半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

GW直前です

2021年04月28日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です。

そういえば野菜の写真撮ってみました。自分で撮影するとなかなか難しいですね

特に夕方時に撮ったので、日陰だと寒々しく、日向だと陰が出来る。プロとは違うな~。

 

今週のお手紙です

 あっという間に4月ももう終わりでもう少しで世の中GWです。コロナの感染者数は昨年とは桁違いでまた緊急事態宣言が出ましたが、もうみんな慣れてしまったようで、都内からの移動を自粛する人は去年より少なそうですね。実際、「田んぼと畑の耕育教室」に東京からお申込みの人もいます。まあ、こちらとしては全く気にしていないですし、2mの距離を離れるというのがありますが、田んぼではそもそも2mどころかそんな近くに近寄ることもほとんど無いですからね(笑)

 思い出すのが昨年の田植えの際に聞いたお母さんのお話。「都内ではスーパーに行くのも大変で、子ども連れで行くと変な目で見られて、本当に買い物以外で子ども外に出れたのは1ヶ月ぶりなんです。救いの場です」そういった方々の受け皿としても田んぼのように広々したところで地元の人とも接触が基本的に無い場所は、有り難かったのでしょう。

 また思い出すのが1月に個人的に1人で味噌作りに来られたもう何年もおつきあいがある方。大きな病院に勤めている看護師さんですが、「病院勤めというと嫌がる方がいるので、来てもよいか迷っていたのですが、OK頂いて嬉しかったです」という言葉。頑張っている人こそ息抜きの場があるべきで、世の中酷いな~と思いました。

 子育て世代にとって子どもと家に引きこもっていなさい、というのはそもそも無理がある話ですし、その方がストレスになって病気になってしまうのでは?と思ってしまいます。コロナで自粛するのは良いにして、例えば体を動かすべき子ども達は何かルールと場所を決めて定期的に遊べるようなスペースを用意することは、オンラインで勉強が出来るようにする事と同様に必要な政策じゃないかと思いました。そして医療現場などエッセンシャルワーカーと呼ばれる方々に対しても、国を守る警察官や自衛隊が公費なのだから、同様に公費で月に2泊3日で息抜きに温泉貸し切り、とかやっても良いんじゃないなか~と思います。

 持病があったり高齢者やインフルエンザにかかりやすい方は出来るだけ自粛し、外に出る事が心身の健康を保つためにはある程度必要な方には、優先してレジャー施設なり公園をルールを作って使ってもらう、なんてことは出来ないのかな~とGW前に思ってしまいました。まあ、私が東京からはほど遠い地方都市成田の農村で仕事をしている人間だから、こんな悠長な事を言ってられるのかもしれませんけどね。

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春は忙しい時期です

2021年04月21日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です。

 先週の土曜日は「食と命の教室」でした。2月にゴマ粒より小さい種を蒔き、3月にセルトレイからポットに鉢換えし、今月はついにハウス内に移植です。種蒔きから移植までの一連の流れを体験し、「こんなに立派に育つんですね~」とみなさん感慨深げでした。やはり何事も体験が一番ですよね。


 そして今月は野草摘みとタケノコ掘りもしました。その辺を歩きながらユキノシタ、カラスノエンドウ、ヨモギ、スギナ、オオバコ、タンポポなどのいろいろな食べ方と効能をお話しましたが、なかなかの盛り上がりでした♪そんな「食と命の教室」は既に来年度のお申込みが沢山入り、そろそろ募集終了です。この1年で本当に劇的にお申込みが増えました。

 子ども連れのご家族向けの「田んぼと畑の耕育教室」も例年は4月下旬でそろそろ満席、という感じだったのですが、今年は3月で全日程満員御礼となりました。成田市内の方で「小学校でチラシを見たのですが、いつからやっているんですか?」と問い合わせする方もいて「今年で10年目ですよ」と言うとびっくりする人も。幼稚園・小学校などにチラシを配って多分8年ぐらい経つのですが、今まで目に止まらなかったのでしょうね。「食と命の教室」もおかげさま農場の直売所にポスターを毎年貼っていたのですが、今年は「ポスターを見ました」という方が多かったです。

 今まで向いていなかった自然や農業体験に意識が向くようになった人が増えたんでしょうね。だから今まで告知していたのに目に入らなかったのが、この1年で急に目に飛び込んできたのでしょうね。私は原発事故が大きなインパクトを受けたのですが、コロナは農村や農業に対する意識を広く大きく変えるきっかけになったんだな~と、ここ数ヶ月、申込み受付や問い合わせを受ける度に感じています。

 

