東京旅行の続きです。
私と妻の楽しみは宿や夕食だったりハトバスツアーだったりしましたが、子供達のお楽しみもありました。
着いた当日のチェックインまでの数時間、東京ドームシティで過ごしました。
ここでは、
おもちゃ王国でプラレール作りなどを楽しみました。
翌日はお台場フジテレビで、
こんなことをしたりね(笑)
でも今回の旅行の子供だけじゃなく親にとっても最大のイベントはこちらでした。
豊洲にあるKidZania(キッザニア) 東京です。
キッザニアとは「Kid + zania」で「子供の国」の意味だそうで、メキシコ発の子供向け職業体験テーマパークです。日本ではキッザニア東京と関西のキッザニア甲子園の2カ所があり、名古屋にもできる予定らしいです。対象は就学前から小学生程度の子供で約80種類の職業模擬体験ができる施設になっているようです。なかなかの人気施設のようでゴールデンウィークの予約なんて絶対無理やろうと思っていたら、たまたま取れてしまったんですね。
中では完全に子供達が自力で職業体験し親は見守るのみで、各パビリオンの予約や順番待ちも全部子供が自分でしないといけないようになっています。「職業体験がニート防止につながる」とか「親が昔できなかったような職業ごっこができる」という肯定的意見や、「遊興施設で職業意識を育てるなんてできない」とか「子供のうちの職業体験は使用人根性を植え付けるだけ。労働者の権利があることも教えないといけない」という否定的意見など賛否両論あるようです。私個人としては単純に面白そうなところですし、日本に2カ所の施設にそうそう頻繁に来れるものじゃないし、そんなに深く考えず楽しめばいいんじゃないかなって思いますけどね。
この日のために妻が縫ったカバンを持って出陣です。A4サイズまできっちり入るように作ったそうです。
入ると外は真昼だったのですが中には黄昏時の幻想的な街が広がっていました。
中にはホント色々なパビリオンがあるのですが、やはり人気度も違いがあるようです。人気の高いところはそれこそ3時間待ちレベルになります。もちろん予約して他をまわれるのですが、作業直前の準備や指名確認などもあるので1時間位は目当ての場所の前で待たないといけません。事前にそれを聞いて「大丈夫かいな?」と思っていましたが、全くの杞憂でした。長い待ちの間も子供達って初対面なのにあっという間に仲良くなっちゃうんですね。私は長男についていて離れて行列を見ていましたが「どこから来たん?」「おれ博多」「おれ京都」とか会話が始まり、じゃんけんゲームとかやりだしてわいわいがやがや楽しんでいました。子供ってすごいですね。
長男が選んだ職業は、
まずは「漫画家」(笑)
集英社のパビリオンで最近はまっている作品「ワンピース」の下絵をもらって、一生懸命書き込んでいました。
続いて土木作業員。
みんなで設計図や作業工程表を見ながら橋や鉄塔を組み立てていました。
最後に鉄塔に点灯して完成。長男が点灯係に当ててもらって大喜びしていました。
それともうひとつ。これはキッザニア内でも人気の代表的なもののひとつです。
お菓子工房です。
森永のパビリオンで超有名な人気お菓子の「ハイチュウ」を作り、出来たものを持って帰れるというものです。キッザニアに行くと決まったときからこれは絶対やりたかったらしく、入場したときあっというまに人が群がり長男が並んだときにはもう2時間待ち。その後すぐ3時間待ちになっていました・・・。
キッザニアでは仕事体験すると世界中のキッザニアで使えるキッゾという紙幣で給料が支払われ、キッザニア内の銀行に預けて次回利用時に引き出すことも出来ます。私のそばで見ていたお母さん方が「いいわねえ。お菓子作ってそれをもらえてお金までくれるのよ」ってお話しされていました(笑)
続いて次男です。
まずはカメラマン。
キッザニア内そこかしこをカメラを抱えた子供達が駆け回っているのが可愛かったですね。
続いて見たまんまの警備保障。
これは電気工事員。
最後にハイチュウ作りと並ぶくらい大人気だった消防隊員。
ミニチュア消防車に乗り込んで火災現場に向かい、消火作業にあたります。
こうしてみるとどちらかというと長男はインドア派、次男はアウトドア派ですね。
同じ親から生まれた男の子ですが、個性って不思議なものです。
いずれにせよ長男次男共に相当楽しんだようで、中での5時間は疲れた様子も見せず駆け回っていました。見てるだけの親はその前の時間つぶしのお台場からあわせてヘトヘトだったんですけどね・・・。
とても楽しんでくれたようで良かったです。ちなみに私の妻の職業のところもしっかりあったんですが、うちの子達には見向きもされていませんでした・・・。まあ、よそのお子さん達には人気があったようで開始早々に予約いっぱいで申し込めなくなっていたくらいなので、別にいいんですけどね(笑)