半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

スイカ三昧の「食と命の教室」

2022年07月31日 | 農的体験・生活

いや~、暑い日が続きますね。

今日の「食と命の教室」もなんだかんだいって暑かった

猛暑の年の教室は、主催者としても「暑いな~」と思ってるんですよ そして参加者だけじゃなく自分の事も心配しながら開催しています

 

さて、7月はいつもは「スイカを食べて1日過ごす」のがテーマです。テーマというか、暑くてお話にならないのです

しかし、高柳さんが「スイカ、全部割れちゃったな」と言っていたので、今年は無いかな~と思っていました。ところが、朝、「スイカ食うか」と、スイカをもってきてくれたのです 割れたのもあったけど、割れていないのもあったんですね~。恒例の「スイカの食べ放題」が今年も実施され、みんなハッピー

朝の挨拶でスイカを食べ、さあ、田んぼのヒエ刈りへ、と思ったら、みなさん「ヒエ刈り、やってみたいです」となんだか凄く前向きなんです。

私が「えっ?そんなにやりたいんですかじゃあ、毎日でも来て下さい」と言っていたら、なんだか話が食い違っている事がわかってきました。

というのは、「田んぼのヒエ」というのは、雑草なわけです。ところが、参加者のみなさんは「食用のヒエを栽培していて、それを収穫する」と勘違いしていたんですね

なるほど、そんな風に一般の方は思うんだ、とちょっと驚きと学びになりました

で、「ヒエって雑草ですよ」と説明したら、みなさん一気に「じゃあ、いいです」って

 

まっ、そんなこんなであまりやりたがらないヒエ刈りの代わりに、高柳さんが「今日はお寺で小さな祭りみたいのがあるから行こう」といってお祭りに行くことになりました。みんなで「何の教室かわかりませんね」と笑いながらも、「久々のお祭りだ」とみんな小躍りする感じで行きました。

 

会場は高柳さんの菩提寺。私は行ったことが無いので初めてだったのですが、そこには高柳さん息子さん達がお囃子をやっていました。こじんまりしながらも出店も10件近く出ていて良くまとまっていて素敵な場になっていました

さらに、そこで「こんにちは~」と手を振るご婦人が。何となく顔を見たことがあるので、私も手を振替えしたけど、だ誰か思い出せなかったら、なんと、我が子どもが幼稚園の時のお友達のお母さんでした

で、「なんでこんなところにいるんですか?」とお互い聞きあったら、「今回の主催者なんです」と。

「??。主催者は住職じゃないんですか?」と聞いたら、なんと、神社仏閣であちこちでマルシェを主催しているんですって。御朱印が好きで、神社仏閣を盛り上げたい、という事でこういったことをしているということ。凄いですね~。

そして、インスタでそれをあげていたら、ここの住職がフォローしていて、「成田のお寺で歴史もあるんだ。今度行ってみよう」ということで、尋ねてみたら、たまたま住職がいて、意気投合して、今回の開催となったそうです。

ご縁って不思議に繋がるもんですね~。

その他にも、昔少しだけお子様を通じておつきあいしたママさんもいたり、ふと気づくといつも根本さんのところをお手伝いしてくれる方もいて、その方はお寺の奥さんなので、先ほどのマルシェの主催者を紹介したり、となんだかんだいって、少人数の中でもいろいろなご縁が繋がって、不思議な感じでした

お寺の帰り道、田んぼの見学。高柳さんから「今が花粉が飛んで受粉して花を咲かす時期で、これが上手くいかないと不作になるんだよ」と、冷害の時や北海道で昔は米が作れなかったという話など。

また、私からは「これがヒエですよ」と説明して、「刈りたいですか?」と聞くと、みなさん「いや、結構です」って


 そして美味しいお昼ご飯で、みんなこれを一番の楽しみにしています

特にナスが抜群で、油がまず違い、かつ味噌も違うので、家では作れない味なのです。さらに、先月はシソ&味噌だったのが、今月はバジル&味噌だったんですって バジル味噌も美味しいんですね~。

