雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

岩手山徒然

2024-02-27 00:57:30 | 面白い...パワスポ寺社
勿論、地元では有名なお話だと思いますが、
岩手山の名前にも関係するとても大きな鳥の神様。
ということで、
お話は「岩手山徒然」に続きますのです。(^^)






岩手山(いわてさん)という名前は、
元々は違う名前だったのだそうです。
今でも多くの人に使われているその名前は

「巌鷲山(がんじゅさん)」

「ガンジュサン」とは音読みであって、
さらに元の読み方をすると

「いわわしやま」

春先に頂上の峰に積もった雪が溶け出す時に見えてくる
山肌の形が鷲(ワシ)に見えることから
その名前がついたとのことで。
その様子がよくわかる写真を「ホテルエース森岡」さんの
HPから拝借させて頂きますと......







確かに。
ワシの神様っす(^ν^)
ええ。ええ。
もう一度、前回記事に載せた前森山でのアチキの写真をば......





ワシなんす。(*´ω`*)
ええ。ええ。
きっと。鷲っす。
小さなタカさんやトンビさんたちも沢山いるんす。





言い張っちゃうんス。(*´ω`*)
ちなみに、前森山の山頂に捧げたお酒も地元のお酒で......



「鷲の尾(わしのお)」なんて名前なのでつ(*´ー`*)
岩手山の麓の街である盛岡にしても、
街の中心的な神社さんには巨大な鳥さん系の磐座(いわくら)
なんかがあるのでやんす。





桜山神社(櫻山神社)さんの烏帽子岩(えぼしいわ、兜岩)。
写真はかなり前に訪れた時のモノになりますけど。
この場所は紛れもなく盛岡市内イチのパワースポット。
中心地。
岩手山のエナジーと強く繋がっている場所でする。
さらに、地元の人でも気づかない!?
思ってもみない!?
ようなお話をここで爆弾ドロップすれば、
この桜井神社さんの御神紋である「向鶴(むかいつる)」......





二羽の鶴が向かい合っている紋様で
「南部鶴(なんぶつる)」
とも言われる南部氏の紋様でもありますが......



ワシの正面顔に見えへん!?

ね!?

見えるでましょ!?



ね!?

見えない?

えええええ!?

あなたわダンダンダンダンみえてくぅぅーーるぅ......

みえてくぅぅーーーるぅぅ......





ね?

見えるてくるでましょ!?(*゚▽゚*)

プリリンねーさんも言ってましたし。

ええ。ええ。

そんなこんなで岩手山の山頂の上に
光るワシの神様と日輪が出た時には
僕さんはとても感動したのでございます。



安比高原から帰る時にはこんな彩雲もいただきつつ......



はい。
全てマボロシでございます。
お疲れ様なのです(*´ω`*)



☆神紋写真の一つは地元在住のEriさんにお借りしました。
ありがとうですー♪(^^)


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前森山徒然

2024-02-23 00:02:25 | 面白い...パワスポ寺社
東北地方屈指の名山であり、霊山でもある
「岩手山(いわてさん)」
岩手県の盛岡駅を下りた時に見かけたりすると、
その御姿にはいつも見惚れてしまいます。



今年の冬は雪がとても少なく。
スノースポーツを愛する僕さんにとっては
少々寂しめな年ともなっているのですが。
個人的に少し心配をしてしまうのは、
こんな雪の少ない冬の後は、
後に山に染み込む雪解け水が少なくなってしまい。
春から夏にかけての植物や農作物の生育や、
人々の生活水などにも少なからずの影響が
出てしまうかもしれないなぁ......
なんていうことであったりもします。
雪国で雪と格闘しながら暮らしている方々には
少々言い難い言葉ではありますが、
改めて思うのは、

雪あっての水。

雪あっての冬。

冬あっての春。

春あっての夏。

水あっての夏。

水あっての実り。

実りあっての秋。

豊かさ。

この国や星の美しき四季の巡りは、
できればいつも美麗に流れていってもらえたらなぁ......
なんて。
毎年、青と白に光り輝く雪山を見ていると、
そんなことを思い願ったりもするのです。



