Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

吉野の限界集落へ

2022-04-14 | 奈良県南部
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奈良県吉野郡大淀町比曽の世尊寺 ~ 吉野町滝畑の限界集落へ行ってきました。



県道の志賀交差点から3km余り山の中にある 吉野町滝畑の限界集落 はどうなってるのだろうか ?

今日は午後から雨になりそうなので、雨に煙った限界集落を撮ろうと思って滝畑の集落へ向かう




吉野へ向かう途中、世尊寺へ寄ったら いろんな色のシャクナゲや山吹が華やかに咲いていた














名残のさくら





志賀の交差点から山の中へ入って行く

  
  交差点には相当古そうな石仏さん、新しい花が供えられている




集落の適当な場所に車を停めて歩く


集落の最奥まで歩く、寺ともう1軒の建物がある



滝畑の高竜寺、本堂は後方の白い屋根
手前は住職の住まいだろうか? かなり傷んでる、当然だれも住んでない



板戸の閉まった本堂には 新しい花が供えられている



赤い落花が侘しさを感じさせる




寺の隣の建物は草木に覆われた屋根、壁は壊れて無くなってゆく





中を覗いたらこんな状態、以前来た時よりも酷くなっていた



この家も山にのみ込まれそう






こちらの家も屋根に雑草が生えて、内部はこんな状態だ





集落内の神社、歴史は相当古そう  
登ろうと思ったが、苔むした石段は途中で壊れてるのでやめた




鳥居の上には鮮やかな緑




声かけ・鍵かけ運動の幟はそよ風に揺れるが ・・・
「 向こう三軒 両隣 裏隣 」に声をかけても、 誰もいないだろう



集落内を見てる時に赤い郵便カブがやってきた、家のポストに郵便物を入れてUターン、帰ってゆく
1軒はここに住んでるようだ、もう1軒は時々ここに帰って小奇麗にしてる、ほかは全部不住の空き家と思われる



住んでない家は壊れて朽ちて山にのみ込まれてゆく・・・

「 ふるさとは遠きにありて思うもの ・・・ 」 というより 「 ふるさとは瞼の裏に思うもの ・・・ 」 となってゆくのでしょうか?



雨に煙った山郷の風景を撮ろうと思ってたが、午後になってもポツリポツリと来ただけで雨にならなかった。




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2 コメント

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Unknown (よっちん)
2022-04-16 08:22:48
限界集落…

高齢化、過疎化が進み
限界集落がどんどん増えて行くでしょうね。

地方の衰退というのは
我が国の大きな課題ですが
政府は放置したままですね。

応援ぽち
よっちんさん (naka)
2022-04-16 17:32:10
そうですね、日本全体が少子高齢化で年齢構成がいびつになって、特に山間部の集落は “ 限界集落 ” になって ~ 山に還って行くのでしょうね。
今の時代は林業で生活をして生きてゆくことは不可能でしょうし、「 票 」にならないことをする国会議員の先生もいないでしょうし・・・ 我が国はどうなって行くのでしょうか?

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