おきらくごきらく

社会人大学院(早稲田大学大学院商学研究科プロフェショナルコース)へ通う、のんきなサラリーウーマン実録

ブランドは自分を映す鏡

2005年07月28日 | お勉強
先日終わった授業で面白い課題が出されたので、紹介します。それは「あなたの最も好きなブランドを一つとりあげて、その価値を述べなさい」というもの。

もともと私は一つのブランドに熱を上げるタイプではないので、どのブランドを選ぶべきか悩みました。
洋服でもバッグでも靴でも車でも何でも良かったのですが、悩んだあげく、結局私はウノアエレというジュエリーブランドについて述べることに…

ウノアエレ・ジャパンのホームページでは、こんな風に書かれています。

ウノアエレは、1926年レオポルド・ゴリとカルロ・ズッキによってイタリア、アレッツォの町に創立されました。ウノアエレはアレッツォで1番最初に登録した金製品製造業者であることを意味し、そのイタリア語の発音のままにブランド名としました。

…なるほど。

イタリアのちょっとマダミーなジュエリーブランドなのですが、定番っぽいデザインの中に、流行の要素も入れてあるのが気に入っていて、少しずつ買い足しています。

宝塚の人と間違われるほど顔が派手で、手も大きく指の間接もごつごつしているワタクシには、可愛らしい華奢なデザインは、てんで似合いません。
クリスマスに男の子が彼女に買ってあげるようなデザインなんて、ホント笑っちゃうくらい浮くんです。

というわけで、最近はほとんどウノアエレの地味めなモノを買っています。
このブランドがもたらす自分にとっての精神的価値など、熱っぽくいろいろ考えて書いてみましたが…いま、ふと気づいて不安になりました。先生、このブランドについて分かってくれるかしら…?

ちなみに、同じ授業をとっている人たちは、プラダだったり、オールデンだったり、999.9だったり、ハロッズだったり、これまた多岐に渡るブランドについて書いていました。どんな内容になったんだろう・・・見てみたいな。

授業について

2005年07月27日 | お勉強

私の通っている大学院では、受験の時点で自分が専攻するモジュールを選択することを先日のブログで書きましたが、今年度開設しているモジュールが、来年も開設されるとは限りません。

実際、私が専攻している「ブランド・コミュニケーション戦略」というモジュールは来年度は開設されず、マーケティング系のモジュールとしては「マーケティング・マネジメント」という新しいモジュールが開催されます。

昨年度は、「マーケティング戦略」というモジュールが開設されていたので、まとめると、マーケティング関連のモジュールは、

2004年入学 マーケティング戦略
2005年入学 ブランド・コミュニケーション戦略
2006年入学 マーケティング・マネジメント

となるようです。

早稲田の商学研究科プロフェショナルコースの最終目的は、修士論文を書くということですので、ブランドならブランドの研究に関する論文、といったようにそのモジュールの中心となる研究から外れない論文が望ましいとされるでしょう。

しかし授業となると、これまたグッと選択の幅が広がります。

というのも、それぞれのモジュールの専門科目として設置された授業は、原則的に2年間開設され、他のモジュールの人も受けることが出来るからなんです。

具体的に説明すると、今年度はブランド・コミュニケーション戦略の専門科目として、以下の6つの授業が新たに設置されました。(もちろん、他のモジュールにも、それぞれ専門科目があります)

ブランド・コミュニケーション戦略
データベース・マーケティング
セールス・プロモーション戦略
ブランド・クリエイション戦略
PRコミュニケーション戦略
ウェブ・コミュニケーション戦略

(・・・戦略だらけ)

このうち、2つが春学期に行われ、残り4つが秋学期に始まりまるのですが、この6つ全て来年度も行われる予定なんです。

ですから、来年度入学される方も、受けることが出来るはずです。自分のモジュールは決まっていても、他のモジュールの専門科目も取ることができるのです。

私の場合は、今年で授業がなくなってしまう「マーケティング戦略」の専門科目を優先してとることにしました。他のモジュールの専門科目ももちろん取ることができますが、あまりにも畑違いなのでやめときました・・・。

来年度は、上記の中で今年受けることが出来なかった授業をとりたいと思っています。
ちなみに、これら専門科目は、2単位です。この他にコア科目と言って、4単位で授業のボリュームも倍の科目が存在します。

・・・参考になるかしら?