少し前に、盛岡駅からも程近い、
安比高原は前森山にある
「安比高原スキー場(APPI Snow Mountain Resort)」
さんに伺っていました。
美しき岩手山もよく見えるスキー場。
コッピドク溜まりまくっているストレスを発散。
真剣にお遊び☆
厳しい現実からの束の間の逃避行。
少しだけ幸福に思えるひと時。





ゲレンデに2つあったゴンドラのうちの1つが
経営難によって無くなってしまっていて。
APPIファンとしては少々寂しくはあるのですが。
それでも、
相も変わらず国内屈指のスケールと抜けの良さを誇る
スキー場さんであることに変わりはなく(^^)











お泊りはやぱーりゴールデン♪なホテル。
ANAクラウンプラザリゾート安比高原。
以前は「安比グランド」と呼ばれていたホテルさん。





独特のシャンパンゴールドな外壁カラーも
雪山で見ると意外と趣味が悪くないという感覚。
夏場に見るとちょっと引いちゃう色味じゃね!?
なんてことも思いまちゅけど。ね。
ええ。ええ。
館内も世界バブル遺産系シャンパン♡テイスト。









沢山の本や雑誌が置いてあるブックラウンジ。
フリーのコーヒーメーカーもありまする。
快適快適(^^)




あちらこちらに心地よいカフェさんも。





お風呂は勿論!
温泉さん♪



露天風呂は「白樺の湯」という建物の方に。
湯温がかなり熱めだったりして......( ̄▽ ̄;)





雪のゲレンデを眺めながら入れるプール&ジャグジー。
なにかとシャンパン♪グルーヴ。





御多分に漏れず、
今や海外からのお客さんもとても多く。
夜な夜なDJクラブなスペースがオープンしたりも。





僕さんはスキー場に入ると、
いつも真っ先に山頂へと向かうのです。
お酒などを持って山の神様に挨拶をする......
という感じなのですが。
勿論、捧げ物は全てしっかりと持ち帰りますし。
ゴミなどは一切残さないっす。





すると、時折、
こーーーんな感じになったりもしまして......



この時は巨大な狐さん。
写真は後ろ姿でしょうか。
背中に乗っていい!?みたいで。
前森山は狐さんが護っていらっしゃるようなのです。
その感覚を後で地元のEriさんにぶつけてみたのですが、

「田山稲荷さんではないか......」

ということになりまして。
ふむふむ。そーなのね。なるほど。
でもって、
お隣の岩手山の真上に日輪なんかが出ちゃったりすると......
流石に少々ビビリますのです。
圧倒的で感動的な風景っす......







どーも、岩手山というのは
大きな鷲(ワシ)の神様がいらっしゃるようなのです。
この時も出てきていただけたのですが......
キラキラと虹のように眩く、こんな感じで......





勿論、地元では有名なお話だと思いますが、
岩手山の名前にも関係するとても大きな鳥の神様。
ということで、
お話は「岩手山徒然」に続きますのです。(^^)


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スプーン大事

2024-02-19 00:07:00 | 美味い
「ブレンドのSをください。
ホットがいいんす。
コーヒーで手のひらと心もあっためちゃおうかと。
ええ。ええ。(* ´З`*)」



と、近所のドトールさんで
新人バイト系お兄さんにオーダーをする僕さん。



「はい。
......あ......すいません。
只今、スプーンをきらせてしまって。
スプーンが無くてもよろしいでしょうか?」

「へ!?
ほ、ほぉぉ。。ほう。。
だ、大丈夫ですけど。ええ」

「ありがとうございます。
すいません」



僕さんとしてはちょっとびっくりなパンチライン。
けっこうな豪速球。
受け答えの言葉とは裏腹に心の中はこんな感じで......



