今日の八王子市の気温は19℃か20℃ぐらいにまで上がった模様で大変暖かい日和でした。
この写真は平山城址公園から高尾山と小仏城山を見たものですが霞んでおりはっきり写っていません。これはスギ花粉で春霞のようになったためと思われます。花粉症の方は大変な時期になりましたね。
平山城址公園へ行く途中、シロバナタンポポが咲いておりムラサキシジミが珍しく吸蜜していました。シロバナタンポポは関西では普通にあるようですが、八王子市では少ない。しかし、ここでは毎年沢山咲いています。
日野市平山の住宅地で道路端にヒメウズが咲いているのを見つけました。こんなところで見るとは思いもよりませんでした。
また、住宅の庭にハラン(葉蘭)があり、その根元に果実が1個ありました。私は花をまだ見ていないのでこれから注意して見てみよう。
植物園に入ると
池にコガモが沢山いましたが、その中にトモエガモがまだ残っていました。
トモエガモの雄
雄と雌2羽
また、越冬中のルリタテハが暖かさに飛び出したようです。
山野草では
セツブンソウがまだ満開でした。片倉城跡公園では盛りが過ぎたようですのに。
コセリバオウレンもまだ咲いていました。
バイカオウレン(梅花黄連)が1輪だけ咲いていました。キンポウゲ科オウレン属の多年草で花が梅に似て根茎が黄色いため。葉が5裂するため別名ゴカヨウオウレン(五加葉黄連)ともいう。
オウレンの仲間がもっと咲いていると思ったのですが期待外れでした。
キクザキイチゲ(菊咲き一華)が沢山咲いていました。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で葉がアズマイチゲより深く切れ込んでいる。また、ここのは花の色が淡青色ですが高尾などに自生しているものは白色です。
ユキワリイチゲ(雪割一華)も沢山咲いていました。アズマイチゲやキクザキイチゲと同じ仲間ですが、花の色が薄いピンクで大きい葉が3枚づつ付く。
ミスミソウも少ないですが咲いていました。
フキノトウがありましたが、緑色のものと紫色のと2種類ありました。よく食べる緑色のフキを「アオフキ」といい、紫色のフキは「アカフキ」といい、灰汁(あく)が強いので食べないそうです。
以上