウイルスは人類が生まれる前からいるし、コロナをやっつけても必ず違うウイルスが出てくるからいたちごっこ。それはまるで今の農業と同じだな。病気が出てきたらそれをやっつける薬を開発する。そうすると耐性をもった病気がまた出てくる。そもそも病原菌はどこにでもあって、それにかかって弱くなる体が問題。野菜が薬によって育つということは、病気ということでしょ?人間もそう。本来、免疫があってウイルスが来ても対抗しようとする。あるいは抗体でやっつけようとする。そういった力を本来は人間はもっている。そういう力を発揮できるような食生活やストレスをなるべく貯めない生き方をする事の方が大事だと思うんだけどな」

 こういう事を言うだけで無く、生活そのものがそうなっているのが凄いところで、髙柳さんの先代、その先代と、髙柳さんが知る4代さかのぼってもみんな大病知らずの医者嫌いで長寿なんです。何かあればマムシの焼酎漬け、梅肉エキス、ゲンノショウコといった民間療法で養生し、普段はご飯、味噌汁、おかずはその時に穫れる野菜、といった生活をずっとしています。

「肉も必要とか、サプリメントとか色々な話が出るが、うちはこういった伝統食で4代天寿を全うしてきたという事実がある。そして腹8分目。これでずっと健康に暮らしてきたんだ」。

 髙柳家のDNAがそもそも健康体の強い体を作っているという事もあるでしょうし、密になりえない農村という生活環境もあるでしょう。ただ、何より、地域に根ざして自然に感謝しながら農業を続け、食生活も昔ながらのスタイルを続けている事も、病気にならない強い体を作っている理由の1つだと思います。

 世界がパンデミックなのに全く変わらない生活をしている高柳家。一般人の私達はとても真似することは出来ません。

ただ、私も農の現場に触れながら野菜中心の食生活を続けてきたせいか、会社を辞めてからこの10年、インフルエンザなどにかかったことが1度もありません。そういった体質になってきたんだと信じたい今日この頃です。

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