マンゴー土産ブーム

2005年07月26日 | お仕事

うちの会社でブームのお土産、シンガポールのドライマンゴーです。

1袋、地元のスーパーで3シンガポールドルなので、日本円にすると200円ってところでしょうか。会社の人達もけっこうハマっていて、輸入しよう、なんて冗談も出るくらい。

甘酸っぱくて、本当にやめられない♪止まらない♪のですが、悩みの種はそのカロリー。100gで400kcalですって!きゃー。

シンガポールの特産品じゃないはず・・・と思いつつパッケージの裏をみたら、やっぱり生産はフィリピンのセブ島でした。Distribution(小売)がシンガポール、サイパン、香港だそうです。ってことは、サイパンや香港でも同じ物が買えるってことですね。

日本では、どこかで売っていないのかしら。
紀伊国屋とか、成城石井とかにあるかな?

ビックマックの形をした名刺

2005年07月25日 | お勉強
7月24日のNIKKEI NETの記事より

日本マクドナルド、名刺で商品PR・全社員4600人に配布
--------------------------
売り上げアップへ全社員で商品をPR。日本マクドナルドホールディングスは「ビッグマック」など自社商品をかたどった新しいデザインのカラー名刺を制作し、約4600人の全社員に配布した。収益低迷の打開策として22日に新商品を投入したばかりで、売り上げ増加に向けて躍起だ。

名刺のデザインはビッグマックなどハンバーガー2種類、ポテト、シェイク、サラダの計5種類。本部社員に加え、店舗社員にも配る。「一丸となって増収を達成するよう連帯感を強める狙いもある」(同社)という。
--------------------------

このマクドナルドの記事から、二つのブランドに関する試みが読み取れます。

一つは、ブランド・コンタクトポイント。

多くの企業は、消費者がブランドと接する(=コンタクトを持つ)全ての点でブランドが形成される、という考えに基づき、あらゆる接点(ブランド・コンタクトポイント)でそのブランドの持つメッセージを一貫性を保ちつつ伝達できるよう努力をしています。

例えば、ティファニーを挙げてみましょう。
消費者がいくらティファニーに対して高級なイメージを持っていても、店舗の立地がそのイメージとは違う場所だったり、店内が汚れていたり、店員の態度が悪かったりすると、ティファニーというブランドに対する印象は悪化してしまいます。もっと極端な例で言うと、『この人は、本当にファッションのセンスが悪い』と思っている人がティファニーの商品を身につけているのを見るだけで、ティファニーというブランドに対する印象が変わってしまう場合もあります。

コントロールが効く、効かないに関わらず、あらゆるシーンで、ブランドの印象というのは消費者の頭の中に形成されていくのです。

名刺もその一つと考えられるでしょう。一般の消費者とまではいかないものの、日本マクドナルドに属する4600人の社員が日々、名刺交換をする取引先の人に対して、名刺という紙切れ一枚からマクドナルドというブランドのメッセージを伝えることが出来るのです。

社員に斬新な名刺を持たせるマクドナルドの自由な企業風土、新しいアイディアを受け入れる柔軟性、または若々しさ、など。その名刺を受取った人は、いろいろな印象を持つでしょう。

だって、ビックマックやポテトの形をした名刺ですよ。見てみたいと思いませんか?

私がもしそんな名刺を受取ったら「さすがマクドナルドさんですね、自由で楽しい会社なんでしょうね」って言うでしょう。えぇ、単純ですから。

二つめは、インターナル・ブランディング。

記事内で、マクドナルド側が「一丸となって増収を達成するよう連帯感を強める狙いもある」ともう既に述べているように、この名刺作戦は社外だけでなく、社内にも働きかけを図っている、ということです。

つまり、会社の従業員に対してブランド構築をしているのです。社員に対して、自社のブランドを認知、浸透させ、理解を深めようとしているこの試みで、社員の士気を高めたり、同じ価値観を共有させて連帯感を強めたり、帰属意識を高めたり・・・いろいろな効果が期待できます。

だって、なんだかんだ言って、最終的にお客さんと接するのは、従業員なんです。この人達に、自社のブランドの価値観や世界観を理解してもらわないことには、顧客への伝達もうまくいかないんです。

さらにさらに、マクドナルドはこの名刺ネタがこういった記事になることで、PR効果も得ています。もっと言うと、私のようにブログに記す人がいる事によって、口コミ効果も狙えるのです。

・・・と、いろんな効果が期待できる今回の名刺ネタ。
果たして、売上に結びつくのでしょうか!?

