OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

秋の夜長に命こがして

2022-10-31 19:10:30 | 歌謡曲

命こがして c/w 私、明日はないの / ゴールデン・ヴェール (ポリドール)

掲載したのは、今や歌謡曲マニアのみならず、普通に昭和歌謡曲を楽しむファンにも知られる存在となった覆面女性シンガーのゴールデン・ヴェールが、昭和42(1967)年に出した人気シングル盤でして、実はサイケおやじも音源だけはCD等々で聴いていたんですが、ようやく最近になって現物アナログ盤を入手出来ましたので、ご紹介させていただきます (^^)

で、結論から述べさせていただければ、聊かエグ味の強い声質に好き嫌いが有るやもしれませんが、なかなか上手いボーカリストだと思いますので、わざわざ覆面歌手としてレコードを出さねばならなかっのは、何の因果か……?

ちなみに我が国歌謡界での覆面歌手といえば、コロムビアローズが初代&二代目共に有名な存在ですが、初代は戦前に活動していた「ミス・コロムビア」と戦中の宣伝放送アナウンサー「東京ローズ」という、何れも正体を隠していたミステリアスなアイドル(?)にインスパイアされた企画物の存在でありながら、昭和27(1952)年の公式デビュー時から多くのヒットを放って引退、次いで二代目が誕生したという素晴らしい伝説を残しているわけですが、その二代目が活躍している最中に、敢えての登場というのは、やはりコロムビア・ローズの影響は否定出来ないのでしょうか?

ちなみに覆面の人気者と云えば、プロレスラーを語らずにはいられないわけですが、サイケおやじの知る限り、最も最初の覆面レスラーはニューヨークに現れたマスクト・マーベルでしょうか。

確か正体はアマレスでオリンピックにも出場したモート・アンダーソンと云われていますが、これは戦前の出来事で、おそらくはショースポーツにオリンピック選手が出ている事を秘匿するためだったのでしょうが、本格的に活躍して人気を得たのは来日して力道山と戦ったゼブラキッドやデストロイヤー等々が登場してからだと思います。

いゃ~~、これが、とてもとても怖かったんですよ、リアルタイムじゃ~~ねっ!

閑話休題。

そして実は、彼女の正体は由木まなみ、さらに以前は波多マユミとして、チャーリー石黒のバンドで歌っていたという簡単な履歴が明らかになっており、サイケおやじとしては、このゴールデン・ヴェールのシングル盤をゲットする相当前に、由木まなみが歌った「涙こがして」をA面に入れたシングル盤を入手した時、そこには「由木まなみ(ゴールデン・ヴェール)」という記載が、ジャケットスリーブにありましたので、思わずニンマリ (^^♪

さて、そこで肝心のゴールデン・ヴェールが歌った「命こがして」は作詞:千葉幸雄&補作詞:水島哲、そして作曲:石田進&編曲:宮川泰が提供したミディアムテンポの典型的なムード歌謡と申しましょうか、既に述べたとおり、アルトボイスの低音域を用いた絶妙の節回しを披露する彼女の実力は本物と思うばかり ♪♪~♪

スッキリした演奏パートのアレンジもボーカルパートをグッと引き立てる見事さがありますし、程好いフェロモンの滲みもイイ感じ (^^♪

ですから、作詞:新野新&補作詞:村上千秋、そして作曲:城美好&編曲:宮川泰が恣意的に書いたと思われるB面曲「私、明日はないの」が、尚更にフェロモン歌謡の王道に仕上がったのもムベなるかな、A面曲「命こがして」と同系のムード歌謡ながら、今となっては、こちらの人気が高いのも納得するしかありません (^^)

ちなみに作曲家としてクレジットされている城美好は、チャーリー石黒が別名義のペンネームというのが定説になっていますし、楽曲そのものも、後に内山田洋とクールファイブのリメイクバージョンが制作されていますので、気になる皆様は、お楽しみくださいませ (^^)