「......おいらわブラックだから良いけど、
砂糖とかミルクとか入れようなんて思ったら?
なんて?
答えたらいいんだろきゃ。。
スプーンとか無いと掻き混ぜられないやん。
ええ?
どう答えたらよいの!?
カフェがスプーン切らしてるなんて......
なんかおかしな話じゃね?
受け入れて良い話しにゃの!?
最近けっこーな値上げもしてたやん......」



まね。
色々と事情があるのでしょうし。
周りを見渡したらスプーンがある人もいるので、ま、
単純に混んでて数が足りなくなったのでしょうかね。
でも席数ぐらいは揃えておくとか......
岸田総理の言動並みに驚くお話でつのにゃ。
ええ。ええ。
と。
そんな日は早く家に帰って最近ハマっているレトルトカレーを
赤米ブレンドのご飯で食べちゃうんス (*´∀`*)



エスビー食品さんの「南インド風チキンカレー」
名店「エリックサウス(ERICK SOUTH)」さん監修の一品。
スパイシーでシャバり加減も素晴らしく。
独特のカルダモンな香りが嫌味なく立っております。
とてもお好み。美味しい。絶賛。
やんや。やんや。(^^)



本家のお店の方はこんな感じッス。
写真は東京駅の八重洲口店。
勿論!の人気店。
エリックハウスさんの原点となる店舗さん。





僕さんが好きなメニューは
カレーを何種類か自由に選べるプレートっす。



ビリヤニのプレートもすこぶる美味しいっす。



らしい卓上スパイスもそろっております。



でもって、
お話は自宅で食べるレトルトさんに戻りまして。
カレーにはスプーンが大事ですから。
我が家では
「カレーにはこのスプーン!」
と決めているヤツがおるのでつ。

必殺!

ココイチ・スプーン!



CoCo壱番屋」さんの特製スプーンですの。
ええ。ええ。
カレーを食べるのに最適なサイズ感とカーブデザインなんす。
すくう部分の凹み具合や厚みも抜群で、お口に馴染みまくり。
柄の部分にしても厚みや幅が持ち手にしっくりフィット。
不思議と他のスプーンよりカレーが美味しく感じてしまうのです。
カレー専門店のスプーンは一味違うのぉぉ......
という感じのプチ幸せアイテム。



あ!(*゚0゚)



これドトールに持っていってあげよう。
そだ。そだ。
そーしよ。

「スプーン足りないでしょーーっ! (@^-^) 」

なんつって、ね。
ええ。ええ。

......

......

怒られまちゅな......

yametoko......



☆カレーを巡る過去記事ツアーとか☆
無愛想
ジャジャン!
マジックなスパイス
メルカトルの世界
反省会
せしぼーーん♪
じわじわ
石垣島徒然
石垣島徒然 2
開会宣言
なんだかカレー
なんだかカレー 2
なんだかカレー 3
意外と好きなすき家
草津徒然 2
谷根千徒然
維新と威信 5
うめー(*´ω`*)
みぼうじん
みんな...
宝の川の日
日比谷徒然
蕎麦ば☆バンバン
どっちも食べたい。
麗しのスープカレー
ソーダ水の物語 4


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

定義徒然

2024-02-15 00:00:21 | 美味い...パワスポ寺社
杜の都(もりのみやこ)仙台の街中から
車を走らせること50分ほど。
待ち受けるのは「定義とうふ店」さんの誇る逸品さん♪



三角定義あぶらあげ(さんかくじょうぎあぶらあげ)。
お店の公式サイトでは
「定義三角あぶらげ」
とも記されておりやす。



かの食いしん坊、
サンドイッチマンの伊達みきおさんにして

「死ぬ前に食べるなら、ここの三角揚げ」

と言わしめるほどの油揚げさん。
カロリーゼロ。
天下一品とわこのことっす。
ええ。ええ。



美味しさこの上無し。
お好みでかけるこのだし醤油と
七味唐辛子さんも特別な感じでして。
ヤバイっす。



少々マニア向けのお話をすれば、
油揚げにお醤油をかける前に、
こんな風に箸でつついて沢山穴をあけると良いんス。
つんつん......と。
つんつん......



