半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

今日もわんぱくプレパーク

2013年11月30日 | 素敵な空間・イベント
先週に引き続き、今週も「秘密基地」を作る予定の場所に行ってきました

秘密基地については→こちら

ここは、今は使われなくなった「わんぱくプレパーク」でもありました。
だから、子供が遊べる自由なスペースが広がっています


ここの出会いは実は昨年の夏。
その様子は→こちらから

1年前のご縁があり、私の中で種が播かれ、今年の秋に改めてお邪魔し、来春から私が借りることになった、というまさに「流れ」「ご縁」が来ているな~と感じます

さて、子ども達が早速始めたのが「からすウリ」の採集。
「マンゴーだ」と叫びながら、たっくさん収穫していました。

からすウリの下は日陰になっています。
日陰では霜柱が立つような季節になったのですね~。子供はざっくざく踏んで遊んでいました。



木のブランコが終わった後、大体みんなが行くのが床だけのツリーハウス。
子供にとってはまさに秘密基地ですよね~


裏からは縄ハシゴで昇れます。



こちらははしご&ブランコ付きの木。


すべり台もあります。


鶏小屋もあります。


裏には畑があり、種を播いてから2週たってもなかなか芽が出なかった小麦が、ようやく芽を出しました


来年になったら、ここで採れた小麦をつかって生地を作り、ピザ釜を作って、ピザを焼きたいですね

また、私がやりたく、子供にも自由にさせたいのが「木工」です。
手仕事は、基本的に楽しいし、小さいうちに色々やっているのが良いと思っています。

先週に続いて、今週も木工道具と木材を持ってきたら、お友達はキリで穴空けに夢中。


4歳の次男は、前回恐らく生まれて初めてだろうに、上手にトンカチを使っていました。
今回も、器用にトントン、カンカン


前回、作品名「顔」を作ったアーティストの長男は、なにやらサイコロ形に角材を切り出し、更に三角に木を切っていました。


今回は何を作っているのかな~、と覗くと・・・


家でした
やっぱりわが子は天才だ


その後は、森のほうに行って男の子3人で何かをコソコソやっていましたが、小刀で枝を削って「やり」を作っていました。
男の子の考えることは面白いですね~

午後から女の子2人をつれたいつも懇意にして頂いているご家族も来て、トランポリンをしたり、ワンちゃんと遊んだり、のこぎりをしたり、楽しそうに遊んでいました

2週にわたってお邪魔しましたが、こういった「第二の居場所」は、子供も大人も欲していると思います。

お父さんであれば「家と会社以外の居場所」になりますし、子供にとっては「家と学校以外の居場所」になります。

「居場所」というのは、自由に大人も子どもも好きなことを自由に楽しくできる場所。


「誰1人間違っている人はいない」
「その人の持っている才能(天から与えられたギフト)を伸び伸び発揮できる場所」

そんな「居場所」になればいいな~と思っています。

私が1人で切り盛りするんではなく、こういった「場所」を欲している人みんなで楽しく関わっていく場所になれたらな~と思います。

目下の木になるところは家賃。

関心がある人が集まって、みんなでシェアすれば何とかなるかな、と思っています

こんなところで遊びたい、何かやりたい、という人、是非お声がけ下さい
秘密基地については→こちら


ここでたっぷり遊んだ後、夕方、根本さんのところに配達用のお米を取りにいったら、丁度、大豆が収穫してあって、ハウスで干しているところでした。

これは丹波の黒大豆。1トンちょっとあるそうです


超大粒の丹波黒大豆、凄いですね~。

ちなみにコンバインで刈ると畑には超大粒=熟れて弾けた一番いいところ、が沢山こぼれているとのこと。
でも拾う手間が無いとのことです。もったいない


それにしても、15時過ぎると途端に寒くなってきますね~。
気づけばもう11月も終わり。

もう年末ですね~。

今年も残りの月を精一杯生きて、来年も良きご縁がありますように
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子供賛歌♪