ということで、今後の予定としては、前述した由木まなみのシングル盤をご紹介させていただく所存ですので、よろしくお願いいたします <(_ _)>

秋の夜長にムード歌謡ってのも、なかなかイイもんですねぇ~~♪

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今朝、突然に……

2022-10-30 16:55:35 | サイケおやじの日常

恩人急逝のため、本日の1枚は休載させていただきます。

これから通夜、葬儀は明日という予定なんですが、告別式は近親者のみということで……。

サイケおやじにとっては、これまでの人生で一方ならぬお世話になった、その恩返しも出来ぬまま……。

通夜に列席出来るのは、本当にありがたいと思うばかりです。

合掌。

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ド演歌エバーグリーン part-2:あなたのブルース

2022-10-29 18:15:30 | 歌謡曲

あなたのブルース / 矢吹健 (ユニオン / テイチク)

これを「ド演歌」と言ってしまえば、各方面からのお叱りは覚悟せねばなりませんが、それにしても作詞作曲&編曲:藤本卓也が手掛けた矢吹健のデビュー曲「あなたのブルース」は、昭和43(1968)年6月に発売されるや、忽ち大衆の心を掴み、ウルトラ級の大ヒットとなったのは、所謂3連のロッカバラードでありながら、そこには溢れんばかりの泥臭い情念が演歌チックに作り込まれていたからだと思いますし、だからこそ、基本的に「ド演歌」な生き方を好むリスナー、つまりは日本で暮らす我々はシビレさせられたんじゃ~ないでしょうか?

もちろん、それは矢吹健が持ち前の湿っぽくて、ネチッコイ熱唱スタイルがあればこそ、決して鬱陶しくならないボイスコントロールの上手さも含めた絶対的な歌心が、この「あなたのブルース」にはジャストミート!

しかも、現在でも驚かされるのは、そのプログレっぽい、サイケデリックなサウンド構成の妙と申しましょうか、ちょい聞きには場違い?

――と思わされてしまう女性コーラスやグルーミーな節回しを滲ませる矢吹健の歌いっぷりを違和感なく演奏パートに落とし込んだプロデュースの素晴らしさは、我が国歌謡史に刻まれた大傑作と思うばかりです。

そして、だからこそ、数多くのカバーバージョンが制作発売され、例えば藤圭子、八代亜紀、原みつるとシャネル・ファイブ、鶴岡雅義と東京ロマンチカ、森進一、天童よしみ、氷川きよし等々、正統派歌謡曲からムード歌謡までも包括したジャンルにおいても、楽曲そのものの魅力は失せる事が無いのは、真のエバーグリーンな名曲の証でありましょう。

告白すれば、実は学生時代に入れてもらっていたバンドがバイト演奏をやっていた時、雇い主からの要望により、この「あたなのブルース」をロックっぽくアレンジした事がありまして、それでも「それなり」にやれたんですから、流石は藤本卓也!

そのコツをボーカル担当の先輩から教えられてみたら、途中の「ルゥ~~ルルラルルラルゥゥ~~」というパートを上手く乗り切れば、最後までイケるそうですので、カラオケを楽しまれる皆様は、お試しくださいませ (^^)

閑話休題。

ということで、一概に「ド演歌」と云っても、サイケおやじ的な解釈としては、それなりに日本に土着の心意気に訴えかけるものという捉え方ですので、よろしくご理解願いたいところです <(_ _)>

このシリーズは、折々に継続させていただきますので、そのあたりをよろしくお願いいたします <(_ _)>

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今日は……

2022-10-28 17:18:57 | サイケおやじの日常

PCが全くの不調…… (>_<)

スマホとのリモートも反応しないし、これもスマホで入力している始末です……。

おまけに持病の肋間神経痛が…… (>_<)

……、これにて失礼させていただきます <(_ _)>

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ド演歌エバーグリーン part-1:おさらば故郷さん

2022-10-27 17:12:38 | 歌謡曲

おさらば故郷さん / 加賀城みゆき (日本コロムビア)

これまで世に出た夥しい楽曲の中から、エバーグリーンな名曲の演歌部門を選ぶとすれば、昭和41(1966)年に加賀城みゆきが大ヒットさせた「おさらば故郷さん」にサイケおやじは吝かではありません。

実際、作詞:西沢爽&作曲:和田香苗が手掛けた同曲は、今日までカバーバージョンも数多く制作されていますし、カラオケの人気定番曲という位置付けも不滅なのは、説明不要と思います。

そして何よりも素晴らしいのは、やはり加賀城みゆきの卓越した歌唱力が堪能出来るオリジナルバージョンでありましょう。

それは既にスタア歌手として大活躍していた都はるみ、水前寺清子からの影響を滲ませながらも、決して劣る事のない個性として、伸びやかなや声質と芯の強い節回し、さらにはナチュラルな哀歓を表現出来る歌心があればこそ、実質的なデビュー曲と言われる「おさらば故郷さん」が演歌のスタンダードになったのもムベなるかなっ!

