山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

大阪市が思いのほかすすんでいた学校耐震化

2011年04月20日 08時55分53秒 | Weblog
 『朝日新聞』2011・4・14に大阪府内の学校耐震化の一覧表がのっていた。2010年4月1日現在の数字だが、参考になる。
 1位が田尻町100%、2位大阪市94・4%、3位松原市91・7%、4位枚方市88・3%、5位四条畷市85・7%、一方、下位の方は、43位守口市19・6%、42位藤井寺市25・0%、41位八尾市26・2%、40位池田市26・6%、39位高石市30・9%だ。
 驚きは、大阪市だ。2位94・4%。橋下知事がぶっつぶすと口汚くののしっている大阪市が2位とは。学校耐震化は地味な仕事だ。人気取りの仕事ではない。大阪市が、そんな地味なことをコツコツとやっていたことは重要だ。こんな記事がのったのも、東日本大震災で関心が高まったからだ。
 一方、橋下知事の盟友として有名な池田市長のところは26・6%にとどまっている。池田はかつて教育の町といわれた(かつてといっては失礼か)。記事によると、池田市は今年は39・1%になるそうだ。だが、小中一貫教育にして廃校になりそうな学校は体育館以外は耐震化しないそうだ。それにしても、小中一貫を名目にして、廃校をねらうとは教育の町が泣く。
 ぶっつぶされる?大阪市に対して、態度の大きい橋下大阪府はどうか。府立学校の耐震率は60・65%だ。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (先生まった!)
2011-04-22 22:52:32
大阪市立学校の耐震工事は褒められたものではありません。解同系建設業者が随意契約で大阪市民の税金を食い物にした結果です。
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ええっ! (yamagami)
2011-04-23 15:52:26
 解同系建設業者へのそれも随意契約で 知りませんでした。
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