2013年11月29日 | 素敵な家族・子供との時間
改めて、子供は素晴らしいな~、というお話。


私は、ほぼ毎日、子供が寝息を立てている寝顔を見ていると「あ~、本当にこの子達が来てくれてよかったな~、これ以上の幸せは無いな~、最高だな~、有難う~」と思いを持ちます。

そして「どうか、この子達が幼少の間、幸せに包まれ、親に愛されているという安心感を持って大きくなれますように」と願います。


上のお兄ちゃんは、病院で生まれました。

陣痛促進剤を打たれ、無理やりお母さんのお腹から外に出され、出てきたときはへその緒が首に3重に巻きついていました。

だから、生まれたばかりの時は、泣き声を出せませんでした。

恐らく苦しさから出した自分の排泄物のような黄土色の汚物にまみれ、鼻から管を入れられそれを肺から吸われ、すぐに別の部屋に運ばれていきました。

それから、少し時間を置いてから、呼吸器を当てられながら小さなベッドの上でご対面。
お医者さんはこんなことは当たり前のような様子。冷たい出産でした。

あの時は初めてのことだったので、何とも思わなかったのですが、後でいかに可愛そうな苦しい誕生だったかと思うと、未だにいつも胸が締め付けられます。


そして、小さい頃、奥さんが子供を置いて外出してしまっていて、私が外から帰ってきて、当時住んでいたマンションのエレベーターを降りると、どこかで子供の泣き声が聞こえてきました。

「どこの赤ちゃんだろう?」と思いながら玄関に近づくと、どうやらわが子が泣いているようでした。

急いで玄関を開けましたが、その時1歳だったと思うのですが、昼寝から起きたら誰もいなく、ママと呼んでもどこにもいない、ひっそりとした薄暗い部屋でどれだけ泣き叫び親を探したのでしょう。

もう泣きつかれてしゃっくりも出て、呼吸も半分出来ないほど泣いていました。


また、2歳ぐらいのことだと思いますが、親戚の甥っ子・姪っ子が遊びに来て、公園でみんなで遊んで帰ったとき、わが子だけがいなくて、探しまくったのですが、近所のおばちゃんに抱かれて、同じく泣きじゃくっていました。

そんなことがあり、小さい頃、どれだけ心に傷を負わせてしまったのかを考えると、とにかくその痛みを和らげ、お父さんは愛しているよ、安心して生きていいんだよ、もう二度とそういった苦しみを味わせないよ、という思いを強く持ち、償いの気持ちも持ちながら接してきました。

苦しめてしまったこと、それは彼に対する原点で、いつもその時の思いは忘れていません。

また、私が本当に苦しいときに、世界でたった1人の心の支えでした。

ある意味「命をすくってくれた存在」でした。


そんな彼が日々成長し、大きくなり、元気に生きていることが、とてつもなく愛しく、嬉しく、有難いのです。

だから、ほとんどの親がそうでしょうが、世界がどうなろうと私はわが子の味方ですし、子供のためならいつでも命を差し出せます。


子供は親を選んで天から降りてきたと言われています。

こんな素晴らしい子供が我が家を選んでくれたこと、心から有難いと思っています。

奇跡とはこういうことを言うのだと思っています。

だから、どんなに愛しても足りないぐらい大好きなんですね。


下の子は、和室の部屋で家族に見守られながら、助産婦さんに取り上げられました。

奥さんもとっても気持ちよい出産で、私も頭が出てくるところから生まれ落ちるところまで見ることができました。

産道を通りぬけるときが子供にとって一番苦しいようで、心臓の音が一瞬止まりかけました。

それほど子供にとっても命をかけて外に出てくるんだ、ということを知ることが出来ました。

そして今までお母さんと一体だったのが、狭い道を命がけで通り抜けたと思ったら、そこは肌寒くまぶしい世界で、突然、1人で生きなくてはならない寂しい世界に出てきた、そういったことをまざまざと見ることが出来ました。

だから、子供にとって生まれるということはお母さんからの別れで、とっても寂しくショックなことなんだ、ということを体感しました。
だから、顔を真っ赤にして泣いているのも当然ですし、その顔を今でも忘れません。

だから、精神的に寂しさを忘れて独り立ちが出来るまで、包み込んであげて抱っこして、お腹の中には戻れないけど安心感が持てるように接してきました。

初乳を飲み、お母さんの胸の上で落ち着いて寝た後、へその緒も切ることができました。

お兄ちゃんの時に比べると、それは幸せな出産でした。


下の子は、赤ちゃんの時からもうとんでもない暴れん坊で、寝返りも打てないときから、体全体で反動をつけて飛び跳ねようとしているぐらいでした。

何かあれば、泣き叫び、「このまま大きくなったらどうなるんだろう?」と夫婦で心配するぐらい、血気盛んというか凄い子でした。

だからこそ「どんなに暴れん坊でも、優しく接して包み込んであげよう」と、暴れん坊に対してこちらはなるべく穏やかに包み込むように意識して愛情を注いできました。

歩けるようになったら、それは世界が楽しくて仕方無いという感じで、あっちにいったりこっちにいったり、何かあれば大声で泣き叫び、猪突猛進タイプでしたが、徐々にその気性の荒さは落ち着き、赤ちゃんの頃の凄さは無くなりました。

そして愛くるしい笑顔と、天性のひょうきんさ、持っている運動神経、そして天性かお兄ちゃんの影響か、心に秘めた愛情深い優しさをもった最高の次男に育っています。

日々「パパもママも、おばあちゃんも、おばちゃんも、いとこの○○も、み~んな君のことが大好きなんだよ」と伝えています。
彼も「み~んなが大好き」といつも言います。



上のお兄ちゃんの優しさや笑顔は親の私達だけでなく、将来世界の誰かをすくうものだと思っています。
そういったことも本人に対して「お前はいい顔をしているね~。君の優しさや笑顔は大きくなったら多くの人をすくうよ~」と伝えています。

また、3歳ぐらいからノコギリをさせたりしていて、手先が器用で、集中力抜群

折り紙は年長さんの時に既に私を抜いていましたし、工作も大好き。
1年生になった今は、なんと手芸をやっています。

お料理も上手、歌も上手、お絵描きも上手。

好きな本を読むと周りが見えなくなるぐらい集中し、また今まで無数の紙芝居を創作して作ってくれました。


弟の方は、お兄ちゃんに引っ張られているという感じですが、みんなから愛されている感をたっぷり受けて、みんなが大好きな明るい子に育っています。


そんな子供が2人いるということは、本当に奇跡です。

自分の人生のピークはいまだな~、こんな日は今しかないな~、と日々思っていますし、子供が毎日大きくなっていることに感謝しています。

と同時に、どんどん大きくなっていくことに一抹の寂しさも感じています。

だからこそ、二度と来ない毎日を楽しみ、毎日毎日「大好きだよ~」というメッセージを届けています。


そして二人が生まれてきてくれたことで、それまで子供にどう接してよいかわからなかった私が、世界中の子供が大好きになったのです。

だから、子供って、本当に「世界の宝」だと思います。

世の中は子供のためにあり、大人は子どものために少しでも世界を素敵なところにしないとね。


あ~、子供って素晴らしい

日々、そんなことを思っています

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畑のお手伝い

2013年11月28日 | 農的体験・生活
今月ずっとお手伝いさせている「玉ねぎの定植」

今までの畑は終わり、今回は「イベント用」の畝だそうです。

ちいなみにこのマルチの上に載せているのは米袋。土のうの代わりで風で吹き飛ばないようにするためだそうです。


そういえば今回気づいたこと。
玉ねぎって、時計回りに根をはるんですよね。
わかります?