入試説明会

2005年07月21日 | お勉強

そろそろ大学院も夏休みに突入…ということで、だいぶ楽な生活になってきました。

夏休みは8月、9月と約2ヶ月間。
あんなに毎日通った学校へ、行かなくなるなんて、ほんとボケそうです。

とは言っても、修士論文の調べものとは始めないといけないので、本当なら図書館通いしなければいけないんですけどねぇ。

で、夏休みの初日である7月30日土曜日に、我が早稲田大学大学院商学研究科プロフェショナルコース(長い…)の入試説明会があります。ご興味のある方は出席されてはいかがでしょう。

ちなみに、私は書類締切ギリギリで受験することを決めた不届き者なので、もちろんこんな説明会には参加しませんでした。受験の時、分からないことだらけで不安だったので、私のような状態になりたくない人は行ったほうが良いかもしれません。

さて、このMBAコースの特徴ですが、入試の時点から「モジュール」と呼ばれる自分の専攻を宣言します。

今年度は、
1)クレジット・ビジネス戦略
2)経営戦略とIT
3)ブランド・コミュニケーション戦略
4)国際ビジネス-グローバルリーダーシップの開発-
5)年金マネジメントと数理
と全部で5つありました。

私が選択したモジュールは「ブランド・コミュニケーション戦略」なのですが、他のモジュールに関しては、何を勉強するのか、どんな研究分野なのかさっぱり分からない状態です。クレジットって?年金って?みたいな感じです。
おそらく、他のモジュールの人たちも「ブランド・コミュニケーション戦略って、何なの?」と思っているでしょう。(ちなみに、入学後はコア科目と呼ばれる一般教養みたいな授業や、専門科目で一緒になったりするので、他モジュールの人とも交流はあります)

一次試験は、専攻するモジュールに関わらず、一斉に書類審査と筆記試験が行われるのですが、二次はモジュールごとの面接です。倍率もモジュールによって異なるみたい。全体的には3倍とか4倍ってとこでしょうか!?

社会人大学院が乱立し入試倍率が低空飛行する学校もある中、どうやら早稲田の商学部は人気があるらしく、だからなのか、来年度募集するモジュールはなんと7つに増えるんですって。いやぁ…すごいですねぇ。

また来年も、いろんな業種・職種の人に会えるのが楽しみです♪

都会の気温を下げましょう

2005年07月19日 | お遊び

あっついですね。
昨年に引き続き、今年も猛暑が続くのでしょうか。ワタクシ、蒸し暑い日本の夏が大の苦手です。

昨日、母がこんなことを言っていました。
「私達の小さいころは、30度を超える日というのは、ひと夏に数えるくらいしか無かったのに、最近は連日のように30度を超えるのが当たり前で、ホントどうしちゃったのかしらねぇ…」

確かに、そうだと思います。

母の幼少の頃…まで遡らなくても、20年くらい前までは、東京都23区内の我が家でも夜はエアコンなしで過ごせたように記憶してます。ところが、最近はどうしょう。朝から晩までエアコンなしでは、暮らせません。

以前は、我が家の庭にある小さな山椒の木に、アゲハ蝶の幼虫が現れて葉を食べていたり、小さい蜂がいろんな花の蜜を吸いに来ていたのに、そんな光景もなくなりました。

みんな、どこ行っちゃったの?

コンクリートが日中の温度を抱え込み、なかなか夜になっても気温は下がらなくなりましたが、ちょっとでも生活用水を再利用して都会の気温を下げようというムーブメントがあります。その名も「打ち水大作戦」。

今年は8月10日(水)の正午に、打ち水大作戦が行われるそうですが、別にこの日じゃなくても打ち水をしましょうってことで、各都市でもこの試みを支援しているそうです。

たとえば、東京都下水道局では容器さえ持参すれば、再生水を無料で分けてくれます。

8月10日は平日なので、さすがにお昼休みに有楽町(勤務先)で水撒くことは出来ませんが、一度参加してみたいと思わせられる企画です。打ち水大作戦の怪しいマンガちっくなキャラクターには共感できないのですが・・・。

浮気疑惑

2005年07月15日 | お仕事

うちの会社は、外資なのに、社員の仲が良い。
まぁ「それだけ甘っちょろい」と言う人もいるでしょうが、一日のほとんどを会社で過ごす私にとって、一緒に働く仲間との環境は大事です。

離職率も低く、女性は結婚しても、子供を産んでも働きつづける人が多いので、まるでファミリーのような感じです。

そんなノリなので、携帯でメールをやりとりすることもしばしば。
数日前も、他部署の部長さんに用事があったのでメールをしました。その人は、部長と言えど、私のような平社員達とも仲が良く、お友達のような感じの人なので、メールの内容もため語で、しかもあだ名で呼んでいる内容でした。

そしたら、昨晩、携帯にその部長さんからの着信履歴があったのです。
電話に出れなかったので、今朝「あ、昨日電話出れなくって、ごめーん。何か御用でしたぁ?」と話しかけたら、「あぁ、ちょっと色々あってさ…」と言いにくそうなご様子。