 さて、「食と命の教室」は2月から始まっていますが、「田んぼと畑の耕育教室」は5月から始まるので、私もそろそろ多忙な日が始まります。一方、農家の皆さんは一歩早く忙しさのピークに入りました。


 春は芽吹きの時期で様々な命が芽吹きます。寒さで地中にひっそりとしていた雑草の種も芽を出しどんどん伸びてきますので、早い内にとらないとあっという間に大きくなってしまいます。また夏野菜も種の蒔き頃で、特に瓜類は4月が蒔き時です。ミニトマトやナスなどの果菜類は種が小さいので2月に蒔いてようやく今月移植です。ところが瓜類は種の力も大きいのであっという間に苗となり、ミニトマトなどに追いつき追い越せでもう植え付け時期です。

 こんな感じで草も野菜も同じようにぐんぐん育つので、仕事が重なるんですね。ここに更にお米が入るともう大変。3月に芽出しをして育苗が始まると、夏野菜と一緒に毎日苗のお世話が必要です。カッと照った日には急いでハウスの裾の開け閉めやトンネルの換気が必要ですし、潅水も必要です。そして苗はぐんぐん生長しますから、もう人間の都合ではなく野菜の生育に人間が合わせて仕事をするしかありません。

 そして苗を移植したら野菜であれば芽かきなどのお手入れ、田んぼであれば毎日の見守りが発生します。と同時に畑の草取りや畦の草刈りがずっと続くわけです。そして夏野菜の収穫が始まると、毎日が戦争です。こんな感じで今が一番忙しい時期ですが終わりは無く、ここから秋の収穫が終わるまではノンストップなのです。

 「街の人は花見をするけど、俺たちはそんなことはやっていられなえよ」と言って、花見に行く農家さんは少なく、見ても夜桜。また「GWなんて俺らには無いよ。野菜は毎日育っていくからな」という感じです。忙しい日々ですが、それでも誰かの指示に従うのではなく自然相手に行う仕事ですし、生業として生活=仕事ですから、今の時代、魅力的に感じる人が増えてきているのでしょうね。

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「食と命の教室」野草摘みなど

2021年04月17日 | 農的体験・生活

今月の「食と命の教室」ですが、まず2月にみんなで種を蒔いたミニトマトをついに移植しました

あのゴマ粒みたいな種が移植時期を迎え、それをみなさんが体験出来たことは何よりです

しかも、苗はお土産で持ち帰りOK。がっしり育っていて参加者も「ホームセンターの苗とはまるで違いますね」という言葉に対して、髙柳さんも「昔、ホームセンターの苗で上手くいかなかったけど、ここの苗なら上手くいったという人がいたぞ。だから、これで上手くいかなかったらあんたの畑が悪いんだ(笑)」と答えていました

そして毎年4月は「野草摘みの月です。

春は野草の時期で、ふきのとうに始まり、ヨモギといったところが定番ですよね。

その他にもカラスノエンドウ、スギナ、オオバコ、ドクダミなど色々な食べ方と効能があり、今回は参加者の1人が野草に詳しい方がいて、私だけでなくその方の知識もあり、一緒に歩きながらその辺に生えている道端の野草の話でなかなかの盛り上がりでした

そしてメインは「山裾の湧き水に自生しているセリ、クレソン」。

私はあの独特なクレソンの臭いは好きではないのですが、好きな方は好きでして、みんなで収穫しました。

クレソンとセリ

そのとき、なんと沢カニをゲットした人が

こんなところにもいるんですね~。私でも初めて見ました。

さて、2仕事終えた後はいつものお母さんの手作りご飯です

毎回、野菜だけでこれだけのレパートリーのおかずがつくれるのは、本当に凄いですよね~。

さて、いつもはお昼後はのんびり休憩するのですが、今回はタケノコ掘りに行く事をプログラムに入れたら、半分ぐらいの参加者がものすごい勢いで「タケノコ掘りたい」となり、天候もあったので「早く行きましょう」とのことで、休みもそこそこでタケノコ掘りに行きました。

タケノコって、ご縁がある人は毎年自分で掘りに行ったりもらえたりするので、普通の食べ物なのですが、都市部に住んでいるとなかなか手に入れる事が出来ないものですよね。

そういう意味で「都市部と農村のギャップ」の1つの象徴でもありますよね~。

ということで、「もうタケノコはいらないです」という方は、タケノコ掘りの指導をしてくれたりと、それはそれでみなさん楽しくやりましたし、「タケノコ掘りたい」と目を輝かせていた女性の1人は、急にテンションが下がったので「どうしたんですか?」と聞いたら、「タケノコ掘りって大変なのがわかりました。掘ってもらった方が良いですね」とのこと。そのギャップが面白かったです

