八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2023年 平山城址公園:キクザキイチゲ(菊咲一華)、フキノトウ(蕗の薹)2種等

2023-02-28 20:31:21 | 

今日の八王子市の気温は19℃か20℃ぐらいにまで上がった模様で大変暖かい日和でした。

この写真は平山城址公園から高尾山と小仏城山を見たものですが霞んでおりはっきり写っていません。これはスギ花粉で春霞のようになったためと思われます。花粉症の方は大変な時期になりましたね。

平山城址公園へ行く途中、シロバナタンポポが咲いておりムラサキシジミが珍しく吸蜜していました。シロバナタンポポは関西では普通にあるようですが、八王子市では少ない。しかし、ここでは毎年沢山咲いています。

 

日野市平山の住宅地で道路端にヒメウズが咲いているのを見つけました。こんなところで見るとは思いもよりませんでした。

また、住宅の庭にハラン(葉蘭)があり、その根元に果実が1個ありました。私は花をまだ見ていないのでこれから注意して見てみよう。

植物園に入ると

池にコガモが沢山いましたが、その中にトモエガモがまだ残っていました。

トモエガモの雄

雄と雌2羽

また、越冬中のルリタテハが暖かさに飛び出したようです。

山野草では

セツブンソウがまだ満開でした。片倉城跡公園では盛りが過ぎたようですのに。

コセリバオウレンもまだ咲いていました。

バイカオウレン(梅花黄連)が1輪だけ咲いていました。キンポウゲ科オウレン属の多年草で花が梅に似て根茎が黄色いため。葉が5裂するため別名ゴカヨウオウレン(五加葉黄連)ともいう。

オウレンの仲間がもっと咲いていると思ったのですが期待外れでした。

キクザキイチゲ(菊咲き一華)が沢山咲いていました。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で葉がアズマイチゲより深く切れ込んでいる。また、ここのは花の色が淡青色ですが高尾などに自生しているものは白色です。

  

ユキワリイチゲ(雪割一華)も沢山咲いていました。アズマイチゲやキクザキイチゲと同じ仲間ですが、花の色が薄いピンクで大きい葉が3枚づつ付く。

 

ミスミソウも少ないですが咲いていました。

フキノトウがありましたが、緑色のものと紫色のと2種類ありました。よく食べる緑色のフキを「アオフキ」といい、紫色のフキは「アカフキ」といい、灰汁(あく)が強いので食べないそうです。

  

以上

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年 片倉城跡公園近辺:春ですね!野鳥のペア、アズマイチゲ(東一華)が咲きました。

2023-02-27 15:55:40 | 花・野鳥

湯殿川沿いであちこちに咲いている菜の花が満開です。

野鳥たちにはペアが出来あげっています。

カイツブリのペア?:私がペアだと思っているだけでハッキリわかりません。私には雌雄の区別が出来ないからです。

コガモのペア:手前が雄

カルガモのペア?:これも私には雄雌の区別が出来ませんが多分ペア

バンのペアが見当たりませんでした。もうすでに営巣しているかもしれません。2016年4月3日にはすでに小さな雛が巣にいました。

片倉城跡公園の芝地でモグラが盛んに活動しておりモグラ塚が沢山出来ています。

片倉城跡公園の奥の沢ではアズマイチゲ(東一華)が咲き始めました。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で花期は3~5月。スプリングエフェメラルの一つ。

 

こちらには昆虫が吸蜜しています。

ミスミソウ(三角草)もあちこちで咲き始めました。キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草で花期は3~4月。

 

ベニバナトチノキの葉痕と冬芽です。冬芽は鱗芽で芽鱗は少しべたつく。

以上

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年 多摩森林科学園:ヒメウズ(姫烏頭)、ヤドリギ(宿木)の果実等

2023-02-25 16:26:26 | 花と昆虫

高尾の多摩森林科学園を訪れました。

桜は盛期を過ぎたカワヅザクラが咲いているだけで、他の桜はほとんど咲いていませんでした。

梅は白梅が里桜園の先で咲いています。

ショウグンバイ(将軍梅)

あちこちでヤブツバキが咲いています。

仲通でタチツボスミレとタネツケバナが咲いていました。

タチツボスミレ:このスミレの咲いている期間は長いです。

タネツケバナ(種浸け花):アブラナ科タネツケバナ属の越年草。花期は3~5月。水田等の水辺に群生する雑草。

見返り通りにヒメウズ(姫烏頭)が3輪ほど咲いていました。他はまだ蕾です。キンポウゲ科ヒメウズ属の多年草で花期は4~5月。花は小さく下向きに咲くので目立ちませんが、なかなかかわいい花です。白い5枚の花弁のようなものは萼片でその内側にある黄色の筒状のものが花弁です。烏頭はトリカブトのことで小さくて似ていることから名付けられたがむしろオダマキに似ているようです。