自然って一定の法則があるんですよね。
トマトは十文字に順番に4つ葉っぱを出して実がなる枝がつくように、あるいは自然薯が時計回りにツタを絡みつかせるように。

大根も確か時計回りにねじ込むように地中に根をはっていきます。
だから反時計まわりのようにまわしながら抜くと抜きやすいんですよ

玉ねぎもこうやって、必ず時計回りに根っこをはっていくわけです。
地球の神秘、自然の法則って凄いですよね~

玉ねぎの苗植えが終わったら、ハウスのお片づけです。

こちらは何かしているハウス。
覗いて見たら水撒き中。最近種をまいたのでしょうね。



さて、ハウスのお方づけというのは、一度収穫した後に、また生えて来た葉っぱを刈り取ってしまう作業です。
畑だとトラクターで野菜をつぶして土と一緒にうなってします(耕してします)のですが、ハウスだと、わざわざ刈り取って枯れさせてからうなうそうです。

手間がかかりますね~。

美味しいそうなロメインレタスです。


色々な葉っぱがこんなにたくさん
これを全部刈ってしまうんですね~。


「もったいないですね~」とつぶやいていると「仕事が終わったら持っていっていいよ」とのこと。

コンテナいっぱいのロメインレタス、小松菜、わさび菜を頂きました


農家さんはコツコツ毎日仕事を積み重ねていきます。

仕事とは、こういうものを仕事というんですよね。

日本人の基本的な仕事の仕方。

農耕民族が持てる技はこういったことから積み重なってきたんでしょうね。
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わんばくプレイパークデイ!

2013年11月24日 | 素敵な空間・イベント
みんなの農村ネットワークのホームページに「秘密基地」というページを秘かに作っています。
こちら

リンク先を見ていただくとわかるのですが、とっても敷地は広いのです。

来春から、畑・家屋・プレイパークとして使っていた敷地を借りる予定で、そこを色々遊べる秘密基地にしようと、目下、色々画策中なのです


場所は広々していて、裏の畑には既に小麦、菜種を撒いています。
うまくいけば、来年、小麦粉と菜種油がとれるかも

で、先週の日曜日、知り合いのご家族に声をかけ、子ども達と1日遊んできました


木の上からぶらさがったブランコは、アルプスの少女ハイジのように、ふり幅が広いのでとってもゆっくり大きく遊べます


大きな木の上にはしごを使って登るのも楽しい



でも、一番の人気が木の上の秘密基地。
木の上で泥水と木の実でスープを子ども達が作ってもてなしてくれました




そして、私がやりたいのが木工です。
木工道具一式と木材を持っていって、みんなでノコギリぎこぎこ、とんかちトントン。
これって特に男子にはとっても人気なんです


そこで光っていたのが、相変らず小1のわが子の作品。
みんな、切って釘を打ってが普通ですが、1人なにやら木を四角に2枚切り出して、何を作っているのかと思ったら、なんと、こんなものが
さすがです


年中のわが子もトントン。お兄ちゃんたちの見よう見まねで釘を打っていました。


ちなみにここには、ワンちゃんや鶏がいます。


そして、子ども達がなんと、卵を見つけてきました


と思ったら、理科の実験で使ったゆで卵をポイっと捨ててあっただけとのことでした

色々工夫し甲斐がある敷地です。

みんなでやりたいことを何でもできる秘密基地にしたいと思います。
そして、できれば家賃はみんなでシェアして持ち出しが無い様にしたいです

ちょくちょく遊びに行きますので、遊びに来たい方は、是非お声がけください
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子供の里芋レシピ

2013年11月23日 | 食べもの
わが子のレシピ
里芋を蒸かしてつぶしたものに鮭フレークを入れて混ぜ、団子にしてトースターで焼いたもの。
昨年の我が家の大ヒット作品で、今年も作ってくれました
美味しい
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どぶろく、完成!