こうすると分厚い油揚げの中の方にまで
しっかりと醤油が染みるのです。
美味しくなるんス。
マストな作業なんす。
ええ。ええ。
と、そんな定義とうふ店さんは
「定義さん(じょうぎさん)」と呼ばれる寺院さんの
参道にあるのですが、
参道沿いには他にも美味しいものが並んでおりまする。
玉コンニャクさんとか。



名物の味噌おにぎりさんとか。
お米は「ひとめぼれ」で味噌は秘伝のみそ!
とのことで。
にゃにも裏切らないっす。



参道はこんな感じ。



「定義さん(じょうぎさん)」の正式名称は
「浄土宗極楽山西方寺」と言うのだそうです。
流石に貴族系武士、平家の里寺。
全体的にどこか高貴で気品を感じられます。
山門も見事。





むかーし、むかし。源平合戦の世。
壇ノ浦(だんのうら)の戦いで源氏に敗れ、
源氏の追討を逃れながら遥か東北にやってきた平家一族の
平貞能(たいらのさだよし)さんは、
一族の宝物である阿弥陀如来さんの描かれた掛け軸を守りながら
この地に隠れ住むことを決意。
その際、世隠れの為に名前を
「定義(さだよし)」
と改めたのだそうです。
それで、その後、
この地は「定義(じょうぎ)」と呼ばれるようになり、
宝軸の阿弥陀如来さんは
「定義如来(じょうぎにょらい)」
と呼ばれるようになったとのこと。
寺院はそんな貞義(さだよし=定義)さんが亡くなった後、
家臣達がお墓の上に小さなお堂を建てたのが最初で。
その後、お寺へと発展していったのだそうです。
いわば

「平家の隠れ寺」

といったところでしょうか。
賢者が隠居地に選んでしまうほど
とても豊かな地にあるお寺さん。

コチラは、
そのお寺の元となった貞能さんの墓陵の上の御堂。
御廟貞能堂。









誰でも鐘を突くことが出来る鐘楼堂も好印象。



大本堂の方はこんな感じ。









五重塔では日輪と貞能さんの御言葉を?
いただきました。(^^)





池のほとりにはお茶所や展示室などがあります。





とても静かで豊かな地。
地理風水的にも間違いなく龍穴。
流石、貞能さん。
土地を見る知識も力も持っていたのだろうなぁ、と。



最後に、
五重塔の前で日輪越しに貞能さんから頂いた言葉を
ポンチキがてら!?残しておきます。
スマホにメモをしていたもので、
一字一句正確なものではないのですが、
だいたいこんな感じ......
ということで御許しくださいませ。(^^)



———————私は負けたのではない。
逃げてもいない。
ただ、一心に、
どんなことがあろうとも、
自分が大切にしているモノを守り通そうとしたのだ。

戦いとは大切なモノを守るための行為だ。

何かを守るための戦いに勝ち負けなどないのだ。

逃げるとか、
負けるとか、
そういった言葉は大きな間違いだ。
逃げることも戦うことだ。
逃げることで守れるものがあれば、
それは勝利と言っても良いものではないか。

勝とうが負けようが、
守り通すことが大切なのだ。

戦いとは、
戦うために戦うのではない。
戦いのための戦いなど、戦いではない。
ただの暴力だ。

大切なものを護るために戦うのだ。
護るものは人によりさまざまなものがあろう。
自分を守るため。
家族や住居を守るため。
愛する人や信じることや様々なもの。
国であったり自然や動物達であったりもするであろう。
何かを護るための戦いに勝ち負けなどないのだ—————


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴェンダース調

2024-02-11 00:17:13 | 素敵...映画/音楽/珈琲
「キネマ旬報(きねまじゅんぽう)」
という大御所映画雑誌さんが1958年8月下旬号に載せた
映画監督の小津安二郎(おずやすじろう)さんの言葉
というものがありまして。

「小津安二郎ってだれよ!?」

という方はwikipediaや過去記事の
尾道徒然
あたりを見ていただければと。
僕さんの敬愛する映画監督さんの1人なのです。



————————性に合わないんだ。
ぼくの生活条件として、
なんでもないことは流行に従う。
重大なことは道徳に従う。
芸術のことは自分に従うから、
どうにもきらいなものはどうにもならないんだ。
だから、これは不自然だということは百も承知で、
しかもぼくは嫌いなんだ。
そういうことはあるでしょう。
嫌いなんだが、理屈にあわない。
理屈にあわないんだが、嫌いだからやらない。
こういう所からぼくの個性が出てくるので、
ゆるがせにはできない。
理屈にあわなくともぼくはそれをやる————————



これは、
映画制作における定型的な技法から外れることが多かった
小津さんの作風に関しての質問に
当人が答えたことなのですが......