いゃ~~、これで当時、17歳だったとは信じられないですよ (^^♪

そして以降、堅実な活動を積み重ねていった彼女ですが、好事魔多し……。

享年44、癌に侵されて、鬼籍に入られたのは本当に残念としか言いようがありません……。

加賀城みゆきが残してくれた音源は、それなりに纏められてはおりますが、演歌・艶歌の王道を聴かせてくれた彼女の存在は、新たなるファンも掴んでいると云われていますので、映像等々の集成も待たれるところですねぇ~~♪

ということで本日、あえてド演歌を取り上げたのは、そのジャンルでの活躍が目立つ若手の女性歌手が次々に登場している印象からでして、だからこそ、彼女達には「おさらば故郷さん」のカバーを吹き込んで欲しいと願う気持ちがあるからです。

うむ、名曲は不滅!

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歌謡曲はハイブリットですよね

2022-10-26 17:18:08 | 歌謡曲

■ふり向いてもくれない / 朝丘雪路 (クラウン)

歌謡曲に応用された洋楽はクラシックやラテンミュージック、ロックやソウル等々は当然ながら、昭和30年代後半からは殊更ジャズやハワイアンが主流だった様で、しかも、それゆえにモダンジャズとは縁遠いと思われがちなハワイアン系のスチールギターが演奏パートに用いられている楽曲が、案外と少なくありません。

例えば、本日掲載のシングル盤は朝丘雪路が昭和40(1965)年12月に出した1枚なんですが、ここに収録の作詞:青島幸男&作曲:小杉仁三とクレジットされたA面曲「ふり向いてもくれない」は、ミディアムスローのジャズ歌謡でありながら、しっかりとハワイアン・スチールが自己主張!?

ジャケットスリーブ裏にも、アレンジャーの名前が無く、演奏はクラウン・オーケストラ名義とされてはいるものの、このあたりの制作現場事情について、サイケおやじは昔っから興味深々なんですよ。

一説によると、当時は演奏パートを担当するミュージシャンはレコード会社に固定給で雇われていた人達が多かったそうですが、やはり楽曲単位のセッションでは、それなりにフリーの助っ人が集められていたと思うんですが、いかがなものでしょう。

ちなみに、この「ふり向いてもくれない」のバックでは、歌心満点のテナーサックスや抑えた味わいのギター、それに対して存在感の強いハワイアン・スチール、さらには泣きメロのストリングスという演奏パートが実に充実していますから、朝丘雪路の哀切のフェロモン唱法も冴えまくり (^^♪

切々としていながら、大袈裟フィーリングを寸止めで節回すあたりの思わせぶりは、既に熟女の域に入りつつあった彼女ならではの至芸と思うばかりです。

ということで、しかし、ジャズだって雑食性の高さは相当なもんですよねっ!

だって、ジャズロックやソウルジャズ、ラテンジャズばかりか、クラシックを素材にしたジャズだって夥しくレコーディングされいますし、だからこそ、1970年代にはフュージョンが大きなブームになったのですから、ジャズ歌謡がハイブリット感覚に溢れていたとしても、なんらの不思議も無いと思いますが、いかがなものでしょう。

様々な音楽に接する事が出来た時代に生かされている今の自分は、その幸せを大切にしなければ、バチアタリですねっ!

失礼いたしました (^^;

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秋のサルビアの花

2022-10-25 17:30:57 | 歌謡曲

サルビアの花 / 川奈真弓 (リプリーズ)

以前ご紹介した「島ごころ」では、微妙な沖縄フィーリングを滲ませた歌唱を披露していた川奈真弓は、もしかしたら本領は歌謡フォーク&ソフトロック歌謡なのでは?

