OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

涙のギターで踊ろうぜっ!

2016-08-07 19:36:29 | 歌謡曲
涙のギター '78 c/w ジプシー・ロード / 尾藤イサオ&ドーン (東芝)
 
真夏というか、暑苦しい音楽と云えば語弊もあるとは思いますが、「フラメンコ」の情熱性もそうじゃ~ないでしょうか。
 
しかも、そこにディスコビートでも加わろうもんなら、狂熱性感度の高さは保証付!
 
本日掲載のシングル盤A面曲「涙のギター '78」は、まさにその実証作で、おまけにこれまた夏のイメージも鮮烈な「エレキ」までもが深い繋がりという凄み(?)が、たまりません♪♪~♪
 
なぁ~んて、いきなり本日もサイケおやじの独断と偏見を書きつられてしまい、申し訳ございません。
 
しかし、それでも書きたいのが尾藤イサオの熱~い歌魂とハートビートの狂おしさ!
 
もちろん、このA面収録曲は尾藤イサオ本人が昭和40(1965)年にかっ飛ばした作詞:橋本淳&作曲:すぎやまこういちが提供のオリジナルヒット「涙のギター」のセルフリメイクで、それはもちろんエレキ歌謡の名曲名唱であったところをフラメンコ調を入れたディスコアレンジで演じきったという、実に熱~い、暑苦しい仕上がりなんですよっ!
 
つまり、以前に拙ブログでもご紹介した「悲しき願い」のリメイクと同様の趣向を踏襲したわけで、それゆえにドーンと名乗る女性2人のサイドボーカリスト&ダンサーを従えた、尾藤イサオ&ドーン名義になっているのも必然性があるんですが、 それにしても馬飼野康二のアレンジは良い感じ♪♪~♪
 
基本的にはオリジナルバージョンに敬意を表したテケテケのエレキ節にフラメンコ調を加味し、それをディスコビートで増幅するという手法が、見事に前述した「悲しき願い」よりもジャストミートしていると思うばかりです。
 
そしてなんといっても尾藤イサオの暑苦しいばかりの熱唱がニクイですよねぇ~~♪
 
それがさらに強調されているのがB面収録の「ジプシー・ロード」で、作詞:山川啓介&作曲:いずみたく、そして編曲:馬飼野康二の狙いはますます意図的なフラメンコ&ディスコ歌謡!
 
この路線本家のサンタ・エスメラルダも脱帽するかもしれませんし、こんなんだったら汗ダラダラも大歓迎というのがサイケおやじの真夏の気持ちであります。
 
ということで、現在熱烈開催中のリオ五輪は早くも悲喜こもごも、一喜一憂出来るのも真夏の幸せにちがいありません。
 
そして急にエレキが恋しくなって、長年愛用のトーカイのレスポールモデルを手にしてしまうのでした。
 
 
コメント
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