「多摩川の河原は繋がっていて、セオリツヒメが鳩ノ巣に来てくださいと言ったの......」
少し前。
不思議な力を持つプリリンねーさんからそんな話が来ました。
何でも、東京を西から南へと流れる多摩川の奥地に「鳩ノ巣」というところがあって、
そこに「水神社」という小さな神社があり、
そこの水を是非!僕らに飲ませたいのだ......と、そーいうお話なのだそうです。
崇高なる水の女神である「瀬織津姫」さんに
「お水を差し上げます。。」
なんて!言われた上に、
このネーサンが預かる言葉の毎度毎度の正確無比さには最早何の疑念も抱かない僕なので、
そりゃぁぁぁぁ......もう......
いくでましょっ!(=゜ω゜)ノ
いつにする!?
「鳩ノ巣徒然」の始まり!
でございます。
調べてみると「鳩ノ巣=鳩の巣」という場所は確かにあって、
女神様の言う通り僕の住んでいるお家のすぐ裏を流れる多摩川の上流域、
いわゆる「奥多摩」と呼ばれるところにあるようでした。
今でこそ知名度は低くなってしまったものの、
その昔は関東に住む人たちの身近な休日リゾート地となっていたような所なのだそうです。
僕が見知っている奥多摩と言えば奥多摩湖と綺麗な渓流と美味しいお蕎麦。
それと日本最古の地層から湧き出るという素晴らしい泉質の温泉。
そんな地でなにやら僕らに飲ませたい水があるというのです。
アノ!瀬織津姫さんがワザワザ待ってくれているというのです。
多摩川沿いに住んでもいるし、そりゃぁぁぁぁ......もう......
いくでましょっ!(=゜ω゜)ノagain...
そんなこんなで休日に、ねーさんといつものメンバー「天然ikuちゃん」を誘い、
一路、奥多摩、鳩ノ巣へ。
あっ!という間につきまちた。
奥多摩エリアに入ると先ずは美味しいお蕎麦で腹ごしらえね。ええ。
当然で( ̄+ー ̄)
雰囲気の良い「玉川屋」さん。
味噌おでんなんかもね( ̄^ ̄)ゞええ。
お腹も満たされたところで再出発。
途中チロッと「スサノオ=素戔嗚」さんがいらっしゃる熊野神社にも寄って
「パワーあっぷ!( ̄^ ̄)ゞ」
お蕎麦屋さんからでもホンノ10分たらずの距離で噂の「鳩ノ巣」なる地につきました。
この地は初めてとなる僕は車を止め、
付近の案内地図を見て「玉川水神社」のある場所を確認。
皆と一緒に渓流の方へと谷を降りて行きました。
水神社に降りる道の途中にはこぉーんな「双竜の滝」なる滝があったり、
こんな水場があったり......
そして目的の「水神社」さんはこの水場のすぐ先、
渓谷の底を流れる美しい渓流の脇で小さなビルの様に聳え立つ巨大岩の上にポツン......と、
辺りを見渡す様にして佇んでいました。。。
どどーーーーーーーーん。。。
スゲーーっす。。(●゜д゜●)
想像以上の素晴らしさっす。
知らなかった。こんなトコ。。
美しいっす。ココ。。
大きな岩の下に立っている木製の鳥居をくぐり、岩の階段を登り、
水神社のある大岩のテッペンに着くと、
そこから見渡せる渓流の景色もまた最高でした。
僕らは社(やしろ)に祝詞とお酒を捧げ、
突然吹き出したグルグルと渦巻きのように回る不思議で強力な風!(@。@)
に包まれながら、神様に到着のご挨拶をして、
そばらくその場に3人で佇んでいたのですが......もう、心地よくて......
その場にいるだけで不思議と笑顔になってしまう感じ。
ずーーーっとここに居たいような気にもなりました。
なんだろか!?この心地良さ......
