八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2023年 片倉城跡公園近辺:シナノキ(科の木・級の木)、キノカワガ(木の皮蛾)等

2023-06-06 16:24:08 | 蝶と蛾

人家に咲いていた月下美人。綺麗な花なのでちょっと失敬してパチリ。

農家の庭のビワの実が熟してきました。

湯殿川沿いに咲いているノビルの花がどんどん増えてきました。小さいがよく見ると綺麗な花ですね。

ワルナスビ(悪茄子)もナスやジャガイモと同じような綺麗な花を咲かせています。ナス科の多年草で北アメリカ原産の帰化植物。葉や茎にトゲがあり繁殖力が強くどこにでも蔓延る厄介者で悪の名が付いた。

ツタの木に蕾が出来ています。

雑木林の林下では

先日蕾だった1本のアオテンマが咲いていました。他の5本はもう花が終わりです。

新たに5本のオニノヤガラが見つかりました。これで今年この近辺で見つかったのは計7本です。

 

街路樹のシナノキ(科の木・級の木)に花が咲いていました。シナノキ科の落葉高木で庭木や公園樹・街路樹等に利用され建材やベニヤ、パルプ等にも使われる。花期は6~7月で両性花。既に果実が出来ている木もありました。

  

今日出会った蛾

エゴノキの幹に止まったキノカワガ(木の皮蛾):コブガ科キノカワガ亜科の蛾で名前の通り木の皮のように見える。

 

ナミスジコアオシャク(波条小青尺蛾):シャクガ科アオシャク亜科の開張20mmに満たない小さな蛾で後翅に横線が1本しかない。

以上

 

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高尾山:2020年今日出会った蛾と蝶

2020-06-09 20:38:51 | 蝶と蛾

週1回の恒例高尾山登山です。

今日も樹上に白いキアシドクガが沢山ひらひらと舞っています。登山道の樹木の葉裏に羽化したてのキアシドクガと蛹の抜け殻がありました。地上にはキアシドクガの死骸が沢山落ちていました。

1号路でツトガが飛んでいました。ツトガ(苞蛾)はツトガ科・亜科の蛾で大きさは開帳20~25mmとツトガの仲間では大きい。幼虫はイネ科の葉を食べ日中に出るが灯火にも集まる。

高尾山頂では

モモイロツマキリコヤガ(桃色褄切小夜蛾):ヤガ科コヤガ亜科の蛾で大きさは開帳25mmぐらい。灯火に集まり幼虫はユリ科のサルトリイバラやシオデの葉を食べる。

ハネブサシャチホコ:シャチホコガ科の蛾で緑色のラインが特徴的な蛾。大きさは開帳35㎜ぐらいで幼虫はカジカエデのみを食べるため生息地が局地的で数も少ない。

キシャチホコ(黄鯱):シャチホコガ科の蛾で大きさは開帳40~50mm。名前の通り黄色いシャチホコガで幼虫は笹の葉などを食べる。

ギンモントガリバ:カギバガ科トガリバガ亜科の蛾で大きさは開帳40~45ぐらい。夜行性で幼虫の食草は不明。

ウストビモンナミシャク:シャクガ科ナミシャク亜科の蛾で大きさは開帳30~40㎜ぐらいで灯火に来る。幼虫はブドウ、ヤマブドウ等の葉を食べる。ご覧の通り腹部をほぼ上方に曲げて立てて止まる。

蝶ではありこちにアサギマダラがいた。これはウツギに吸蜜するアサギマダラ。

他にはテングチョウが多かった。

以上

次回は今日出会った花についてです。

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