八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

春の便り(満開の菜の花)をお贈りします。

2018-12-30 16:25:36 | 
昨年同様に都立小宮公園で菜の花が満開になりました。
ここでは早咲きの菜の花がちょうどお正月に満開になるように栽培しているようです。
少し早いですが春の色・香りをお楽しみください。


すぐ近くにある蝋梅園の蝋梅の花も咲き始めています。


紅梅のように見えますね。これはマユミの果実です。


以上
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イチモジフユナミシャクの雌

2018-12-29 19:44:33 | 
昨日と打って変わって風もない快晴です。
いつもの雑木林で、昼間サクラの大木の幹にイチモジフユナミシャクの雌を3頭も見つけました。
冬尺蛾の雌はご覧のとおり翅が退化しており飛ぶことができません。
従って、腹部の末端からフェロモンを出して雄を誘いつけます。
イチモジフユナミシャクの雌は薄い青色を帯びており黒い桜の樹ではよく目立ちます。
こんなに目立っていて鳥に食べられないのでしょうか?
鳥の糞に擬態しているとの説もあります。

イチモジフユナミシャクの雌

雌の大きさ:体長1cm足らずと小さいです。

イチモジフユナミシャクの雌2

イチモジフユナミシャクの雌2の横向き

イチモジフユナミシャクの雌2の遠景:小さくても良く目立ちますね。


イチモジフユナミシャクの雌3


夜に交尾をしているのがいないかと見に行きましたが、残念ながら見つかりませんでした。
雄だけが2頭桜の幹に止まっていました。飛んでいるのもいました。


昼間に別の雑木林にいた雄です。


同じくクロオビフユナミシャクの雄です。


以上
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イチモジフユナミシャク(冬尺蛾の1種)

2018-12-28 16:30:33 | 
今日は寒波が襲来し風が強かった。
今日の富士山はやはり強風が吹き荒れているようで山の南側に雲が出来ている。恐らく雪炎が舞っていることでしょう。


いつもの雑木林には冬尺蛾のチャバネフユエダシャクの雄1頭と今冬初めてイチモジフユナミシャクの雄が4頭出ていました。
イチモジフユナミシャクは前翅長20mmぐらいで12~1月ぐらいに出る冬尺蛾です。
これでこの冬に出てきた冬尺蛾は6種類目です。

大きさ


それと先日いた素早く飛び回る冬尺蛾らしきものがまだ飛び回っていました。
今日も止まることなく飛び回るので撮影できず正体不明のままです。

湯殿川ではペアの鳥が2組いました。
まず、オオバンとバンの若鳥です。種類が違うのにいつも一緒にいます。
オオバンの方は分りませんがバンと同じく若鳥なので連れがほしいのでしょうか?


その下流にいたもう一組はオオバン同士です。夫婦なら営巣する可能性があり、この春が楽しみです。


以上
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スギタニモンキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科の蛾)

2018-12-27 16:16:55 | 
今日の散歩でスギタニモンキリガに出会いました。
スギタニモンキリガはヤガ科ヨトウガ亜科の蛾でキリガの1種です。
11~12月に出てくる蛾で前翅長20mmぐらい。幼虫は椿の蕾を食害する害虫とされます。


また、先般ご紹介した冬尺蛾でチャバネフユエダシャクが2頭いました。
翅の模様の変化が激しい蛾ですが、次の2頭は模様を見れば違う蛾のように見えますね。


雑木林ではテイカカズラの種子が沢山飛んでおり、地面に落ちていたり大きな樹の幹にくっ付いていたりします。


メジロが果実の付いた木に止まって果実を食べているように見えました。
メジロは椿などの花の蜜に吸蜜しているのをよく見かけますし、飼い鳥にはすり餌を与えたりしていましたが、果実も食べるのでしょうか?


以上
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅・白梅、キチジョウソウの果実

2018-12-26 16:02:03 | 
今日は裏高尾の蛇滝から高尾山へ。
高尾梅林入口の遊歩道梅林では早くも何本かの紅梅が花を付けていました。
蛇滝の入口では白梅も1本花を付けていました。
今頃から花を付けるなんて早すぎるではないでしょうか。


高尾山頂から見る富士山は帽子をかぶっているようでした。


紅葉台付近にあるキチジョウソウに3カ所果実がついていました。
高尾山には私が知っている限りキチジョウソウがあるのは2カ所ですが、果実が付いたのを見たことがありませんでした。
念のため見てみたのですがラッキーでした。


花は10月頃咲きますが、ご参考までに掲載しておきます。葉に隠れて見にくいのですが可愛い花です。


ついでに今日見つけたヤブランの果実です。こちらは黒くてまったく目立ちません。


ケーブル高尾山駅近くにあるブナにはまだ少しドングリが残っていましたが、冬芽も完備しています。
また、イロハモミジが1本綺麗な紅葉を残していました。

紅葉


ブナのドングリと冬芽


1号路にキジョランの種子が白い綿毛を付けて残っていました。


今日いた蛾は先日我家の近くでも見つけたナミスジフユナミシャクとナカジマフユエダシャクの2種だけでした。
これからフユシャク亜科の冬尺などの蛾が出てくるでしょうが、最近高尾山では自販機や街灯をはじめ灯火が少なくなったので蛾を見つけるのが難しくなっています。

ナミスジフユナミシャク


ナカジマフユエダシャク


以上
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする