あんのん雑記

愛媛県西予市野村町の慈雲山安穏寺、
住職の雑記です

晋山江湖会が無事に円成!

2016年11月08日 | 日記
安穏寺の大事業「晋山江湖会」を10月29日~30日に行いました
私を、正式に安穏寺十二世の住職として迎え「大和尚」にしていただく
大法要であり、重要な修行です
師匠が、十一世住職として昭和44年に挙行して以来、47年ぶりの大事業です

10月29日。心配していた天気も見事に晴れ、秋晴れの中ついに始まりました


西堂老師(法要で重要な役の和尚様)ご到着。総代役員さん、梅花講員総出で
お迎えします


配役式。晋山 結制の法要の配役を読み上げます…




首座入寺式。修行者のリーダーである「首座(しゅそ)」の任命。黒い衣の彼が首座
彼と手前の、後ろ姿の「私」がこの度の法要の中心となります
因みに私は「新命(しんめい)」とよばれます


土地堂念誦(どちどうねんじゅ)。修行が無事終わりますようにと、この土地や
お寺の伽藍を守る神様に祈願する法要です
お寺では、仏さまだけでなく様々な神様をおまつりし、いろいろな法要や修行で
活躍して頂いております


本則行茶。翌日に行われる法戦式(禅問答)の本則(テーマ)について、西堂老師
の提唱(講義)。和尚さんが勢ぞろい!壮観です
しかしお寺の言葉はムツカシイ・・・

お話の後には「行茶」、お茶をいただきます
禅寺では、お茶を飲む事も大切な修行。作法に則り、丁寧にいただきます

これで、29日の儀式はすべて終了。晋山江湖会の準備ととのいました
いよいよ明日!「新命」は緊張感で張り裂けんばかりであります…