八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2021年 :スノームーン

2021-02-27 20:34:28 | 自然現象

今日の満月はスノームーンという。東鴨ルパンさんに教えてもらいました。早速撮影しましたが、既に高く昇っていてバックに何もない満月だけの写真になりました。また、今日は北風が吹きすさび寒さが厳しく、雪はないものの寒々とした月でした。撮影してすぐ暖かい室内に逃げました。ウサギさんが綺麗に映っていました。

スノームーンとは、アメリカの先住民の風習に由来するとのことで、北アメリカは寒い冬で雪が多く降るため2月の満月をスノームーンと呼ぶようになったとのことです。

ちなみに各月の満月は、1月はウルフムーン、3月はワームムーン(芋虫月)、4月はピンクムーン、5月はフラワームーン、6月はストロベリームーン、7月はバックムーン(男鹿月)、8月はスタージョンムーン(チョウザメ月)、9月はハーベストムーン(収穫月)、10月はハンターズムーン(狩人月)、11月はビーバームーン、12月はコールドムーン(寒月)という。

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2021年 :ツクシ(土筆)がやっと頭を出しました。

2021-02-27 15:46:19 | 

今日は風が強くて冷たい。冬が戻ったようです。

小比企の畑の隅でツクシがやっと頭を出しました。今年は少し遅いような気がします。待ちに待った春の花達の一つです。

こちらでは4個出ていますが分かりますか?

先日出ていたフキノトウ(蕗の薹)がこんなに多くになりました。

人家の庭にツルニチニチソウが一輪咲いています。ヨーロッパ原産の帰化植物でキョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の常緑多年草です。観賞用に植えられたものが野生化したものもあるようです。花期は春~初夏ということですが、この1輪は咲くのが早い。

以上

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2021年 :オカモトトゲエダシャク(翅を折り畳んで止まる蛾)、シキミ(樒)等

2021-02-26 16:28:07 | 花と蛾

片倉城跡公園で枝尺蛾の1種のオカモトトゲエダシャク(岡本棘枝尺?)に出会いました。この蛾も春3~4月に出て来る蛾で大きさは開帳40mm前後。幼虫はクルミ、ニレ、ツバキ、リョウブなどを食べます。特徴はご覧の通り前翅を横に折り畳み、後翅を体に沿って縦に折り畳んで止まることです。とても蛾のようには見えず人型のように見えます。

同じように翅を折り畳んで止まる蛾で開帳15mmぐらいの小さなトリバガの類がいますが、こちらは前・後翅とも横に折り畳みます。ご参考までに写真を添えておきます。

ご参考:ブドウトリバ

農家の庭にあるシキミの花が咲いていました。シキミ(樒)はマツブサ科シキミ属の常緑小高木で有毒植物です。花期は3~4月で果実は9月に熟します。名前は有毒のため悪しき実のアが取れたという説があります。仏事に使用されます。

ご参考:果実(8月に撮影)

片倉城跡公園のセツブンソウは今が盛りです。

上の写真とは別の場所にあったセツブンソウはもう終盤で果実も出来ていました。

果実部分の拡大(花の上方)

先日ご紹介したヤマハンノキの冬芽の芽鱗が割れて新葉が覗いていました。下方に葉痕の可愛い顔?が見えています。

以上

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2021年 ウスベニスジナミシャク(波尺蛾の1種)、キササゲ(木大角豆)の冬芽等

2021-02-25 14:00:11 | 花と蛾

今日は中山地区方面へのお散歩です。

白山神社でナミシャクの1種ウスベニスジナミシャクに出会いました。2~3月頃、春だけに出て来る蛾で大きさは開帳20~25mmぐらいで翅の模様や色は変化に富んでいます。蛾の世界も春になってきました。

中山地区の畑の縁にハナニラが咲いていました。ハナニラはヒガンバナ科ハナニラ属の多年草でアルゼンチン原産の帰化植物。繁殖力が強くあちこちで咲いています。まだ咲いていませんが我が家の庭にもあります。

ヨモギも新芽が出ていました。キク科ヨモギ属の多年草で春は草餅の材料になり、秋には花粉症の原因になり、枯れてお灸のもぐさの材料にもなります。

公園にキササゲの樹が2本ありました。キササゲは中国原産のノウゼンカズラ科キササゲ属の落葉高木で花期は6~7月、果実は蒴果で長さ30~40cmにもなります。種子には長い毛が付き風に飛ばされて繁殖します。

冬芽と葉痕:鱗芽で先端がやや開きバラの花のような形をしています。葉痕は円形で縁が盛り上がり噴火口のように見えます。維管束痕は多数。

側芽と葉痕

果実殻も付いていました。

その中で未だ種子が残っているものがありました。

ご参考:過去に撮影した花と若い果実を添付しておきます。

 

以上

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2021年 :カイコバイモ(甲斐子貝母)、ハナノキ(花の木)等

2021-02-23 16:34:37 | 

片倉城跡公園でカイコバイモの蕾が出ていました。間もなく開花です。

石橋入緑地ではフッキソウの蕾がありましたが、こちらが咲くのはまだ先のようです。

街路樹のヤマモモに赤くなった雄花序が目立っています。雌雄異株なのでどこかに雌花序もあるでしょう。

 

これも街路樹のハナノキ(花の木)の雄花が咲き始めていました。ハナノキはカエデ科カエデ属の落葉高木で庭木や公園樹、街路樹などによく植栽されます。葉が出るのに先駆けて花が咲きますが、花が紅色で樹全体が赤く見えるのでハナノキの名前が付けられました。雌雄異株で別名ハナカエデといい、秋には紅葉も綺麗です。雌株も探してみよう。

冬芽:鱗芽で対生し頂芽もある。葉痕はV~U字型で維管束痕は3個。

  

頂芽と開きかけの花芽

樹の上部では雄花が沢山咲いています。

   

側芽と葉痕

片倉つどいの森公園にヤマハンノキの幼木があり手近で花序が見られました。大きなのが雄花序ですぐ下の小さく赤いのが雌花序です。

果実殻も付いていました。

以上

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