10月6日、恒例高尾山登山です。コースは蛇滝口~1号路~富士道~5号路~紅葉台北巻道~一丁平~小仏城山~小仏峠~小仏~日影です。前に見たマヤラン、サガミラン、ギンリョウソウモドキ、クルマアザミ等を確認しながら秋の花々を楽しんできました。
先ず蛇滝道ではオオヤマハコベの群落がありました。
女坂ではカシワバハグマが咲いておりアサギマダラが吸蜜していました。
紅葉台北巻道に入るまでの間でマヤラン(私の地元では年2回開花するのに、ここでは秋に1回だけしか開花しないのか?)、2回目の発芽でやっと咲いたサガミラン、果実を付けたギンリョウソウモドキなどを確認してきました。
セキヤノアキチョウジが一株咲いていました。
アキノキリンソウも時折出現します。
一丁平までの間蝶や蛾も賑やかに花に吸蜜していました。
アズマヤマアザミに吸蜜するヒメクロホウジャク
ノハラアザミに吸蜜するアサギマダラ
ノハラアザミに吸蜜するホシヒメホウジャク
ヤマハッカに吸蜜するホシヒメホウジャク
ヤマハッカは小仏城山の明るい巻道などにもっと多くの花を付けて沢山咲いていました。
ワレモコウも咲いています。
ノハラアザミの変種であるクルマアザミに吸蜜するヒメクロホウジャク
コシオガマ(在処はAさんに情報を頂いていました。ありがとうございました。)は今年の初見です。この辺り彼方此方に株は小さいですが沢山咲いていました。
この近くに思いがけなく草に隠れるように咲いているセンブリを2株見つけました。センブリは一丁平ではまだ蕾だったのですが日当たりが良いので先に咲いたのでしょうか。
タムラソウはもう果実になっています。タンポポのように飛んでいくそうです。うまく行ってこの辺りにタムラソウが増えるといいのですが。
小仏城山の近くではナンテンハギ(別名フタバハギ)があちこちに咲いています。
これも思いがけなくひとかたまりのコシオガマがありました。これだけあると綺麗さが余計目立ちます。
レイジンソウ(何レイジンソウか私にはわからないのでこう呼びます。)は終盤なのか果実を付けたのもあれば咲いているのもあります。
白花のツリフネソウ(これもAさんに情報を頂いていました。)はもう終盤なのでしょう、大分いたんでいますが私の初見です。ピンクのは見たことがあるのですが。
小仏峠からの下りの川沿いにはシュウカイドウがあちこちに咲いていました。
小仏バス停までの間にオオニシキソウの群落がありました。オオニシキソウは北アメリカ原産の帰化植物でトウダイグサ科トウダイグサ属の1年草で花が小さく杯状で面白い花です。
また、花はタデに似ていますが名前の分らない花が咲いていました。これも多分帰化植物なんでしょうが何者でしょう。
日影までの間にスズメウリがありました。
ちょっと木下沢に寄り道しナンバンハコベの果実を撮影に行きました。果実はほとんど落ちており、なんとか残っていたものを撮影できましたが、同時に一輪だけまだ咲き残っている花を見つけました。
さらに、すぐ隣にネナシカズラが咲いておりビックリです。摺差で見て以来4年ぶりの再会です。
最後にアカボシゴマダラに出会いました。
今日は目的のほとんどの花に出会えて楽しい山行でした。
以上