そして、昼食後のデザートはもちろんスイカでした

お昼休みの後は大豆の種蒔きと

食後の休憩の後は、大豆の追い蒔き。高柳さんが蒔いた後に鳥に食べられたか発芽しなかったところ、つまり欠株になったところを蒔くわけです。

その後に空心菜やシソなど「欲しいです~」といった夏野菜の収穫を少しして、夕方はお話無しでまたスイカを食べて終了です。

7,8月は暑いのでお話は無く「1日スイカを食べる」というのがテーマだったのですが、今年もスイカを食べれて、また、久々のお祭りに参加できて、暑かったけど満喫した1日でした

 

<おまけ>2週間前の「田んぼと畑の耕育教室」のキャンセル率が3割で、今回のコロナの感染力は凄いな~と思っていたら、やはり、爆発的に増えているのがニュースで伝わってきました。で、今年の「食と命の教室」では、元看護婦で今はコロナの電話対応をされている方が参加しているのですが、現状に憤っていました。


 「PCRを受けようにも検査がもう出来ないんです。『会社でPCRを受けろと言われているんです。それで陽性が出ないと休めないんです。営業し続けろと言われるんです』と言う人もいたんですけど、検査キットがそもそも病院でも足りないんです。この状況をわかっていない会社が多い事!。熱が出ているなら休ませればいいんです。また、逆もあってPCR検査で陰性が出ないと出社出来ない、というのもありますが、そもそも出来ない。それよりしなくてはいけない人に回さないといけない。しかも、治っていてもPCR検査だと体の中に残骸が残っていて陽性と出てしまう場合もあるんです。そういうことを会社側に理解してもらいたい。

電話をしてくる方の中には家族全員40℃という方もいますが、そういう方が行ける病院も無いので、水分をとって熱が下がるまで休んで下さい、としか言えないんです。どなりちらしてくる方もいたり。一方で、中には心臓が弱っていそうな方が『PCRを受けないと受診できないと言われてる』といった人もいて、そんな医者もいるんです。すぐに救急車呼ぶように、と。1日100件ぐらい電話を受けて、中には「この方はこのままでは危ない」という方もいますが、どうにもならない。現場はパンクしてどうにもならないんです」


こんな感じでリアルに大変な状況が伝わってきました。

そんな電話を受けて心がパンパンの中で、昼休みに高柳さんのに電話をしてしたら、『いつでもおいで~。待っているよ~』といつも通りの対応をしてくれたことで、「ほんとに救われました」とも言っていました。

そういう人が1人いるだけで、人は救われる時がありますよね。

私も死にかけている時に、高柳さんがわざわざ梅肉エキスと煎じ用の土瓶を我が家まで持ってきてくれた時は本当に有り難かったな~。

ということで、今回のコロナの爆発力は半端ないこと、発熱してもPCRも出来ない状況があること、発熱したら対処療法で市販の風邪薬で症状を抑えて寝ているしかないこと、結局は、免疫力を高めるしかないこと、などが改めてビシビシ伝わってきました。

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カボチャ祭り

2022年07月28日 | 食べもの
夏野菜は収穫がほぼ毎日あるのですが、種類が限られ、誰かが作らないと溜まっていくわけです。
 
暑いと奥様もいつも以上にキッチンに立たず、「適当にやっといて~」で出かけてしまうので、部活から帰ってきた子ども達は、それぞれ色々作るわけですが、私も畑から帰ってくると何かしら作るわけです。
 
今までは、パクチーサラダ作ったり、オカヒジキを選別して茹でたり、最近はオクラやインゲン、枝豆茹でたりしているのですが、おかずとなる物がなかなか無いのです。ナスはさすがに飽きてきましたし
 
というわけで、在庫大量のカボチャで4種類のおかずを適当に作って、見た目だけは色々ある状態にしたのです。
 
 1:カボチャサラダもどき(以前作ったものに更に継ぎ足し)
 2:カボチャの甘酢煮(手作りキュウリのキューちゃんの煮汁再利用)
 3:カボチャの焦がしめんつゆ煮(洗濯干していたら焦げちゃった)
 4:オーブントースターで焼いて粗挽き塩を上からガリガリかけただけ
 