ヒメウズの蕾

アサダの大木の上部に冬芽と雄花序が出来ていました。望遠で撮影し拡大しましたのでピンボケですがご容赦ください。カバノキ科アサダ属の落葉高木で花期は4~5月、果期は秋です。イヌシデに似た尾のような雄花序は前年枝から垂れさがる。

イワヒバ科の常緑シダ植物クラマゴケ(鞍馬苔)は健在です。

昆虫では

越冬中のテングチョウが日向ぼっこで翅を暖めています。

アサギマダラの幼虫が見つかりました。

拡大すると

もう1匹小さいのがいました。

最初のはもすすぐ蛹化するでしょう。

カメムシの1種であるモンキツノカメムシです。別にこの黄色い紋がハート形のものがいますが、エサキモンキツノカメムシといいます。

帰り道で南浅川にある桜並木にヤドリギを見に行きました。果実が沢山付いたものがありました。ヤドリギ(宿木)はビャクダン科の半寄生常緑低木でエノキ、ケヤキ、ブナ、ミズナラ、クリ、サクラなどに寄生します。花期は2~3月で果実は10~12月に淡黄色に熟します。この果実は野鳥のレンジャク(ヒレンジャクとキレンジャク)が食し、その種子を高い木に付けて繁殖させます。花も咲いているはずなのですが確認できませんでした。蕾が沢山あるようなのでもう少し先に来てみよう。レンジャクを見たいのですがまだ見られません。

 

以上

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年 片倉城跡公園:ルリビタキの雄、花便り:カイコバイモとミスミソウは間もなく開花!

2023-02-23 15:59:45 | 花・野鳥

今日は午後から一転快晴になったので片倉城跡公園を散策しました。

一時ジョウビタキ(尉鶲)に追われていなくなっていたルリビタキ(瑠璃鶲)の雄が戻ってきました。相変わらず綺麗な姿を見せています。

 

花では

フクジュソウ(福寿草)は見頃を過ぎたか

セツブンソウ(節分草)は沢山咲いており見頃です。

 

木の花ですがワロウバイ(和蝋梅)がまだ咲いていました。

人家の庭木ですがヒイラギナンテン(柊南天)が咲き始めです。

蕾が出来ており咲くまであと一息で来週には咲きそうなのが

カイコバイモ(甲斐小貝母):数株出ていました。

アズマイチゲ(東一華):これも数株出ていました。

 

ミスミソウ(三角草)は一輪だけ今まさに咲きそうですがあとはまだまだです。

タチツボスミレ(立坪菫)?は葉が出ていました。

カタクリ(片栗)は日当たりがよい場所でやっと芽吹いたばかりです。

以上

 

コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年 小宮公園:早春の花と小鳥達

2023-02-23 09:18:31 | 花・野鳥

2月22日。小宮公園を訪れました。

菜の花を始めマンサク、サンシュユ等の花が咲いていました。春の花はどうして黄色の花が多いのでしょうか?

お花畑の菜の花

マンサク(満作)は満開です。

 

サンシュユ(山茱萸)もだいぶ咲いてきました。ミズキ科の落葉小高木で葉が出るのに先立ち花を付ける。

 

ロウバイ(蝋梅)は盛りを過ぎたでしょうか?

雑木林センター前にはフクジュソウ(福寿草)が満開です。

 

ウグイスカグラ(鶯神楽)もあちこちで咲いていました。

これからまだまだ種々の花が咲くでしょう。

ツノハシバミの雄花はまだ咲いていないようです。

ツノハシバミの冬芽です。雄花序は裸出ですが、冬芽は鱗芽で艶のある紅紫色をしており綺麗です。冬芽は葉芽か葉芽と雌花序の混芽です。間もなく目が緩んで雌花序が顔を出すことでしょう。

シュンランは蕾が増えていました。咲くのはもう少し先になりますか。

葉をすっかり落として裸の雑木林の中でヤマコウバシだけが枯葉を残して目立っています。

今日出会った小鳥たちです。

ヤマガラ:この鳥を見ると昔縁日の夜店でおみくじを引いてたのを思い出します。人懐っこい鳥です。

ジョウビタキの雌がいました。

薮からアオジが飛び出し木の枝に止まりました。ホオジロ科の小鳥で秋冬には平地に降りて来る漂鳥です。薮の中にいることが多く目立ちません。

ひよどり山で群れでいました。カシラダカです。ホオジロ科の冬鳥で頭頂部の羽(冠羽)を立てるのが目立ちます。

 

以上

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする