今日は絹の道~上柚木公園~中山地区あたりを歩いてきました。
もう満開のソメイヨシノがありました。
満開のカリン(花梨)もありました。
カンヒザクラ(寒緋桜)でしょうか。これも満開に近い。
ハナモモ(花桃)にはキチョウが吸蜜していました。
絹の道では
ナツグミ(夏茱萸:グミ科の落葉低木~高木)に蕾が出来ていました。
タチツボスミレが沢山咲いている中に、キランソウ(金瘡小草:シソ科の多年草)が一株咲いていました。別名ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)といわれるが、地面に張り付くように葉を広げ花をを付けています。
カオマダラクサカゲロウではないかと思いますが蜘蛛の糸に絡まっていたのを助けてやると葉の裏に止まりました。大型のカゲロウです。
上柚木公園に入ると
ウラシマソウ(浦島草:サトイモ科の多年草)が出て来たばかりでした。浦島太郎の釣り糸に例えられた花序(仏炎苞)の先につく黒く長い付属体が特徴です。
先日裏高尾で見たカツラ林が紅くなっていたのでカツラの花が咲いているのではないかと、この上柚木公園に見に来たのですが、やはり咲いていました。
カツラ(桂)はカツラ科の落葉高木で雌雄異株。葉が出るのに先立ち葉腋に小さな花を付けます。花弁も萼もなく基部は苞に包まれます。
カツラの雄花:多数の雄蕊があり葯は淡紅色。
カツラの雌花:3~5個の雌蕊があり糸状の柱頭は淡紅色。
ヤマモモ(山桃)も咲いていました。ヤマモモ科の常緑高木で雌雄異株。
ヤマモモの雄花
ヤマモモの雌花:雄花に比べて目立たない。花柱は紅色で2裂して突き出る(2枚目の写真)。
コノテガシワ(児の手柏:ヒノキ科の常緑針葉樹で雌雄同株)に雌球花が付いていました。雄球花は見つかりませんでした。この雌球花はやがて白い金平糖のような果実になります。
最後にイヌシデ(犬四手:カバノキ科の落葉高木)にも雄花序が下垂していました。
以上