ということで、朝の仕事から帰り、洗濯やりながら4種作った自分を褒めてあげたいわけですが、この4種類で一番美味いと思うのは、やはり1のカボチャサラダなわけです。手間もかかっているし。
 
ところが、なんと一番売れたのが「ただ焼いただけ」の4番でした
シンプルで簡単で美味しいのが一番ということですな~。まあ、カボチャそのものが美味しいということだから、それはそれで良いですが、料理はボチボチが一番良い、ということですね
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温暖化を実感出来る、そして喜びもある農がある生活

2022年07月27日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の朝採り野菜ボックスのお手紙です。

 7月も終わりですね。とにかく今年の6~7月は私の記憶の中では最もおかしな夏だったな、と思います

6月の空梅雨、猛暑から7月半ばまでの干ばつは、暑さに強い野菜もひからびるほどでした。そして半ばからの梅雨に戻ったような天気。この雨で、一気に野菜は復活して実がドッとなり、例えばおかげさま農場のミニトマトは馬鹿みたいに実ってしまったのですが、その反動か、今週に入ってぴたりと止まってしまいました。ご注文を頂いたお客様にはキャンセルとなりご迷惑をおかけしました。

 私が子どもの頃は、2~3日暑さが続いた後に上空に溜まった湿気が夕立となって降り地面を冷ます、というのが当たり前でした。人間も植物も暑さと夕立、といった自然の循環サイクルの中で夏は過ごしてきたわけです。これが狂い始めたのはかなり前で、私がこの道に入った13年前から農家さん「こんな天候の年は初めてだ」と言っていました。

 ここ数年で、国連のSDG'sとコロナ禍がかけあわさって、日本も地球温暖化の話をしても変な人に見られない社会となりましたが、農業の現場は地球環境の変化を最前線で受ける現場でしたので、もう慣れてしまった感があります。「今年もおかしな天気だな」というのが合い言葉になっていて、それも含めて「自然相手だから仕方無いな」と、人間が出来る事を精一杯やるというのが農家の仕事であり生き方です。

 一方で、やはり喜びもあります。1つが事業主なので自分の好きなように働けること。事業主は公私が無く自分のしたことが全て自分に返ってくるので、仕事=人生、いわゆる「生業」になるんですね。生業は自分がやろうと思えば一生出来るものなので、農家のみなさんを見ていると、70歳を過ぎても今まで積み上げてきた技術と経験を活かしながら最前線で働けていますし、職人と同じで若手より年配者の方が技能優秀でコツもわかっている、というところが良いな~と思います。

また、種を蒔いた後に芽が出揃った時の喜び、自分が工夫したことが上手く行き例年より良く育った時の喜び、すくすく育つ野菜をお世話出来る喜び、そして自分が作った野菜をお客さんが喜んで食べてくれてお金も頂ける喜びがあります。また、子どもに親父の仕事を背中で見せられる喜びもありますよね。

 私のような立場の者でも、好きな野菜を作り子供達に食べてもらえる喜びがあり、例えば、収穫3時間以内に茹でた枝豆は劇的に美味しく、「都会のお金持ちでもなかなかこんな物は毎日食べれないぞ」と自慢しています

また、今週から小玉スイカが入れ食いとなってきました 買うと高いけど美味しい物は作れば良い、という発想です

そして、農家さん達と同様、温暖化など地球環境がおかしくなっていることを肌身で感じて、それを子ども達に実感をもって伝えられるのも良い教育だな~と思っています。家庭菜園ブームがもっともっと広がって、戦前のように国民の7割が畑を少しでもやれる世の中になれば良いな~と思います

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小玉スイカの入れ食い開始!

