半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

被災地のお話+これからどうする?

2011年06月24日 | 自分の時間
10日ほど前ですが、友人家族の妹さんのところに、農家さんからお安くわけてもらったお野菜を2箱送りました。


超忙しい時期でも協力してくれる農家さんのおかげです


この前、東京に2泊3日で行ったときの様子を書いたときにもとりあげましたが(→コチラ)、現地に行ってい無いとなかなかメディアだけではわからないことが多いですよね。


今回、お野菜を送った妹さんから直接メールをもらいまして、そこに書いてあることが、「なるほど。。。」と思ったので共有します。

「何か他に必要なものがないですか?」と聞いてみたところ、返ってきた答えは別の視点に気づかされることでした。


友人の妹さんの地域は、比較的被災を免れた地域でスーパーや商店が稼動しているそうです。最近は仮設住宅も増えてきたそうです。(とはいっても、菅首相が数日前に訪問したり、港が完全に壊滅しているなど、町としては何も出来ない状況であることには変わりがありませんが。。。)

そして、自宅も家族も無事であった自分たちのような人たちが、地元で買い物をしないと小さなお店は立ち行かなくなってしまう、という思いが強いのだそうです。

というのも、全国から様々な物資が届くため、被災を免れた小さな商店などは物が売れず大変な思いをしているそうなのです。


こういった現状から、「地元で買い物とし、ご飯を食べ、微力ながらも経済活動の一端を担うこと」が自分に出来ること、という思いがあるそうです。


もちろん、自宅や家族を失った方々には支援物資が命綱であることには変わらない、、、ということも書いてありました。


地域のよって、また家族単位、個人単位の被災状況によって、必要な支援や思いはそれぞれ違うんですよね。

話がずれますが、この前、会社の同僚がディズニーに行ったとき、隣の家族が楽しんでいると思いきや、子供が突然「福島に帰りたいよ~」と行って泣き出したそうです。。。

恐らく、避難してきた家族が、子供に楽しい時間を過ごさせようとしてきて連れて来たのでしょうが。。。


大きな被害を受けた人たちがいる中、さて、今後どうしていくべきか?
思いついたことを1つ1つやっていく、というのが一番の答えだと思っています。

そして、大人の私達はどうであろうと責任があるけど、何も責任が無い子供達を泣かしてしまう国だけは、直していかなくてはいけない、という思いは相変わらずあります。

色々被災地の為に、、、と思っても、最終的には、今後どういった国にしていくか、というところに行き着くんじゃないかな、と思います。すると、どうしても政治について勉強しなくちゃ、と思います。

そのためには、コツコツ関心のあることから情報に触れていくこと。

例えば、浜岡原発は停めたけど、他は結局稼動させていくの?と思っていると、首相官邸の菅さんのブログでは「あくまで復興の為に必要なエネルギー調達の話であって、自然エネルギーを推進していくことは変わり無い」という菅さんなりの意思が伝わる文章が書いています。まあ、政治家だからあっちこっちと建前はずれるとしても、ニュースで取り上げられている「菅総理像」とは違ったイメージはありますよね。

あと、数日前、国会延長に対して自民党が「反対」を示したのに、自民党議員の河野太郎さんが「こんな時期に反対をするわけにはいかない」という姿勢で「賛成」をした、というニュースをちびっとかじりました。

誰だって「党内や党同士の争いなんかしているんじゃないって。能力があろうとなかろうと、今、国を引っ張っていかなきゃいけないリーダー(菅総理)を退陣させることにばっかりやっているんじゃなくて、議員さん達が一致団結して、もっと被災地のためになることにエネルギーと時間を使えよ!」と思っているはず。

そんなときに、河野さんは凄く当たり前のこととして「こんな大事な時に、復興法案を煮詰める場所である国会を閉会しちゃだめでしょ?」と言って反対票を投じたんですよね。

あら、至極まとも。普通の感覚をもち、しがらみや責任もある意味捨てて、意志ある行動をしたんですよね。

だから、「おっ」と私は反応してしまいました。

ということで、ネットで検索したら、ブログがありました。
→コレ

わかりにくいところはありますが、心をつかむパッション(情熱)は感じる方ですね。


今、民主党や菅さんを批判している人が多いけど、かつての選挙で民主党に票を投じた時点で責任はあるわけです。
だから、批判や非難とかしていないで、あるいはそういったニュースばかり見ていないで、一人一人が、誰がどういった考えで動いているか、コツコツ勉強していくのが良いと思っています。

日本を、子供達に今よりもっと住みやすい国、誇れる国にしたいですからね。
今の被災地の復興支援は1年で終わるもんじゃありません。だから、ロングスパンで意志・意見をもち、何かしら思いついたら動けるような自分になっていたいと思います。


以下、河野さんのブログの抜粋。お暇なら読んでみて。
(※別に応援しているわけじゃありませんからね)
ーーーーーーーーーーーーーーーー

被災地の状況を考えれば、国会を閉会することはできない。東電に代わって国が賠償金を仮払いする法案を自民党は提出したばかりである。再生可能エネルギーの買い取り法案もある。そして特例公債法案も待ったなしだ。二次補正もある。

だから、閉会という選択肢はない。それならば、70日という数字にどの程度満足しているかは別として、賛成しなければならない。

私は、国会改革を訴える仲間や民自連といった超党派の仲間と一緒に通年国会をずっと訴えてきた。

南三陸や陸前高田、気仙沼などの被災地に足を運び、被災された方々や町長をはじめ行政に携わる方々の声を直接、聞いてきた。

今、政局で、復興を遅らせてはならない。永田町の理屈は、いや、屁理屈はどうでもいい。国民に、まっすぐに、政治が国民のために全力で動いているということを理解してもらえるような行動を議員一人一人が行っていかなければならない。

政治不信は極まっている。いや、むしろ、政治家不信だろう。

会期を70日延長したら三次補正が遅れるなどというのは永田町の理屈だ。世の中の理屈は、三次補正が必要ならば与野党の政治家が力を合わせてそれを全力で早くやればいい。

もし、自民党の理屈が被災された方々にもきちんと伝わるのだったら、なぜ、小野寺、秋葉、吉野、梶山といった被災地の代議士が本会議を退席しなければならなかったのか。彼らが一番、つらかったはずだ。なぜ、彼らが、自民党はこう行動したと堂々と地元で胸を張って伝えられるような行動を、自民党はとらなかったのか。

世の中が国会議員に望んでいるのは、与党も野党もなく、力を合わせて国民のために一生懸命仕事をしてくれということではないか。永田町の屁理屈で行動するのはやめよう。
コメント
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