2013年11月22日 | 農的体験・生活
どぶろく、初めて作ってみました

11月9日(土)の寺田本家さんの酒蔵見学会で触発され、寺田本家さんの白糀に寺田本家さんで汲んだ水、根本さんのご飯、飲み終わった寺田本家さんのお酒の「むすび」のビンを軽くすすいだ水(お酒の微生物が残っているから)を足してかき混ぜていました。

数日するとぷくぷく

そしてだんだ酒っぽくなってきて、10日ほどでに完成

まさに「むすび」のような味で、炭酸がしゅわしゅわ弾け、ほどよい甘みと酸味で「香取」より飲みやすい
これは、イケテます

ということで、この数日間、どぶろく生活しています
ほんと、売っているお酒より自然で美味しいですよ
体も喜んでいます
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読売新聞に

2013年11月21日 | 素敵な空間・イベント
火曜日に千葉市農政センターで有機の世界では有名な「生産者連合デコポン」の井尻社長と一緒に講演会をしたのですが、読売新聞の記者が来ていました。

その時は全く気にしなかったのですが、それが記事になって読売新聞に載ったことを、フェースブックで知人が知らせてくれました。

完全に頭からすっぽり抜けていました

ネットで見てみるとちょびっとだけ私の名前、出ていました
→こちら

ちなみに、千葉市農政センターでは「農家のあととりネットワーク」というのを作ろうとしています。
行政なのにとっても意欲的で、素敵な感じでしたよ
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ウイルスフリーの苗を作っている所

2013年11月19日 | 素敵な空間・イベント
今日、生まれて初めて「ウイルスフリーのさつまいもの苗の培養」がされているところを見ました。

「ウイルスフリー」というのは、ジャガイモの種芋やさつまいもの苗やイチゴの苗に良くありますよね。
病気が移らないよう、種芋や苗はウイルスフリーが多いのですが、実はどうやって作るのか、良く分かっていませんでした。

そして今回、初めて「さつまいものウイルスフリーの苗を作る所」を見れたのです。

どうやるかというと、いわゆる「成長点」を無菌の部屋で培養液につけて培養するのです。
つまり、クローンですね。

成長点はどんどん細胞分裂がするので、ウイルスの繁殖が追いつかないそうです。

さつまいもの苗以外にも、お花のランの培養もあって、「こうやって培養されてクローンができていくのか」と初めて知ることが出来ました。

ただ、ランなどは今や安価な中国ものが入ってきているので、日本で大きく培養する人はかなり減っているそうです。
う~ん、いろんな意味で凄いですね~。

農業を経営としてやるのであれば、ウイルスフリーが与えている影響は多大で欠かせないバイオ技術ですが、自然には無い増やし方でもあるので、違和感も感じます。

まあ、遺伝子組み換えなどに比べればマシだと思いますが。。。
青白い(写真だと紫っぽくなっちゃっています)光の中で培養されている苗、「バイオ」の世界を始めて垣間見た時間でした。
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田んぼと畑の耕育教室 そば打ち!

2013年11月17日 | 農的体験・生活
田んぼと畑の耕育教室、今回は、「手打ちそば」と「落花生の収穫」です

朝行くと、根本さんが「秘密の焼き芋道具」を準備していました

この機関車みたいに煙を吐いている円筒みたいなやつ。知っていますか?

これは真ん中に炭を入れて、周りにすくも(籾殻のこと)をかぶせることで、炭にする(くん炭と言います)道具です。




中の方が熱くて炭になるので、時たま外と中を入れ替えてまんべんなく炭になるようにします。


落ち葉も籾殻も、たっくさんの量が必要なのですが、満遍なく遠赤効果でじっくり焼けるので、本当に美味しい焼き芋ができるんです

子供達は、さっそく横の籾殻の山で遊び始めました。当然ですね


さて、午前中は、本日のメインイベント
そば打ちから開始です

まず、きちっと計った粉に、きちっと計った水を入れ、こねこねします。
この分量がポイントです。


手で混ぜるとくっつきますので、最初は箸でかき混ぜるのがコツ。
また、水が少ないかと思うぐらいで丁度よく、粘土のようによく混ぜて手のひらで押しつぶしてこねて、を50回ぐらいやると、粘りが出てきます。