共感至極の名言。



なんでもないことは流行に従う。
重大なことは道徳に従う。
芸術のことは自分に従う。



年始の記事がとてーーーも長くなってしまったので、
以下は今更の、遅ればせながら、、的なお話しともなりますが。
「PERFECT DAYS(パーフェクトデイズ)」
上に記した小津さんの言葉のような映画作品。



役所広司さん主演。
ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)監督。
僕が観たのは年始早々だったのですが、今年はもう、
これ以上の作品には出会えないのではないか?
なんて思わされるような素晴らしいものでした。

「良き映画」
「映画らしい映画」

そんな言葉がシンプルにピッタリ合う感じでしょうか。
僕にとってはそんな作品。
名優、役所広司さんの魅力や凄みも満点。
カンヌ映画祭で主演男優賞獲得!
というのも納得過ぎるほど納得。
そして、何より、
ベンダースさんのファンとしたら、もう、
作品全体に漂う空気感や作風がたまらないわけです。

決して長旅などをしている物語ではないけれど、

ロードムービーと言えるかは微妙だけれど、

そのジャンル・エッセンスが凝縮された映像美と音楽の使い方。

制作姿勢や美学。

ロードムービーのなんたるか。

冒頭に記した小津安二郎さんを敬愛していることが
強く伝わってくる「小津調」なローカット。
細やかな感情の捉え。
イマジナリーライン越えのカメラ。
相似形の絵や演出。世界観。
色々とヤベーっす。
感激。
たまらんのでちゅ......(*´ー`*)



物語としては、
東京で公共トイレの清掃を仕事にしている人の
シンプルな生活を淡々と描くものでしたが、
僕が最も印象的だったシーンは、
セリフが殆ど無く、
あっても穏やかな口調の主人公の
平山さん(役所広司さん)が唯一声を荒げた場面。
言葉。



「何も変わらないなんて、
そんな馬鹿な話なんてないですよ!」



冒頭から淡々と、
同じような毎日の繰り返しをこれでもか!と描く中で、
そのことと最も対照的な言葉。
しかし、それ故に、
僕には最も響いたセリフ。
きっと、この言葉の為に
淡々とした繰り返しの毎日や
キャラクターを描いたのだろうな、とも。
同じような毎日に思えても、その中に、必ず、
木漏れ日のように光り輝く、
希望にあふれる、
自然と心が嬉しくなる、
新鮮な何かがあるはずだ、と。
起こっているはずだ、と。
それに気づくべきだ、と。
そんなことを大切にすべきだ、と。
そんな作品のメッセージにも思えました。



繊細な作品だから、
些細なことが大きく響く。



全体的には
「民度とはどういうことか.......」
なんていうことも考えさせられましたでしょうか。
知的で性格も人格も良く、
何事にも一生懸命取り組めるような人が
とても地味で目立たないような部分の仕事をしている。
そんな仕事に確固たる誇りと責任を持ってくれている。
それは、もしかしたら階級的な国や社会では
あまり考えられないようなことであるかも知れず。

しかし、こんな形が普通に多くあるような社会や国では
自然と民度なるものも高くなり。
国家社会の強みともなって、
美徳的なものとなるようにも思えます。
そんな民度の高さを持つような国であれば
人や仕事に貴賎など無いという価値観も育まれそうで、
全てが等しく尊敬されるべきものなのだと考えられるような
精神性の高さも持ち得ることもできそうで。
この世界や丸い星や宇宙には上下など無いという理解や、
そして、きっと、
木漏れ日に幸せを感じられるような国ともなれる......
なんていうこともあるのではないか、と。
日本という国の強さや美しさの本質にしても、
実はそんな部分にあって......などと、
そんなことを考えさせられた作品でした。

少しだけ気になったのは、
リアルな物語だと思うのに、なぜか?終始、
どこか現実感の希薄さを感じられたりもして......
それは、きっと、
この主人公のような生活をしている人の現実には、
もっと違うことが沢山あるのでは無いか......
などと思っている自分との
温度差みたいなものであったのかも知れません。



......と、まぁ、
そんなふうにとても感動してしまった僕さんは、
映画の聖地巡りに出たりもしたのでありまちゅ。
アホでちゅ。
ええ。ええ。





先ずはスカイツリーでしょうか。
ええ。ええ。
それと、浅草地下街への入り口。





チョイ飲み屋の「福ちゃん」。
勿論、いっぱい頂きつつ......