2022年07月26日 | 農的体験・生活

小玉スイカの収穫が始まり、ついに入刀

昨年は連作3年目でツル割れ病が出始めていて、今年は連作4年目なのでもうダメかな~と思っていたら、空梅雨で6月下旬の猛暑はスイカには適温だったようで、すくすく育ち、見た目はとても良し。

ちなみにプロは蜂を飛ばして受粉させたらリボンをつけるなどして、「受粉から○日」といった感じで完熟期を管理するのです。

一方、素人はそんなことはなかなかしないので、収穫時期は手でポンポン叩いて判断するしかありません。ということで、目星を付けて収穫したのです。

そして、入刀したらドンピシャ

特に真ん中の美味しいのは最高に美味かった

家庭菜園で一番嬉しい作物かも知れません スイカ万歳(ちなみに品種は「シャリっ娘(こ)」です)

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夏は畑とキッチン

2022年07月25日 | 農的体験・生活

蒸し暑い日が続きますね

夏休みに入り、子ども達は午前か午後に部活があるわけですが、半日は家にいることが多くなりました。とはいえ、私は仕事があるわけで、日常と変わりません。

といってもその夏の日常は、夏のパターンがありまして、それは大体が「畑→キッチン」となります。

事務仕事や週末の教室運営もあるのですが、大体、ほぼ毎日畑に行っているわけです。それは1つが草取りなのですが、ざっくりとした草取りは終えていて、今はもっぱら収穫です

今年は猛暑でちょっと今までとは違う夏なのですが、例えばカボチャは今までに無い以上に早いペースで実りが来て、木がもう枯れ上がっています。遅いと8月末まで持つのですが、今年はあと1~2週間で終わりかな~と思うほどです。

また、水が無かった分、植物の生育も悪く、虫の発生も遅かったようで、過去最大に穫れたのが枝豆です

ずらし収穫をしていて、今日は過去最高に穫れました

売っているどんな枝豆よりも3倍美味しいのが穫れて2~3時間以内に茹でる枝豆です。先週から穫れ始めと同時にカメムシが出てきたので、追いかけっこのようなのですが、今日で3回目の収穫で、収量はピーク

カメムシもかなり増えてきたので、この後は1~2回穫って終わりでしょう。それにしても今年はいっぱい穫れて良かった

枝豆と同様、先々週の雨のおかげで一気にオクラ、インゲンが実ってきており、毎日収獲三昧です。で、午前中が畑仕事をやると、家に帰ってきてシャワーを浴びたら、キッチン仕事になるわけです。

今月上旬までは、パクチー、オカヒジキなどをほぼ毎日帰ってきたら洗って料理して一品作る、という感じでした。

今は枝豆、インゲン、オクラ、そしてカボチャを持ってきてはカボチャ料理、ということで、これまた午後はキッチン仕事。

という感じで、夏は畑仕事とキッチン仕事がセットになっているようなものなのです

本当は収穫して持ってくるだけで、誰かがやってくれたら嬉しいのですが、我が家はそういった人がいないので、私が作って、みんなは食べるだけ まあ、仕方がありませんが、美味しく食べてもらえるなら、それはそれで作り甲斐がありますよね

そうそう、今日、小玉スイカが1つ割れていたので、収穫を始めました

なかなか収穫時が難しいのですが、割れが出てきた、ということは、1番最初の頃に花がつけた実が完熟してきた、ということです。素人ながら、ポンポン叩いて今日は3つ。小玉スイカですが今年はちょっとまん丸かな?

一番右がソフトボール大なので、真ん中のはボチボチの大きさ。スーパーで今は900円ぐらいで売っているサイズです。

美味しく完熟していますように

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ほっと一息シーズンです

2022年07月20日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

朝採り野菜ボックスのお手紙です

 今日で子ども達は修了式で学校も夏休みに入ります。私はというと、先日の(土)(日)で子ども連れご家族向けの「田んぼと畑の耕育教室」の7月が終わり、8月はお休みなので、一息つけるシーズンになります

また、畑についても、先週は各地で洪水被害がありましたが、この辺りでは全く雨が降らなかったので、まさに「恵みの雨」で、生育が止まっていた野菜達も一気に息を吹き返しました

 まず、空心菜があっという間に大きく育ちました。空心菜は水辺に生えていてもおかしくない野菜なので、今までのパサパサの畑ではどうにも生育しなかったのです。

露地のナスなどは、水が無いと窒素が吸われないので節間が短くなり、実がごちゃごちゃ固まってつくのです。そして水分が無いという事は光合成で炭水化物がつくれないので、実に照りがなく美味しい野菜にはなりません。ところが水が来ると一気に地中から肥料分を吸えるのでパッと元気になるのです。