それからボール状にします。

根本さんも熱血指導
へそ出しといって、しわをおへそのようなところに集めるようにしてボール状にしたら、それを手のひらで押しつぶしていきます。
これで、ピザ生地のような形にします。



さて、ここからは麺棒やサランラップの芯をつかって、角出しといって、長方形に伸ばしていきます。
これが結構難しいのですが、さすが、主婦のみなさま、こんなに四角くきれいに
さすが、お上手~


ちびっこっも頑張っています


長方形に薄く伸ばしたら、パイ生地のように折り重ねます。


折り重ねたら、包丁でストンストン切っていきます。
手ぬぐいをしたお父さん、なんだかプロみたい


それをグラグラ煮立っているお湯で1~1.5分ぐらいゆでて、すぐに水で洗って締めて完成です


みんな、自分で打ったそばを「美味しい~」とめっちゃ、食べていました


それもそのはず、このそばは、私が人生で初めて「そばって、こんなに美味いんだ」とびっくりしたそばです。

以前、仕事柄、「美味しい」と言われるそば屋に連れて行ってもらったことが何度があったのですが、それは普通に美味しいのですが、感動するほどでもなかったのです。

しかし、根本さんのところで食べたらびっくり
なんでおいしいのかと言うと、そばの粉の薄皮の緑色のところが入っている田舎そばであること、何より製粉して1週間たっていない挽きたての粉を使っているからだと思うのですが、甘みと香りが抜群なのです

だから、同じそば粉を使っても、年末だとここまで風味や香りや甘みなどは無いんですよね~。

石臼挽きの引き立て、打ちたて、茹で立ては、鉄板です


さて、みなさんがお昼に入ったところで、ずっと待っていた根本さんのお子さんとわが子は、ようやくそば打ちスタートです。


トントン切るのもお上手~


これはうちの年中さんの子供が作った手打ちそば。
太くてうどんみたいですが、美味しく頂きました



さて、実はこのそば打ちをしている間に、炭になってきたすくも(籾殻)に、水で塗らした新聞紙を巻きつけ、アルミホイルで包んだサツマイモを入れておきました。



丁度、みんながそばを食べ始めたころ、劇的に美味しい焼き芋が登場

これ、本当に劇的に美味しいのです

品種は、今や不動の人気を誇る「べにはるか」。
しかも、なんと「1年前」のべにはるかなんです

1年間低温貯蔵をしていたとのことで、「さつまいもって、低温に弱いのでは?」と思うのですが、見た目はまるできれいで今年採れたような感じ。

しかし、さすが1年貯蔵したもの、そしてそれを「くん炭」で遠赤でじっくり焼いたためか、食べたらとんでもなかった

触った瞬間ぐにょぐにょで、折ったら蜜がしたたりそうで、口に入れたらとろけるのなんの

完熟してスプーンで食べる柿ぐらいの柔らかさと水分、蜜の量なんです
案納芋なんて比じゃありません

とにかく美味しくて、誰もが大絶賛

「超熟成べにはるか」として商品化できたら、高価格で注文が殺到するはず、そのぐらい美味しかったです



さて、午後は畑です

収穫できなかった「丹波黒大豆」をみんなで少し様子見。


既に真っ黒になっているのもありましたが、緑色の鞘は、こんな感じで赤いんですね~。


つまり、緑色の枝豆が熟してくるとだんだん赤っぽくなり、紫色になり、そして真っ黒になる、ということですね。

お次は、みんなで落花生掘りです。


実は、落花生って自分で煎ると大変なんです。
2週間以上干して、カラッカラにしてから、フライパンやホットプレートだと40分~1時間ぐらい煎り続けないといけないのです。
正直、そんな面倒なことをする人はいないだろうし、かといって、ゆで落花生もなんだかんだいって手間がかかるので、今回は「みそピー」の作り方を調べ、事前に試作を作ってみました。

1週間ぐらい前に掘ったものを洗って、干しておきました。
この殻から身を取り出し、フライパンで油で中火で4~5分、焦げないように炒った後、砂糖、みりん、味噌で味付け