と、サイケおやじに強く想わせたのが、昭和47(1972)年に出してくれた本日掲載のシングル盤A面曲「サルビアの花」です。

もちろん、この楽曲は皆様ご存じのとおり、作詞:相沢靖子&作曲:早川義夫が世に出した名曲として、当然ながら早川義夫の自作自演バージョンの他にも、女子大生トリオのもとまろ岩淵リリ等々、秀逸なカバーバージョンが多数制作されておりますが、ここでの川奈真弓は青木望のソフトロックなアレンジによる素晴らしい歌唱を聞かせてくれました (^^♪

それは、せつないコーラスとバロック風味のストリングスが配されたイントロから、そのまんま彼女のジンワリとした節回しによる胸キュン歌唱へと展開され、また演奏パートもピアノやアコースティックギター、さらには隠し味的なヴァイブラフォンも効果的ですし、ストリングスやコーラスも、イントロからの味わいを大切にしているんですから、たまりません ♪♪~♪

いゃ~~、「サルビアの花」は既に述べたとおり、様々なバージョンが残されているとはいえ、個人的には、このアレンジと演奏で切々と歌われた川奈真弓のバージョンが一番好きかもしれません (^^)

例によってCD化の状況は不明ですが、ぜひとも皆様にも、お楽しみいただきたいと願っております。

ということで、今日は寒かったですねぇ~~~!?

あんまり寒いんで、ついつい……、ホッカイロ、買ってしまいましたよ (^^;

いよいよ、冬がやって来るという実感であります。

う~ん、こんなに寒いとサルビアの花も……。

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この人だぁ~れ part-113:まつば姉妹

2022-10-24 17:42:24 | 歌謡曲

ラバー・ポート神戸 / まつば姉妹 (日本コロムビア)

こまどり姉妹ザ・ピーナッツがブレイクして以降、所謂「ツインズ物」のレコードが次々に制作発売され、フォロワーも枚挙にいとまがないほどですが、本日掲載のシングル盤で歌っている、まつば姉妹も同じジャンルで活動していたと思われます。

と、書いてしまったのは、当然ながらサイケおやじは彼女達については全く知らず、掲載盤にしても、中古屋でジャケ買いしてしまったというブツですからねぇ~ (^^;

でも、それはジャケ写&デザインのオシャレな雰囲気で、皆様にもご理解いただけると思っておりますが、いかがなものでしょう。

そして肝心の収録A面曲「ラバー・ポート神戸」は作詞:石本美由起&作曲:松原正明から提供されたポップス演歌で、ご当地ソングとしても、なかなかに秀逸じゃ~ないでしょうか (^^)

作風も、また森岡賢一郎が手掛けたアレンジにしても、これが世に出た昭和44(1969)年8月のムードを今に伝えるものと思いますし、なにやら民謡調が強いソプラノボイスをメインに用いるボーカルスタイルは、まつば姉妹の持ち味と言ってしまえば、まあ……、それまで…… (^^;

つまり……、個人的には聊かジャストミート感に欠けるという、そんな不遜な思いを抱いてしまうんですが、イントロからの「パヤパヤ」コーラスとか、姉妹掛け合いとユニゾンハーモニーの魅力は、キャッチーな曲想共々に昭和歌謡曲の楽しみが、ここにあると思いますねぇ~~♪

で、気になるのは、まつば姉妹のプロフィールなんですが、ジャケットスリーブ裏にも歌詞や製作クレジットが記載されているだけなんで、現在も探索中とはいえ、流石は昭和44(1969)年の森岡賢一郎はハズレ無しのイイ仕事♪♪~♪

もしも、纏まったワークス物のアンソロジーが編まれるとしたら、まつば姉妹の「ラバー・ポート神戸」も入れて欲しいものです (^^)

ということで、昨日の高齢者バンドの練習において、差し入れのサツマイモの分配に感謝 (^^♪

個人的には、サツマイモとモヤシの味噌汁が好物なんですが、頂戴したサツマイモの品種が甘くて、柔らかいものだったんで、家族の意向としては焼き芋やデザートみたいなスイーツに調理される事になって、ちょっぴり残念……。

食欲の秋!?

う~ん、サイケおやじは、何を食べるのか…… (^^;

関係ないオチで、本日は失礼させていただきます <(_ _)>

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この雰囲気に青春時代を回顧する

2022-10-23 17:32:16 | Singer Song Writer

アイ・ラブ・ユー・スーパーマン / 小野和子 (フィリップス)

度々述べさせていただいておりますが、我が国の歌謡曲は雑食性が強く、それ故に様々な流行を取り入れ易いという利点があるもんですから、それが制作発売されたリアルタイムの時代性を音楽から見つめられる(?)という、聊か本末転倒な楽しみもあるんじゃ~ないでしょうか?