この水神社の創建年代は不明で、
不明なくらい昔からあったことは確かなのだそうです。
そして「鳩ノ巣」という面白い地名の由来を調べてみると、
実はこの「水神社」に関わる話が元となっているようで、
なんでも、江戸時代に「振袖火事」と呼ばれる大火事があった時に
街の復興のための資材調達の命を幕府から受けた材木商がこの奥多摩の地の木々を切り、
多摩川から江戸に運び込む......ということをしたのだそうです。
その時この「水神社」のある地には彼方此方から集まった仕事人達の
食事小屋が建てられたそうなのですが、
いつの頃からかその飯小屋近くの木の上に二羽の鳩が巣を作り子育てを始めたのだそうです。
仲睦まじく、朝夕となく子供達のために餌を運び込むその二羽の鳩の姿は
飯場に集まった人々にとってはとても癒されるお気に入りの風景となって、
毎日毎日大変な重労働が続く中でとても優しい気持ちになれた場所だった......
ということでこの地名がついたのだそうです。
そんな神社の女神様が
「是非飲んで欲しい...... 」
と言っていた水をいただこうと僕らは神社のある大岩を降り、
川のほとりにまで行ったのですが、
辺りはあまりに険しい渓谷だったので女性陣が下れるような道が見当たらず、
デワワッ!と、僕一人スタコラと川まで降りていきました。
川縁に着くと僕は流れの綺麗なところの水を手ですくってお味見さんを......
とてーーーもおいしい♪( ´▽`)
上手く言えませんが......養分がすごく多そうな水......そんなイメージの清流。
そして、女神様が飲ませたいと言った大切な水です。
みんなの分も小さなペットボトルと水神社に捧げた日本酒の瓶に汲んで戻りました。
渓谷の岩の上で皆でひとしきりその女神様のお水を頂いて、
「目的も果たしたし、そのままコーヒーでも飲んで一休みしようぜーい!」
ということになり、渓流の上に高々と掛かる、渡ると揺れてチト怖い!?
「鳩ノ巣小橋」という吊り橋の袂にある「ギャラリーぽっぽ」という
とても見晴らしの良いカフェに入りました。
先程の水神社の大岩もよく見えます。
お客は僕ら3人しかいなくてお店は完全に貸切状態。
こんな山奥の崖の様なトコロにあるカフェですから、
プラリと来ても中々見つけられない感じもします。。
「どーしてこんなトコロにカフェを作ったのですか?」
とオーナーさんに聞けば、
昔、鳩ノ巣が東京近郊の貴重なレジャー地として賑わっていた頃、
このカフェのある建物は渓流を見渡せるおみやげ屋さんとして人気だったらしく、
そのお店が閉まり、建物を安く借りることができたので、
カフェに改装して営んでいるのだ......とのお答えが。
勿論!ここのコーヒーは渓流に湧き出てくる水を沸かして煎れているとの事で、
まさに!「鳩ノ巣珈琲」(●´3`)
古の女神様の味がするのでございます。
お帰り前には日本最古の地層から湧き出でる僕のお気入りのお肌ツルピカ温泉
「もえぎの湯」にもよって帰りました。
コチラわ風呂上がりのコーラ・フロートさんで( ̄ー+ ̄)ええ。
こんな1日を過ごせた時にいつも思うのは、
人は美しい自然を前にするととても素直になれる......という様なこと。
「大自然に触れると癒される。。」
ということの意味をこの感覚に置き換えると、
「素直になることが癒しなのかもしれない」
とも言えるような気もします。
「鳩ノ巣徒然」
そんなことも、改めて、
女神様に教えてもらった日のように思えています。
「信じて」訪ねてみて本当に良かったのでございます(^^)
瀬を降りて津に至る川の源流にいらっしゃる美しき水の女神様。
そんな瀬織津姫さんの秘密に関してはこの時の記事でも記したと思いますが、
文中に出てくる働く人々を癒した二羽の鳩にもし神様が宿っていたのだとしたならば、
その神様は瀬織津姫さんと夫のニギハヤヒ(饒速日)さんだったのかもしれません。
その二神の力は今だこの地に、
大岩の上に佇む「玉川水神社」に、降り注いでいるように思えました(^^)
少し前。
不思議な力を持つプリリンねーさんからそんな話が来ました。
何でも、東京を西から南へと流れる多摩川の奥地に「鳩ノ巣」というところがあって、
そこに「水神社」という小さな神社があり、
そこの水を是非!僕らに飲ませたいのだ......と、そーいうお話なのだそうです。
崇高なる水の女神である「瀬織津姫」さんに
「お水を差し上げます。。」
なんて!言われた上に、
このネーサンが預かる言葉の毎度毎度の正確無比さには最早何の疑念も抱かない僕なので、
そりゃぁぁぁぁ......もう......
いくでましょっ!(=゜ω゜)ノ
いつにする!?
「鳩ノ巣徒然」の始まり!
でございます。
調べてみると「鳩ノ巣=鳩の巣」という場所は確かにあって、
女神様の言う通り僕の住んでいるお家のすぐ裏を流れる多摩川の上流域、
いわゆる「奥多摩」と呼ばれるところにあるようでした。
今でこそ知名度は低くなってしまったものの、
その昔は関東に住む人たちの身近な休日リゾート地となっていたような所なのだそうです。
僕が見知っている奥多摩と言えば奥多摩湖と綺麗な渓流と美味しいお蕎麦。
それと日本最古の地層から湧き出るという素晴らしい泉質の温泉。
そんな地でなにやら僕らに飲ませたい水があるというのです。
アノ!瀬織津姫さんがワザワザ待ってくれているというのです。
多摩川沿いに住んでもいるし、そりゃぁぁぁぁ......もう......
いくでましょっ!(=゜ω゜)ノagain...
そんなこんなで休日に、ねーさんといつものメンバー「天然ikuちゃん」を誘い、
一路、奥多摩、鳩ノ巣へ。
あっ!という間につきまちた。
奥多摩エリアに入ると先ずは美味しいお蕎麦で腹ごしらえね。ええ。
当然で( ̄+ー ̄)
雰囲気の良い「玉川屋」さん。
味噌おでんなんかもね( ̄^ ̄)ゞええ。
お腹も満たされたところで再出発。
途中チロッと「スサノオ=素戔嗚」さんがいらっしゃる熊野神社にも寄って
「パワーあっぷ!( ̄^ ̄)ゞ」
お蕎麦屋さんからでもホンノ10分たらずの距離で噂の「鳩ノ巣」なる地につきました。
この地は初めてとなる僕は車を止め、
付近の案内地図を見て「玉川水神社」のある場所を確認。
皆と一緒に渓流の方へと谷を降りて行きました。
水神社に降りる道の途中にはこぉーんな「双竜の滝」なる滝があったり、
こんな水場があったり......
そして目的の「水神社」さんはこの水場のすぐ先、
渓谷の底を流れる美しい渓流の脇で小さなビルの様に聳え立つ巨大岩の上にポツン......と、
辺りを見渡す様にして佇んでいました。。。
どどーーーーーーーーん。。。
スゲーーっす。。(●゜д゜●)
想像以上の素晴らしさっす。
知らなかった。こんなトコ。。
美しいっす。ココ。。
大きな岩の下に立っている木製の鳥居をくぐり、岩の階段を登り、
水神社のある大岩のテッペンに着くと、
そこから見渡せる渓流の景色もまた最高でした。
僕らは社(やしろ)に祝詞とお酒を捧げ、
突然吹き出したグルグルと渦巻きのように回る不思議で強力な風!(@。@)
に包まれながら、神様に到着のご挨拶をして、
そばらくその場に3人で佇んでいたのですが......もう、心地よくて......
その場にいるだけで不思議と笑顔になってしまう感じ。
ずーーーっとここに居たいような気にもなりました。
なんだろか!?この心地良さ......
この水神社の創建年代は不明で、
不明なくらい昔からあったことは確かなのだそうです。
そして「鳩ノ巣」という面白い地名の由来を調べてみると、
実はこの「水神社」に関わる話が元となっているようで、
なんでも、江戸時代に「振袖火事」と呼ばれる大火事があった時に
街の復興のための資材調達の命を幕府から受けた材木商がこの奥多摩の地の木々を切り、
多摩川から江戸に運び込む......ということをしたのだそうです。
その時この「水神社」のある地には彼方此方から集まった仕事人達の
食事小屋が建てられたそうなのですが、
いつの頃からかその飯小屋近くの木の上に二羽の鳩が巣を作り子育てを始めたのだそうです。
仲睦まじく、朝夕となく子供達のために餌を運び込むその二羽の鳩の姿は
飯場に集まった人々にとってはとても癒されるお気に入りの風景となって、
毎日毎日大変な重労働が続く中でとても優しい気持ちになれた場所だった......
ということでこの地名がついたのだそうです。
そんな神社の女神様が
「是非飲んで欲しい...... 」
と言っていた水をいただこうと僕らは神社のある大岩を降り、
川のほとりにまで行ったのですが、
辺りはあまりに険しい渓谷だったので女性陣が下れるような道が見当たらず、
デワワッ!と、僕一人スタコラと川まで降りていきました。
川縁に着くと僕は流れの綺麗なところの水を手ですくってお味見さんを......
とてーーーもおいしい♪( ´▽`)
上手く言えませんが......養分がすごく多そうな水......そんなイメージの清流。
そして、女神様が飲ませたいと言った大切な水です。
みんなの分も小さなペットボトルと水神社に捧げた日本酒の瓶に汲んで戻りました。
渓谷の岩の上で皆でひとしきりその女神様のお水を頂いて、
「目的も果たしたし、そのままコーヒーでも飲んで一休みしようぜーい!」
ということになり、渓流の上に高々と掛かる、渡ると揺れてチト怖い!?
「鳩ノ巣小橋」という吊り橋の袂にある「ギャラリーぽっぽ」という
とても見晴らしの良いカフェに入りました。
先程の水神社の大岩もよく見えます。
お客は僕ら3人しかいなくてお店は完全に貸切状態。
こんな山奥の崖の様なトコロにあるカフェですから、
プラリと来ても中々見つけられない感じもします。。
「どーしてこんなトコロにカフェを作ったのですか?」
とオーナーさんに聞けば、
昔、鳩ノ巣が東京近郊の貴重なレジャー地として賑わっていた頃、
このカフェのある建物は渓流を見渡せるおみやげ屋さんとして人気だったらしく、
そのお店が閉まり、建物を安く借りることができたので、
カフェに改装して営んでいるのだ......とのお答えが。
勿論!ここのコーヒーは渓流に湧き出てくる水を沸かして煎れているとの事で、
まさに!「鳩ノ巣珈琲」(●´3`)
古の女神様の味がするのでございます。
お帰り前には日本最古の地層から湧き出でる僕のお気入りのお肌ツルピカ温泉
「もえぎの湯」にもよって帰りました。
コチラわ風呂上がりのコーラ・フロートさんで( ̄ー+ ̄)ええ。
こんな1日を過ごせた時にいつも思うのは、
人は美しい自然を前にするととても素直になれる......という様なこと。
「大自然に触れると癒される。。」
ということの意味をこの感覚に置き換えると、
「素直になることが癒しなのかもしれない」
とも言えるような気もします。
「鳩ノ巣徒然」
そんなことも、改めて、
女神様に教えてもらった日のように思えています。
「信じて」訪ねてみて本当に良かったのでございます(^^)
瀬を降りて津に至る川の源流にいらっしゃる美しき水の女神様。
そんな瀬織津姫さんの秘密に関してはこの時の記事でも記したと思いますが、
文中に出てくる働く人々を癒した二羽の鳩にもし神様が宿っていたのだとしたならば、
その神様は瀬織津姫さんと夫のニギハヤヒ(饒速日)さんだったのかもしれません。
その二神の力は今だこの地に、
大岩の上に佇む「玉川水神社」に、降り注いでいるように思えました(^^)