 まあ、乾燥すると窒素成分が硝酸化しているので、それを一気に吸うと虫も一気によってくるというマイナス面もあります。

例えば、私の畑では例年、枝豆がいつもならカメムシだらけになるのですが、今年はカメムシがつかず、しかし水不足で実も膨らまないという状態でした。ところが雨が降ったことで一気に実が膨らみ、昨日はボールいっぱいの枝豆がとれ豊作となりました♪まあ、子どもがほとんど食べてしまったのですが(^_^;)。一方でカメムシも一気に発生してきたので、ここ1週間の間に残りの枝豆が膨らむかカメムシが大発生するか、その勝負かな、と思っています。

 カボチャの収穫も半分終わり、大体40kgぐらいが採れました。オクラも採れ始め、キュウリやインゲンも息を吹き返してきたので、夏の後半戦の野菜が揃いそうです。畑の心配をあまりせずに収穫を中心にほっと一息つきながら暮らせる、という精神的余裕があると、いつもの仕事もなんだか心の余裕を持って出来そうです。

 ただ、冒頭の「田んぼと畑の耕育教室」では、実は過去最高の約3割のキャンセル率でした。「子どもの発熱」が理由で、ニュースの通りコロナが爆発的に増えているようです。うちの息子の学校でも昨日はコロナが増えているということで、部活が急遽お休みでした。ほっと一息つける夏休みに入るわけですが、きちんと運動して、胃腸を冷やさないよう甘い物や冷たいものを食べ過ぎず、野菜中心の食生活で起床・睡眠の生活のリズムを崩さず、楽しく元気に過ごせるよう心がけたいものですよね。

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初収穫が始まった♪

2022年07月19日 | 農的体験・生活

(金)は教室の準備、(土)(日)は教室、(月)は銚子ということで、4日間行けていなかった畑では、予想通りキュウリがお化けみたいにでっかくなっていました

一方で、ふと気づくと、全く生育が進んでいなかったオクラちゃんにいつのまにか実がついていました 水曜日以降の雨が影響したのでしょうかね?いずれにしろ、今年の初物を戴きました

初物と言えば、枝豆も今年初収穫

枝豆は必ずといっていいほどカメムシがつくもので、毎年、ろくに収穫出来ないのですが、今年は梅雨に雨が少なかったせいか、虫もほとんど出なく、ただ水不足で薄っぺらのままでした。

ところが、やはり雨がきいたのでしょう、1週間で一気にぷっくり膨らんでいて、これまた初収穫いつも文句たらたらの息子も「美味い」と言って、ボールいっぱいの採れたてゆでたての枝豆をバクバク食べていました

ちなみにカメムシも一気に出てきたので、ここ1週間が勝負ですね。美味しい時には虫も来る物。虫に負けずに成長して欲しいものです。

ちなみに10日ほどぐらい前から始まったカボチャの収穫。今日は20kgぐらいとれました

でも、例年に比べると玉が若干小さいかな?でも、逆にちょうど良い玉でいいかも。スーパーでは1.2kgぐらいの800円とかで売っているから、私の無農薬カボチャの方がよっぽどお得で美味しいですよ

一方、今日で終了となったのがパクチーです。今年はずらし蒔きをしたので、今日まで約2ヶ月近く楽しめました。夏のおかずとしてもっぱら毎日食卓にのっていた貴重な野菜でした。今年もごちそうさまでした

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今年も銚子!

2022年07月18日 | 素敵な家族・子供との時間
(土)(日)の田んぼ教室でヘロヘロでしたが、(月)の海の日は銚子に行ってきました
 
というのも、年に1度、銚子へ「入梅イワシ」を食べに行くのが恒例だったのですが、長男が高校に入り、部活が(土)(日)に基本的にはあるので予定が立てれなかったのです。
 
かつ、この(土)(日)は中学生の次男は2日連続の大会、長男も(日)は大会だったので、お疲れさん会も兼ねて「行こう」となっていました。
 
ちなみに(日)は、私は2日連続の運営でヘロヘロだったので、奥様と子ども達は焼き肉へ。そして今日は私が銚子へ寿司を食いに連れていったわけで、まあ、子ども達はなんと贅沢な2日なんでしょうね~
 