この席に座ってましたな。
平山さん。
ええ。ええ。



銭湯にも入っちゃったりして。
電気湯さん。





飲むコーヒーわ!
勿論!
BOSSの缶コーヒーっす。



このベンチでしたでしょうか。
平山さんがコンビニのサンドイッチ食べていたのわ。







おそらくは代々木八幡神社さんっす。
ええ。ええ。







キノコなトイレも。



映画を見た人にしかわからんやんけ!
的アホ写真集でつな。
ちなみに、
昨年大ヒットしたTVドラマ「VIVANT」での役柄とか、
この映画の役柄などを合わせて、
役所広司さんにはどこかスサノオさんを感じますのです。
容姿は別として、ですが。
役柄と人柄と雰囲気のリンク。
ええ。ええ。


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一巡 10

2024-02-07 00:01:05 | 面白い...パワスポ寺社
年始早々、少々長いシリーズ記事となっていまいましたが。
この記事は、毎年、出雲会議の後に天から降り下りてくる
干支にまつわる1年のイメージや言葉のお話であって、
それに関連して訪れることになった地のお話。
次回は一旦のまとめを記して終回とさせていただこうと思います。
なにとぞなのです。(^^)




極私的でポンチキなお話ではありますが、
初回記事に記した通り、
天からいただいた今年のイメージ的な言葉は

「一巡」

ツルツルとした蛇(巳年)さんから始まり、
11年の踏ん張りと頑張りの時を経て、
手足やツノや髭やキラキラと輝く鱗を持った、
美しい玉を手にした美麗な龍さんへと進化できる年。

動物が伝説の生物へと進化する旅。

神へと進化する旅。

その旅路の巡り。

一巡。

なぜ?

この干支関連話は巳年から記し始めることになったのか。

地を這うだけのものから、
天空を舞える力を持つ存在に。
現実の生命から、
想像上の理想的で特別な生命体に。
龍なのか竜なのか。
龍なのか龍神なのか。
そんなものに成れたのか?
成れなかったのか?
そんなことを確認や点検出来るような年。
そんな年に訪れることになったのは種子島、宝満神社。
この国における稲作の起源となっているかも知れない島。
場所。

それは、
龍や龍神に成れたかどうかの確認をするにしても、
原点が大切ですよ、ということ。
自分の起点を思い出すと良いですよ、ということ。

自分の中にある最古の記憶とはなんだろうか。
自分が最初に好きになったものはなんだったろうか。
嫌いなことはなんだろうか。
好きなことや人を忘れていたりしていないか?
嫌いなことや人に囲まれてしまっていないか?
自分が今まで一番傷ついたコトとはなんだったろうか。
自分が憧れたものはなんだったろうか。
そもそも、自分の夢はなんだったのだろうか。
自分はどんな人になりたかったのか。
そんなことごとを物差しにして自分を計り直してみる。
整理してみる。
整理されれば必要なものもやそうで無いものもよくわかり、
来年、新たな巡りの始まりでもあろう巳年に脱皮する皮として
準備も用意も出来てしまう。
新たな巡りのスタート年に向けた整理もできる年。

何より、
自己点検の結果がどんなものや答えであったとしても、
皆、同じ場所にいるハズは無いということ。
同じ場所だとしても、
必ず幾層も上のところにいるハズで。
それを再認識するべきであるということ。
龍はうねり、螺旋を描き。
人生やDNAも螺旋を描く。
実は「そんな考え方こそが龍である」ということなのかも知れず。



もう一つは赤米と白米。
古代米と現代米。
それは赤と白。
紅白。
合わせるとピンク

白はアメリカ、西欧諸国。
赤は中国、ロシア、その関連諸国。


白と赤を合わせられる国は日本、インド、北欧、、、他は?
白と赤は日本の国旗のように分かれていてもいいのだ。
互いが引き立つ様にデザインされることも理想なのだ、と。
白と赤を合わせたピンクを目指してもよいのだ、と。





下の「種子島いわさきホテル」さんの写真は
公式HPから拝借したものですが......



