絹の道では
ヒメコウゾに果実が出来ていました。この果実は食べられるが美味しくないそうです。
ホウノキに咲いている花は終盤のものが多い。
ギンリョウソウはまだ咲いていました。
今年は見られないかと思っていた絹の道の芝地のコケリンドウがわずかに残っていて咲いていました。
なお、中山地区でコケリンドウはまだ咲いていましたが、終盤になり大分背が高くなっていました。
草地では絹の道や中山地区のあちこちでヤセウツボ(痩靫)が顔を出し始めていました。ハマウツボ科のマメ科やキク科などの植物、特にシロツメクサに寄生する寄生植物。地中海地方原産の帰化植物で1年草。
ニワゼキショウ(庭石菖)の白花や赤花もあちこちで咲いていました。北アメリカ原産の帰化植物でアヤメ科の1年草。
中山地区では
今年もコンニャク(蒟蒻)が多く咲いていました。コンニャクはサトイモ科の多年草で5~6年以上経過しないと花を付けない。ここはいまは草木が茂っているが、昔はコンニャク畑だったのがそのまま放棄されたのではないでしょうか。また、コンニャクにこんな変わった花が咲くとは知らない人が多いのではないでしょうか?
ノアザミ(野薊)が群生しているところがありました。キク科の多年草で春~夏に花を咲かせるアザミの1種。
ブタクサ(豚草)も咲いていました。キク科の1年草。
あちこちでオオイヌノフグリが咲いていますが、花も終盤で背丈が随分伸びて果実を付けていました。
今日出会った蝶・蛾は
ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇の目):小型(前翅長18~24mm)のジャノメチョウ亜科の蝶。草の上等をフワフワと飛ぶがなかなか止まらない。
ツマグロヒョウモンの雌:スミレの類に産卵するので幼虫から蛹まで観察しやすい。
オナガアゲハ:後翅の尾状突起が長い。
クロヒカゲ(黒日影):ジャノメチョウ亜科の蝶で前翅長23~33mmぐらい。暗い所を好み林内や山道をふらふらと飛び人をあまり恐れない。
ウスギヌカギバ(薄絹鉤翅蛾):カギバガ亜科の蛾で模様が面白い。
以上