あんのん雑記

愛媛県西予市野村町の慈雲山安穏寺、
住職の雑記です

広島原爆の日

2012年08月06日 | 日記


20代前半のころ、広島市でサラリーマンをしておりました。

夏のある日の出勤途中、駅構内からショッピングモールへと通じる歩道を歩いていると、

周辺の道路から長いクラクションの音が響きました。

何事か!?と思い周りを見ると、原爆ドームの方向へ黙とうを捧げていました。

そこで気づき、私も足を止め、しばし目を閉じました。


今でも、鮮明に記憶しています。そして、その日が原爆が落とされた日であることを強く認識しました。


本日も朝、テレビで平和記念式典の様子が流れていました。

こども代表「平和への誓い」の中で、

「つらい出来事を、同じように体験することはできないけれど、
 
 わたしたちは、想像することによって、共感することができます。
 
 悲しい過去を変えることはできないけれど、

 わたしたちは、未来をつくるための夢と希望をもつことができます。」

とありました。


式典の中継が終わりました。

本堂でお線香を立て、しばし思いを巡らせ、祈りを捧げました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