行ってみると、3連休ということで過去最高に混んでいたのと、いつもは「入梅イワシ」を食べていたのですが、今年は入梅時期に行けなかったので、やっぱり「普通のイワシ」になっていました
 
普通に美味しかったのですが、お店のいつものおばちゃんに聞くと「入梅イワシはその時期は脂がのるのでそう呼んでいるんです」ということで、やっぱりもう少し早い時期の方が美味しいな~と思いました。

 
しかし、この店はイカとエビが美味しく、いつも通り美味かった特に長男は「俺、イワシよりエビの方が美味いと思う」と、5皿食っていました

この他にも穴子はホクホクトロトロ、マグロの赤身も美味しく、釣りキンメも美味しかった

ちなみに今までは3人で1万以内だったのがついに今年は1万超えネタが良いのにリーズナブルで有名な回転寿司屋なのですが、食うようになったものじゃの~。お店の人も、毎年「良く食べるね~」という感じだったのが、3人で1万超えしていてびっくりしていました
 
さて、寿司をたらふく食べた後は、久々の海です
 
実は、磯遊びぐらいはしようと思っていたのが、子どものノリにつきあい数年ぶりにちゃんと水着をもっての海水浴となったのです
 
行ってみたらみんなマスクをしておらず「お~、さすが海」という感じ。
そして私は海が好きなので、「やっぱり海は良いな~」と。子ども達もはしゃいでいましたし、私も疲れがふっとんで気が上がりました

海は広い~な、大きいな~ やっぱり海は最高だ

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7月の「田んぼと畑の耕育教室」も無事終了!

2022年07月17日 | 農的体験・生活

7月の「田んぼと畑の耕育教室」が終了しました

7月10日と同様にメダカやドジョウすくいに田んぼの草取りにミニトマトの収穫にカエルを捕まえたりと、みんな楽しそうでした

ただ、何より凄かったのが直前キャンセル申込み者の約3割がキャンセルしたのです

私のこの「田んぼと畑の耕育教室」は、基本的には「当日キャンセルも仕方無いですよね」というスタンスです。だって、子どもは大事な日、お出かけの日に熱を出すもの。という、私の実体験から言いますと、その日キャンセルは、むしろ親御さんの方が大変なんです。

まあ、その話はさておき、この教室は11年目ですが、ここまで多い直前キャンセルは初めてで、その理由がほぼ「子どもの発熱」とのことそた。ニュースでコロナが爆増していますが、今回のキャンセル率を考えると、子どもの発熱が無茶苦茶多いパターンなのかな?と思います。

 子どもの発熱は基本的には大きな問題は無いと思うのですが、今回のキャンセル率の高さを思うと、今までのコロナとひと味違う感じを受けます。

 さて、コロナ話はさておき、少ない人数でのんびりと楽しく過ごしました。やはり今月のメダカすくいは大人気

ちなみに昨年ぐらいからメダカよりカダヤシという外来種の方が多くなりました。蚊を絶やす、つまりボウフラを沢山食べるということから輸入された外来種です。特にまだ小さいオスは上から見ると全く区別がつきません。横から見ればまだわかるのですが、メダカより多くなってしまいました。

 そして、今回はまた面白かったのがドジョウがいっぱい農家の根本さんが「ドジョウがいっぱいとれたよ」という事で、ドジョウすくいになりました

ちなみにこれがドジョウとカダヤシです。見た目では区別はなかなかつかないんですよ

さて、メダカすくいが終わったら田んぼの草抜きです

土曜日は曇りがち、日曜日は途中から晴れてきて気持ちの良い天気でした

やっぱり青空と緑の田んぼは映えますよね~

お隣の田んぼではこの時期に恒例の稲の花が咲いていました。先週の開催の時は咲いていなかったのでちょっと心配しましたが、例年通りの開花でほっとしています。

草取りに飽きた子は泥団子で遊んでいました。こんな感じで並べている子も

そして最後はミニトマトの収穫です

露地のミニトマトは梅雨に割れてしまうのですが、今年は梅雨に雨が少なく「順調だな」と思っていたら、6月の猛暑でどうにも生育が止まり、完熟したのはドライトマトのようになっていて、かつここ最近の雨で割れが続出し、結局、豊作にはなりませんでした。まあ、1家族で両手いっぱいとれたから良しとしましょう。