こ~んな、自家製みそピーが出来ましたよ
ちょっとまだシナシナしていたけど、それはそれで美味しかった


ということで、これを試食してもらって「家でこんなのが作れるのね」と思っていただいてから、落花生堀りをしました。

落花生は引っこ抜いた後も、地面の中に鞘が残ってしまいます。
それが一番もったいないのですが、お父さんの中には土の中を徹底的に探してくれる方も。
大変有難いです~。食べ物を大切にするってことはこういったことなんですよね


そんなこんなで、大人は一生懸命落花生を掘っていましたが、でも、子ども達は服にくっつく草の実をみつけて、そればっかりで遊んでいました

これ、オナモミというらしいですね。



落花生を掘っていると後ろから近づいて大人の背中に投げつけてくるんですが、チクっとするので、「また、やったな~」と投げ返したりと、それはそれで楽しかったですよ

落花生掘り上げ、お土産を配り、暖かい甘酒でほっこりし、いったん落ち着いた後は、自由時間

子ども達は、コンテナを組んで階段やら、お城作りをしていました


ここは、田んぼも畑も、農家の根本さんも温かな目を持った大人もいる場所。
そして子ども達にとってめいっぱい楽しいことを好きなだけやれる場所。

大人も子どもも大満足の1日でした

楽しい場所、素敵な場所だな~、と改めて思った1日でした
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ファーム・キッチンに行ってきました!

2013年11月16日 | 素敵な空間・イベント
千葉市のタンジョウ農場さんが3月にスタートした「ファーム・キッチン」に先日ついに行ってきました

タンジョウ農場さんは、私がホームページの土台を作った農家さん。
また人手を探しているときに、知人を紹介して、その子は相性ばっちりでとっても楽しく働いている、そんな農場です。

そして、昨年、「農家レストラン」を敷地内でやるというお話を聞いていました。
構想時点では、人手の問題でかなり心配していたのですが、今年3月、ついにオープンしました。

しかし、なかなか都合がつかず、ようやく今回お邪魔できたのです。

行ってみるととっても素敵なお店に出来上がっていました

外観もかわいらしいカントリー調です


門を開け、中に入ってみましょう


店に入ると、作り物と思えるほどカラフルな野菜販売コーナーが出迎えてくれました


店内には丹上(たんじょう)さんが作った一枚板のテーブルがあり、その上に置いてあるメニューはランチプレートとカレーの2つ。


それぞれ頼んでみると出てきたのは、まあなんと彩り豊かなプレートでしょう

こちらが野菜たっぷりのプレートで、お野菜たっぷりで女性が喜ぶだろうな~というプレート。


こちらがグリーンカレーで、こちらもとっても美味しかったです


トイレのロールをかけるところも手作り?とってもおしゃれ~


さらに、出てきたスイーツが絶品

普通のシフォンケーキなのですが、ふわっふわ


さつまいもとりんごのケーキは、しっとりしていながらも食感と自然な甘みがたまらなく、無茶苦茶美味しい


極めつけは、シフォンケーキをサイコロ切りにしたものの上に、生クリームがのっていて、さらに砕いたキャラメルアーモンドのようなものがかかっているお菓子。

ふわっふわの、トロットロの、カリッカリと3種の歯ざわりで、もう食べた瞬間「うぉ、凄い」と口に出てしまうほどでした



紅茶やコーヒーの器は、なぜか和風。でも面白いですね。


食後に改めて野菜コーナーを拝見。おしゃれでカラフルですね~。


みんなの力をあわせて出来たタンジョウ・ファーム・キッチン。
1つ1つの小物もこだわっていて、最高の出来です

常連さんやリピーターも多いようで、いつでも満卓、ほぼ満席でした。

是非、一度行ってみてくださいね

連れ行った奥さんもチラシをもらってママ友にPRしていました。
16号近くてとっても素敵ですよ♪女性が満足すること間違いなしです

詳細は→http://www.tanjofarm.net/ からどうぞ
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