半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

梅ジャム、梅酒、梅ジュースに梅干

2011年06月28日 | 農的体験・生活
我が家には現在、梅が入った大きなビンやら瓶(かめ)がごろごろしています。

10日ほど前に収穫してきた梅を色々漬けているからです

何事もやってみるもので、3年ほど前に始めたところ、いつの間にやら梅干し&梅酒作りは我が家の毎年の行事になりました

梅の基本の下ごしらえは、「梅を洗って、へたとって、きれいに水気を拭く」こと。
水気が残るとかびちゃいますからね。
(あくぬきで1日水につけてから作業をする場合もあります)

下の写真が今年の梅。
 梅を毎年頂いているでーもんさんの梅林は一般的に流通させるものではないので栽培管理はされておらず、毎年放置されているので、樹の高さは5mはありますし、当然剪定はしていないので、実は枝ですれたりして傷つきます。その為、見た目は悪いわけです。
 田舎の温州みかんとかも、かさぶたみたいなものが表皮につきますが、剪定しないでそのままにしていたら、大体こうなるんですよね。
 逆にいえば、見た目を気にしなければ、農薬とか化学肥料はいらないっちゅうことですね。大きさや出来もあんまり関係なければ、剪定もせずともまあ、普通に実はなるわけです。


私は梅干し作り担当なので、梅干を作ります。
大体18~20%の塩分がカビ無いといわれているので、梅が1kgに対して180g~200g程の塩を入れます。
しょっぱいのが好きじゃない人は、もう少し減らす代わりに、焼酎をちょっと入れたり、工夫をします。

漬ける瓶を焼酎などで拭いて消毒します。
そして、底に塩を振って、梅を入れ、塩を振って、というふうに交互にやっていきます。
水気をふきとった梅を軽く焼酎につけて梅に塩をまぶしていく感じでも良いです。
そして、最後に残った塩を多めに上の方に振りかけます。


そんでもって、重石をして蓋します。


1日経つと、梅はしなってきて水があがってきます。そうするとかびにくくなりますので、あとはしばらく浸けて土用の日あたりに3日間干せば完成です

お好みで赤シソもどうぞ


 梅酒は奥さんの担当。私の収穫物に普段からあまり関心を寄せない奥さんですが、梅酒だけは喜んで作ります
 去年は、日本酒、黒糖&ホワイトリカー、焼酎の3種類つけましたが、4月末ぐらいには飲み干していました
さて、今年はどうなるやら


 余った梅は、イチゴと同じように煮込んでジャムにすると、パンにもあうし、冷凍すればシャーベットにもなります。
 今年は奥さんが梅ジャムをつくったのですが、なぜか「実の形を残したい」ということでまるで甘露煮のようなものが。。。
 しかも、ちょっとエグミも残っていますね。。。
 梅ジャムを作る時は、つぶして、そしてきちんとアクをとりましょう。
 また、イチゴとかに比べても濃いので、多少水で薄めて煮込んでもOKです
 そうすると、夏の暑さを吹き飛ばす、食欲が無くても食べたくなっちゃう甘酸っぱい梅ジャムができますよ
※梅は酸が強いのでホーローか土鍋で煮るようにしましょう。


・・・と書きながら「あれ?梅ってアルカリ性じゃなかったけ?」と疑問がわきました。
ということで、調べてみると、、、なるほど、すっぱい原因の「クエン酸」は明らかに酸性だけど、身体に入るとすい臓から出たアルカリの重曹と反応して、クエン酸ソーダに変わって弱アルカリ性になるんだって。

 まあ、そんなこんなで、今年も梅干し、梅酒、あと梅ジュースも作りました
みんな、美味しく上手に出来ますように
コメント
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