そして、
長くこのブログを見てくれている方は
既に気づいていらっしゃるかと思いますが。
今年の年初記事にはアル言葉が抜けています。

「あけまして おめでとうございます」

という言葉です。
今年の始まりに起きたことを思い考えた時に、
僕は「おめでとう」という言葉を
ココで使うことは出来ませんでした。
そのことにはこんな意味もあるのだと思うのです。

今年は、
それぞれが、
それぞれのタイミングで、
龍となれたタイミングで、
龍と自覚できたタイミングで、
人間的成長の歩みを感じられたタイミングで、
「あけましておめでとう」
と言えれば良い年なのだと。
それは、それぞれのタイミングで必ず訪れるハズで、
今年の年明けは皆それぞれに違うのだと。
必ず成長した自分を感じられる年となるはずなのだと。
僕にはそんな年始にも思えたのです。

僕個人に関しては、
ちっぽけな人間ですし、
今年も泥だらけになるのだと思います。
実際、僕の新年はこのブログを記している今も
未だ訪れてはいません。
昨年末より引き続く困難ゴトにより、
未だ昨年が明けているとは思えないのです。
それでも、なんとか、
辰年の年明けを信じて、
これまで通りのんきに頑張っていこうと思っています。

脱皮がいちばんキツく、
夜明け前がいちばん暗い。

闇は目を不全にするけれど、
耳や心を冴えさせる。

ビルの屋上へと出れる扉の手前に設けられた、
扉の高さ調整の為の小さな階段。ギャップ。


最後に、
下記にはプリリンねーさんが降ろしてくれた
種子島に関連した神々の言葉を置いておきます。
どうか、皆さんや僕の辰年が良きものとなれますように。
真摯に願う次第なのです(^^)



==========================
【タネの神】
岩屋と龍の岩と浦田神社が大事な場所だな。
岩屋からレムリアに繋がるよ。

私は今はタイゲタ星にいる。
種子島に行ってくれるのなら、その時は行くよ。

ありがとう。
忘れないでいてくれて。
宮古島とも繋がるからな。
大事な場所だよ。

赤米は私が持って来たよ。

uzmetが種子島に来てくれたな。

種子島は素晴らしい土地だった。
気候も良かったので米も二期作が出来た。
だから、狙われていたな。
鉄砲伝来の島は漂着物も多かった。
だから、守らないといけなかったのだ。
種子島は最初は私の名前だった。
タネ島だな。
だから、私はあの地にいたのだよ。
ロケットの打ち上げに使われるとは思わなかったが、
私は星に帰ってしまったので、たまにしか行かないが、
鳥達は私の眷属だよ。
ねーさんはきちんと伝えてくれたから
uzmetは感じたまま動いてくれた。
星から話しているのにクリアだな。
ノナの魂が聞いてくれるのだろう。
ノナは私達のかわいい妹だからな。
ずっと変わらずに伝えてくれよ。
いつも、ありがとう。
==========================



==========================
【タマヨリヒメ】
宝満神社に来てくれて、ありがとうございます。
タネの神が赤米のタネを持って来てくれました。
私達はそれを植えて収穫していました。
タネの神は星に帰ってしまいましたが、
タイゲタ星はスバルにあるので、いつも見守ってくれます。
種子島は漂着物の多い島です。
鉄砲も来ましたが、他の物も沢山来ました。
肥沃な土地なので二期作が出来るのはいいのですが、
働かない人達も多かったので支配されてしまいました。
鉄砲のネジの話をuzmetさんがしていましたね。
島津の殿様は厳しく言ってきました。
ポルトガルに行った娘は沢山いたのです。
女は道具にされていましたね。
帰って来たのは、たった1人でした。
でも、それで鉄砲は出来ました。
赤米食べてくださいね。
==========================



追記......
以前、「一巡 2」のコメント欄にお返しもしていましたが、
昨年末に僕が感じていた「一巡」という言葉と同じことを
メールで伝えて来てくれた読者の
こもりくさん」には改めての感謝を。
正直、最初にメールを見た時にはとても驚きましたが......
カフェの会話の中で言い当てていたYUさんにも感謝。
やはり結構色んな人に伝わっているのだなぁ、と。
自分の感覚に対する審神者(さにわ)ともなったので
お二人にはとても助けられました。
ありがとうございます(^^)


☆シリーズ過去記事はこちら☆
一巡
一巡 2
一巡 3
一巡 4
一巡 5
一巡 6
一巡 7
一巡 8
一巡 9


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一巡 9

2024-02-03 00:05:54 | 面白い...パワスポ寺社
「鼻血は......