 

そんなこんなで7月も無事終了しました。

6月の開催日の際に30℃近くいっていたので「7月はまた猛暑かな。。。」と冷や冷やしていました。そして6月最後の方は35℃の猛暑で「いや~、7月、やばいぞ」と思っていたのですが、思ったより気温も上がらず、ほんと良かったな~と思います

8月は「田んぼと畑の耕育教室」はお休みとなるので、私はほっと一息、夏休み気分です。8月は「食と命の教室」と「朝取れ野菜ボックス」しか仕事が無いので、ある意味のんびり、ある意味収入が少ない時期なのですが、今年は日々暮らすことで精一杯だった気がしますので、少し遊び惚けてみたいとおもいます

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農の現場は大変です

2022年07月13日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

 6月の猛暑から一転して曇天が続いていますね。あの日差しを思うと曇天の30℃は全く苦にならないのですが、それにしても雨が欲しいです。今までの猛暑ですっかり畑はパサパサで、20㎝ぐらい掘っても水分は無く、もう砂漠のようになっています。あんな中で根を張って地中のわずかな水分を体に貯めこみ、懸命に生きている植物は偉いな~と思います。人間も大地に根を張ってたくましく生きていきたいものですね。

 植物が育つには水分と温度、そして日光が必要です。夏野菜は一定の温度が無いと生育が進みませんし光合成をしないと炭水化物が出来ずひょろひょろになってしまいます。また、地中からミネラルや窒素などの栄養分を吸収するには水分が必要ですし、強い日差しで枯れないためには水を気孔から蒸発させることで体温を冷まします。

 ところが今年の猛暑は植物の生理機能を超えた暑さで、日影が好きなシソは例年の半分ぐらいの育ちですし、ピーマンなどの夏野菜も蒸散が追いつかないので弱っています。そうなると途中で実を落として体を守ろうとします。また、暑すぎると受粉に役立つ虫も飛ばないので受粉が上手くいかないのです。

 そういう感じで疲れていた野菜達も、この2週間の曇天でようやくホッと一息ついて、少しずつ復活し始めました。しかし水不足には変わりが無いので、ドカッといったん地下水まで繋がるような雨が欲しいのです。

 野菜だけでなくお米も今年はどうなるんだろう、とちょっと心配しています。

 この前の日曜日は米農家の根本さんとの子供連れご家族向けの「田んぼと畑の耕育教室」だったのですが、お米の花が咲いていなくてびっくりしました。本来、今はちょうどお米は花を咲かす時期なのです。それが咲いていない状態にちょっと異常さを感じたのですが、これも暑さのせいでしょうか?

 数年前から新潟などの米どころの中で、盆地にある田んぼは水温が40℃を超えて生育障害が出ているそうです。盆地は風が抜けませんから利根川沿いなど大きな田園地帯と違って高温障害が出やすいようです。

 今は日本人の主食は米よりパンに変わってしまい、米農家さんは人間用の主食米より家畜用飼料を作る時代になっています。一部のブランド米の地域以外は、みんな採算度外視で「先祖から受け継いできた田んぼを守る」という使命感で田んぼをやっているのですが、米そのものが育たなくなってしまえば、もう守りたくても守れなくなってしまいますよね。

 コロナになってから急に農村や農業の価値が急激に見直され始めました。ところが農家の平均年齢は70~75歳ぐらい、体が動くのもあと数年です。局所的豪雨や干ばつ、異常な猛暑に大型台風と信じられないような出来事が当たり前に起きる時代に入りました。それでも現場の農家さん達は「自然には勝てないからな」と自然に沿って仕事をし生活を営んでいます。

 そんな農家さん達の引退の時期が迫ってきている中で、数少ない若手に襲い掛かる異常気象や外来種の草や虫。もっともっと農村や第一次産業の現場で頑張っている人達への関心と尊敬の目、そして応援が増えていって欲しいな、と思います。

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