さて、タケノコ掘りを満喫した後は、のんびりタイム。

髙柳さんが「長ネギでも掘るか」と言ってくれたので、みんなで収穫。

分けネギといって、ニンニク、らっきょうと同じように1本植えればあ、どんどん分かれて無限に増えていくやつなんですよ~。

また、キャベツも分けてくれました。なんとまあ立派なキャベツ

ちょこっと虫もいるのですが、まあ、無農薬でこれだけきれいなキャベツとは、凄いですよね~。

そんなこんなで、振り返れば盛りだくさんだった今月。特にタケノコの人気が凄かったので、最後の振り返りでもタケノコの感想を言う人が多かったです。

農村ではタケノコは竹藪になってしまう元凶なので厄介者の扱いですが、都市部では買う物。まさに「地域間のギャップ」ですね~。

教室終了後、今回は車で送迎する人がいなかったので、髙柳さんが「お茶でも飲んでけ」ということで、久々に教室終了後に髙柳家へ。

参加者1人も一緒となってお茶をし、夜ご飯まで頂いてしまいました

その会話の中で、ご一緒した参加者が「みんな良い人で楽しいですよね」と言うと、髙柳さんが「みんな腹を割って本音でしゃべっているからだな」と答えたので、私からは「みんながそうなるのも髙柳さんがいることでそういった場になるからですよ」と。

結局、誰でもウエルカム、腹を割ってストレートに物を言いつつ、そのお人柄は誰もを包み込む優しさと深さがあるから、一緒に居合わせたみんなが同じようになれるわけです。

私が昔習ったco-active coachingで「場をholdする」という概念があったのですが、これはとても感覚的なものなのです。

意識をどこに向けられるか、というのもあるのですが、髙柳さんの場合はお人柄でholdしているわけです。

結局、良い場を作るのも人、ですよね

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春の農村

2021年04月14日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です。

 ここ最近、本来の春らしいというのでしょうか、適度な晴れでたまに春雨、といったようにパッとはしないもののモヤモヤしたような天気が続いています。3月が異常な暖かさでどの野菜もぐんぐん生育し、今週は新玉ネギが入りましたが、こんな早い時期に玉ネギを出荷出来るのは過去初めてです。一方で、4月に入り気温が下がり、日によっては風が冷たいので、気温に比べて肌寒い日もあり、農家のみなさんからも「昨日は寒かったな~」と言った会話が聞こえてきます。

 そんな春ですが、今年は適度な湿気があります。春というとここ数年は「春の砂嵐」が起きるのが通例でした。雨が降らず畑がパサパサに乾燥するのですが、特に野菜を植え付けるために一斉に畑を耕すのでより乾燥しやすく、春風と重なって土埃が舞い5m先が見えないほどになる日があるほど。それが今年はほとんど無いので「今年は適度に湿っていていいいな」という声も。そういう意味ではここ数年続いてた「春の干ばつ」が無いので本来の春っぽいのでしょう。

 そして春は夏の野菜のために畑の準備を行う時期です。スナップエンドウのネットを張り、出てきた草を刈り、元肥を撒いてマルチを張り、これから出てくる夏野菜の種や苗を植える畝を準備します。そんな感じで今の時期は頑張る時期なのですが、ふと息をつくと自然に癒やされる時期でもあります。お日様はまぶしく、空や風が気持ち良いです。ウグイスはさえずりは美しいですし、キジのつがいが隣の畑から顔を出します。特に今年のキジは過去に無い程でっぷり太って大きく、「昔の人だったらキジ鍋にしたら美味そうだな、と言って狩りをしたんだろうな」と思うほどです(笑)

 キジと言えば良く聞く話が「キジは絶対逃げないという話です。キジは今の時期に草むらに巣を作り卵を産みます。そうすると敵が来ても絶対親鳥は逃げないのです。農家さんから聞く話としては「人参の近くにこんもり何かがあって、良く見たらキジの巣なんだよ。あいつら逃げないからそこは残して収穫したんだけど、畑の真ん中だから後片付けが出来なくてな。できたら畑の隅にして欲しかったな(笑)」とか「草刈りをしていたら、あっ、って、やっちゃったんだよ。見えなかったからなんだけど悪い事したな。草刈り機が近づいてきても逃げないんだよな、あいつらは。まあ、ある意味、偉いよな。何があっても逃げずに命をかけて子どもを守るから、今の人間よりはよっぽど親をしているよな」とか。この話を聞く度に、今の人間は偉そうにしているけど、鳥獣からも学ぶ事が多々あるよな~と思います。