大丈夫。

......そうか。

なるほど。

邪馬台国と違って、
ココでは巫女や人を埋めたりとか、
生贄的なことはしていないのだな。
本来の、というか普通の、正しい形だ。
きっと、列島に稲作が伝わっていく中で色々なことがあって、
どこかでオカシナことになっていってしまったのだろうな。
つーか、僕さん、
未だ宝満神社に入ってないのでちゅけど......
行く前からもう大変!やんけ......」



もはや完全に飽きられてしまっているであろう、
干支を巡る年初のお話は、
もうチビっと続きます。。






宝満神社に入ると、
南の島らしい参道が続いていました。







珊瑚垣もある気持ちの良い参道は
幾度か大きく曲がりながら
本殿前の最後の曲がり角に辿り着きます。



と、そこに、僕さん的には
着物を着た玉依姫(たまよりひめ)さんにしか見えない、
膝丈ぐらいの黒い岩が地面から立つようにしてありました。
思わず手を合わせて、この地へ入らせて頂いたことへの
感謝を申し上げたのですが......



......「一巡 4」で記したように、
浦田神社近くの浦田海岸でも
同じような着物姿でしたでしょうか。



本殿に着くと誰もいなかったので、
ホテルで買ったばかりのお土産の赤米を並べ。
お茶と甘いものとお酒を捧げさせていただき。
アマテラス祝詞(のりと)もしっかりと奏上。
今回の滞在のお礼を。篤く。
よくよく考えると、
祝詞を上げたのはココと浦田神社さんの二か所でした。



その後は本殿横にある「宝満の池」の方に。
島で一番大きな池なのだそうです。



写真を見てお気づきの方も沢山いらっしゃると思いますが。
池の真上、月の真下にポツンと出ている雲は
一巡 4」に記していた雄龍雌龍の岩(おたつめたつのいわ)です。
同じ形だったのです。





この写真を撮った時、
とても大きな魚さん.....フナ?コイ?......が
「ドポン!」
と僕さんの目の前で大きく跳ね上がりまして。
タネの神様?でしょうか......
僕さんとてもビックリしてしまい。
ありがた過ぎて池のほとりでつい泣きそうになっちゃいまして。
僕さんとしたことが。ええ。
信じてもらえないとは重々承知もしておりますけど。
ほんとーなんす。
ええ。ええ。
そして、
よくよく池を見渡してみると......









トンデモナイ数の鴨(カモ)さん達が......
池の縁を全て埋めるような数......動画もあるんすけど......
僕さんコレほどの数のカモを見たのは初めてのことで......
いったい何羽いるのか、いたのか......
島の神々の眷属さん達?なのか……
呆気に取られた僕は茫然としてしばらく池を眺めていました。



「かも......賀茂氏......加茂氏......
高鴨神社.......下鴨神社.......上賀茂神社......
合鴨農法とかも?
ルーツは、実はこの島なのか......」



そんなことを胸に、
カモさん達や池そのものにも篤くお礼を申し上げ。
僕さんは鹿児島市内へと戻るため島の港へと向かいました。



年始早々、
少々長いシリーズ記事ともなってしまいましたが。
この記事は、毎年、出雲会議の後に天から降り下りてくる
干支にまつわる1年のイメージや言葉のお話であって、
それに関連して訪れることになった地のお話。
次回は一旦のまとめを記して終回とさせていただこうと思います。
なにとぞなのです。(^^)



☆シリーズ過去記事はこちら☆
一巡
一巡 2
一巡 3
一巡 4
一巡 5
一巡 6
一巡 7
一巡 8


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リンクバナー