平たく言えば、後追いのリスナーでも、その時代性に感化されていた雰囲気を楽しめるわけですし、もちろんオンタイムで聴いていた皆様にとっては、懐かしさに浸れるという嬉しい気持ちは、大切にしたいものですよねぇ~♪

そこで本日取り出したのは、そんなこんなのブームから、小野和子が昭和46(1971)年に出した、これが同時代に流行っていたカントリーロックを歌謡フォークに取り入れたホノボノ&メルヘンな人気曲「アイ・ラブ・ユー・スーパーマン」がA面のシングル盤です。

それは作詞が小野和子、そして作編曲は大野克夫ということで、ミディアムテンポの親しみ易い曲調にポップスフィーリングが全開した彼女の声質と節回しはドンズバの楽しさですし、当然ながら、スチールギターやオルガンを用いたアレンジは大野克夫の得意技でもありますからねぇ~~♪

我知らず和んでしまうのが、サイケおやじの本性であります (^^)

また、このジャケ写とスリーブデザインこそは、当時のムードを今に伝えてくれる歴史遺産というよりも、小野和子の如何にもの佇まいや存在感、そして美しさと雰囲気の良さには、心がジンワリと温まったりするんですよ (^^)

それが青春時代への回顧だとしたら、サイケおやじは満足させられるばかりでございます (^^)

ということで、小野和子の「アイ・ラブ・ユー・スーパーマン」も、サウンド的に現在入れたもらっている高齢者バンドの演目にはジャストミート♪♪~♪

しっかりと本日は練習させていただきました。

いゃ~~、あらためてカントリーロックって、イイなぁ~~♪

―― ってな事を実感させられた次第です。

うむ、今夜は、それ系のレコードでも聴こうと心に決めております (^^♪

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これも枯葉の中で

2022-10-22 17:06:25 | 歌謡曲

枯葉の中で / 徳永芽里 (東芝)

もちろん、セクシー歌謡の徳永芽里も魅力的ですが、やはり彼女は歌謡フォークが一番似合っているという証拠物件が、本日掲載のシングル盤A面曲「枯葉の中で」かもしれません (^^)

これが発売されたのは昭和47(1972)年1月とされていますから、つまりは歌謡フォークの大きなブームが日本中に広がっていた時期であり、だからこそ作詞:北山修&作曲:杉田二郎が書き上げた「枯葉の中で」は、杉田二郎が組んでいたジローズの人気演目でもあり、また上品チエのシンプル&ストレートなカバーバージョンも制作されておりますが、サイケおやじとしては、青木望が附した疑似スペクターサウンドのアレンジも好ましい、この徳永芽里バージョンが大好きなんですよ (^^♪

まあ……、秋も真っただ中の今、こ~ゆ~歌を聴くのは聊か面映ゆい気分もあったりするんですが、せつない歌詞にセンチメンタルなメロディのジャストミート感は素晴らしいと思いますし、既に述べたとおり、この徳永芽里のバージョンは大仰なオーケストラアレンジとラウドなリズムセクションというミックスに仕上げられたカラオケ演奏パートにエコーを効かせた清涼な彼女の歌声が入っているというあたりの確信犯的な意匠は、イノセントなフォークファンには賛否両論かもしれませんが、サイケおやじは、こ~ゆ~仕組まれたポップス性感度の高い歌謡曲が大好き (^^♪

いゃ~~、久々に聴いて、思わず胸キュンしてしまったですよ (^^;

ということで、明日は高齢者バンドの練習が入っているんですが、以前にも書いたとおり、パンマスのドラマー氏が坐骨神経痛で敲けない事もあるというので、アンプラグドな演目をやるという方針も決定され、だったらサイケおやじは、この「枯葉の中で」をイチオチしてみる所存です。

正直、アコースティックギターは苦手だし、出来れば仄かにエレクトリックなアレンジを希望しているんですが、ど~なるのかなぁ……。

でも、バンドって、やれる機会が限られていますからねぇ~~、贅沢は戒めて、アコギの弦を張り替えているのでした (^^;

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