 実際、私の畑のとなりは菜種油用の菜の花畑になっているのですが、そこにはキジのつがいが巣を作っているようで、かならずそこにいます。雄は見張りをしているようで、時には10m先まで近づけることもあります。自分がおとりになって巣に外敵を近づけさせないのでしょう。この前はカラスが菜の花畑の隅に降りたってガーガー鳴き、仲間を呼び寄せていました。恐らくこういったカラスなんかも卵を狙っているので、こういった外敵を追い払うのも命がけなんだろうな~と。

 そして田んぼでは早い人は田植えが始まりました。カエルの合唱も始まっています。日が長く伸び、仕事も沢山合って何かとせわしない季節ですが、それでも生命の躍動を感じられる春は気持ち良いものです。

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春の畑

2021年04月10日 | 農的体験・生活

春です

3月までは例年より暖かかったのですが、4月は例年通りっぽいようでちょっと肌寒い日もありますね。

でもやっぱり春は気持ちの良いシーズンです

そして、今の時期は5月から本格化する夏野菜の植え付け前に畑の準備をする時期です。時間があれば畑仕事してます。

草取り、元肥の散布をして後に耕し、畝を作りマルチを貼る、といった作業や、年超えのスナップエンドウやニンニクなどの草取り、またスナップエンドウは春蒔きしたところがにょきにょき出てきているのでネット張りなど、まあ色々あるのです。

また、お隣の髙柳さんの畑では菜の花が満開

菜種油を絞るための菜花なのですが、その高さは背丈を超えるほどで、それがずっと向こうまで続いているので、凄い迫力なのです。きれいですね~


そして、この菜種畑の周辺で、今年は過去見たことが無いほどのでっぷり太った大物がいつもいます。

警戒心が弱いのか、いつも10mほどまでは近づいても逃げません。

これほどでかいのは見たことが無く、「キジ鍋にしたら凄いだろな~」と思うほどまあ、それだけでっぷり肉付きが良いのです。

ただ、夕方にカラスが近くに舞い降りてガーガー鳴いて仲間を呼び寄せていたので、もしかしたら菜種畑に巣があるのかもしれませんね。だから私が近づいても逃げないし、カラスが来て卵をやられないよう警戒しているのかもしれません。

今の時期はキジはあちこちで鳴いていて、人間よりキジの方が多くみかけます。彼らは繁殖シーズンなわけですが、良くある話で、草刈り機で草を刈っているとキジをやっちゃう、というのです。

それは「卵や雛を守るために逃げない」からで、良く農家さんが「キジを見て見ろ。今の人間よりよっぽど立派じゃ無いか」と言います。

私もこのお話を聞いてから、キジはえらいやつだな、と思っているのです

畑では昨年調子が悪かったアスパラちゃんがニョキニョキ出てきました

冬超しラッキョウは見事に育っています

ニンニクも今年も絶好調らっきょうもニンニクも自家採取して大玉ばかり植えてきたので、年々でかくなっていくのです

ニラも同じく自家採取の玉分けですが、あちこちで春ニラが出てきています。しばらくニラパーティー続きです

春は畑仕事をしなくちゃ、という気分になりますが、ちょうど時間があり、楽しい時期です。

まあ、5月から田んぼでスーパーハードになるので、今のうちの楽しみ、という感じですね

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無事、入学♪

2021年04月08日 | 素敵な家族・子供との時間

今日は次男の中学の入学式。

長男は3年生ということで、久々に2人で同じ学校に通う事になります

それにしても2人とも無事に中学生になれたのは感慨ひとしおです

まず、可愛い可愛いで育ててきた子どもですが、いつ大病にかかるかわからないということで、日本では縄文時代から7歳が区切りと言われてきたそうです。その名残が七五三であり、ドイツのシュタイナーは7歳までは魂が神様のところと人間界のところを行ったりきたりしている、と言われています。

そんなことで、七五三では7歳まではまだふらふらしていた魂が体に入った、つまり、これで魂がきちんと入り、大きな病気にかかって死んでしまう、という確率が落ちて一段落した、という意味で一安心しました。

その後も、まあ子どもは可愛いわけですが、ギャングエイジと呼ばれる小四前後では可愛いといっても子供は汚い言葉を使い始め、自我が芽生えていき、それでも学校生活を楽しみつつも頑張るときは頑張っている姿を見ると、親としてはとても刺激になり勉強になるわけです。

そんな子供が2人とも中学生になったわけで「あぁ、まあこれでもう大丈夫だな」と本当に思えたわけです。

まず、日赤の院内学級で大人になれるかわからない子ども達がいる中で、無事に中学生になれたこと、有り難いな~と。

そして、これからぐんぐん体が大人になっていくわけで、生命力がほとばしり肉体的には絶頂期に入り、そうやすやすと病魔にはやられないわけで、親としてはあまり心配する必要が無いステージに入ったわけで、有り難いな~と。

もちろん、中学生は思春期まっただ中。は心と体のバランスを取ること自体が大変ですし、中学生は小学校以上に締め付けが厳しく、思春期と有り余るパワーを規律でコントロールしていくのが中学校なわけですが、部活や先生や友達次第、ということもあり、そこは心配でもある一方でもう心配してもしょうが無い、という段階でもあるとも思います。

いじめにあわず不登校にならず学校に適応して通えるだけでも合格点なわけで、出来るだけ学校で楽しく暮らしていってうれたら十分なわけです。

そして大人に向かっていく流れで親は子離れをしていき、子も親離れをしていく、ちょこっと寂しい時期でもありますが

それにしても、無事、息子達が中学生に無事なれたということで、今日はめでたい

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これからの時代はどうなるのでしょうか?

2021年04月07日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」の手紙です。

 温暖な気候が続いており桜は散ってしまいましたね~。昔は4月半ばが桜の季節だったそうですが、私の世代では入学式、そして今の子供達の代は卒業式が桜の季節になったのですよね。

 何度か「時代が変わったな~」と書いていますが、農業界もまた何度目かのブーム到来で、今回は大企業や脱サラの方など勢いがすごいようです。あと10年経つと今の現役の農家さん=平均年齢70歳前後の体が動かなくなってきます。そうなると大量生産ができる農家がガクっと減ります。今の農業ブームは「儲かる農業」を目指していますので、需要があるもの、高く売れるもの、といったところに集中するため、「いろいろな旬の野菜を一定品目そろえて」といった、みみずの会のような生産者集団は減ってしまうのかな~と危惧しています。

 一方で、数年前が嘘のように今は「有機農業」に関心が集まっており、国も環境問題=計算上の二酸化炭素排出量を減らすために、有機物を地中に埋める有機農業を広げようと高い目標設定をしました。また、私の周りでは子供を飛び越して孫が農家であるじいちゃんの跡を継ぐ、といった話が聞こえてきました。どんな事態も「ギリギリの状態になると反動で揺り戻しが起きる」というのが自然の摂理と私は思っているので、その「ギリギリの状態=農家の主要世代の引退が迫っている」ことで、農業も大きな揺り戻し、変革が迫ってきているな~と感じます。

 そういえば英語についてちょこっと新中学1年生の子供たちの声を聴いたのですが、私が予想している以上に「英語はわからん。もう嫌い」と言うのでびっくりしました。英語学習が小学校で始められているのですが、低学年で読み書きをさせたり、高学年では意味も分からず外国人教師の言われたとおりに英語をしゃべらされるシチュエーション学習をさせられるので、「わからん」となるようです。中学校で学んでいたことを小学校で触れているので、昔に比べれば良いのかな、と思っていたらその逆で苦手意識を植え付けているようなのです。困った問題です。ただ、やはり習うより慣れろの世界でもありますので、少し学習を進めれば、やはり小学校でいろいろなパターンに触れている事がプラスに働くと信じてやっていこうと思ってます。

 英語に似た問題ですがオンライン学習やスマホアプリ学習も今年は大幅な飛躍の年でしょう。成田ではこの4月から小中学生にi-padが配布されますが、既に全国の高校の約4割がリクルートのスタディサプリを導入しているそうです。こういったデジタル改革についていくのに苦労しているのはおそらく教育現場でしょう。民間の力を借りると言えば聞こえは良いのですが、選択肢が多すぎてしばらくは混乱していくんだろうな~、と思うと同時に、この10年で当たり前になっていくんだろうな~とも思います。


 これからますます世界人口は増え資源競争が起き戦争も多発すること、一方で日本は人口減少、超超高齢化社会に突入し貧国になっていき貧富の格差が広がっていくこと言われています。何となくわかりますが、実際、これからどういった時代になっていくのでしょう?この10数年でこれほどスマホが普及するとは誰もが想像できなかった通り今では想像ができなかった物・事が当たり前になっているんでしょうね。当たり前が目まぐるしく変わる時代に自分の立ち位置をどこに置くかをきちんと決めて生きていかなくてはな~と思います。ただ1つ変わらない事があるとしたら、人は食わねば生きていけない、ということでしょうか。

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