山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

豊洲、基準の79倍 これまでの発表が怪しい

2017年01月15日 23時21分45秒 | Weblog
14日(2017・1・14)、東京都が豊洲新市場予定地から環境基準の79倍もの発がん性物質・ベンゼンなどが見つかったと、専門家会議に報告した。2014年から9回の地下水のモニタリング調査の最終回だった。7回目までは問題なしだった。8回目は3か所で環境基準を若干上回った。
今回の9回目は201か所のモニタリングポストのうち72か所で異常が検出された。異常率36%。ベンゼンは38か所で基準を超え、最高は基準の79倍が検出された。シアンは39か所から検出され、ヒ素は22か所で基準を超え、最高は基準の3・8倍だった。
7回目までは低かったのに、今回異常個所と数値がはねあがったのは、地下水位一定化のために汲み上げ作業をしたから地下水がかくはんされて汚染が広がったのか、またはこれまでは数値発表前の段階で偽装がなされていたのか、どちらかだ。モニタリングポストではなく、地下水くみ上げの方では汚染がないというのだから怪しいといわざるをえない。
テレビでは、この地下水を毎日飲んでも健康に問題はないといっている。ならば環境基準値とはいったい何なのか。
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