実は、その部長さん、以前にちょっと家庭の外でお遊びしてしまったことが奥様にバレてしまい、それ以来かなり疑われているとか。最近はその懐疑心がかなりエスカレートしてしまって、携帯のメールも奥様にちょくちょくチェックされているそうなんです。バレてからは、何にも遊んでいないのに、前科があると、どんな行動も怪しく思えるみたいです。で、たまたま私のメールが目にとまり「何よ!誰これ!」という話になったそうな。

以下、想像:
部長「いやぁ、その人は会社の子だよ」
奥様「うそおっしゃい、だって、何よこの呼び方!あなたのこと、こんな風に呼ぶなんて!」
部長「うちの会社はファミリーみたいな感じだろ」
奥様「そんなこと、信じられないわ!一体どういう関係なの」
部長「そんなに疑うんだったら、その子でも、会社の別の人にでも聞いてみればいいじゃないか」
奥様「分かったわよ、じゃあ、そうするわよ!」

…きっと、こんな会話になったに違いない。

キレた奥様は、真相を確かめるために、私に電話をしたらしい。
良かった、電話出なくって。

あ、でも、いっそのこと電話で疑惑を晴らしたほうが良かったのかなぁ。
いきなり、自宅前とかで刺されたらどうしよう…フルネームも先方にバレていて、一方的に疑われている私。

マズイなぁ。

世界中どこでも無料通話

2005年07月13日 | お遊び
昨日、PCに付けるカメラとマイク付きヘッドホンを頂いたので、早速とりつけてみました。
一見、消費者金融のコールセンターで働いているお姉さんのような感じです。

2つのアイテムを使って、MSNメッセンジャーでテレビ電話が出来るので、かなり夜遅かったのにもかかわらず、友人に付き合ってもらい試してみました。

お互いの顔がメッセンジャーのソフトに表示された時は、「おぉー!」と感激しましたが、音声は途切れ途切れなんですよ。「あ・・・さ、その・・・メラ・・・画素・・・らい?」ってな感じで、音質もクリアーじゃないし、会話が成り立たない・・・。

「これじゃあ、話しづらいよぉー」と、ブーたれたら「じゃあ、スカイプいれたら?」と勧められ、入れてみました、Skype!

感想は・・・これ、スゴすぎる!

音声はクリスタルクリアーだし、タイムラグもあんまり無い。まるで、電話です。会社で、PCの前に座っていることが多い人なんて、もう、スカイプで足りるんじゃないの?と思います。

「私は遠距離結婚しているんですが、夫とのコミュニケーションは毎日スカイプです」と言っている人と会ったことがあるんですが、すっごい納得できました。なんて、素晴らしいツールなんでしょう。

ヘッドホンがワイヤレスになったりしたら、PCの前に貼りついている必要もなく便利なんだろうなぁ。
本格的に使うには、まだまだ改良すべき点があるんでしょうが、スカイプの動向は、要チェックです。

今日はテスト・・・

2005年07月11日 | お勉強

大学院の成績は、先生によってつけ方が違うようで、学期末に試験を行う先生もいれば、課題提出でOKな先生もいたりして様々です。

今日は、初めての試験。
授業中、ケースを扱うことが多く、発表の機会もけっこうあったので、授業への参加度も成績に加味するんだろうと思っていたら…
「うーん、ま、ほとんどが試験の成績で決まるから」だそうです。

えぇーっ、そうなんだ。なんか、がっかり。
試験苦手だなぁ。

お小遣いは配当金

2005年07月06日 | お遊び
 今日郵便局へ行って、東京電力の配当金をもらってきました。

最近出来た友達にこんな話をすると「えぇー?株やっているの?」と驚かれそうですが、実は元証券会社の社員なので、株式の売買には抵抗ないのです。

で、東京電力の株ですが、私は売ったり買ったりを目的としていなくて、配当金目当てで保有しています。100株単位で買うので、今日でおよそ26万円くらいなのですが、これでもらえる配当金の利回りが2%を超えるんですよ!

つまり100万円分、東京電力の株を持っていたら、1年に20,000円のお小遣いがもらえるのです。
もし同じ100万円をみずほ銀行の普通預金に預けていたら、税引き前で10円ですよ。(計算合ってる・・・?)たったの10円!
百歩譲って、スーパー定期に預けたとしても300円(計算合ってる・・・?)・・・ふざけてる。
これで時間外にATMから現金引出したら、マイナスじゃないの!

もちろん株式なので、東京電力がつぶれたりしたら元金100万円も無くなるワケで、そこらへんはしっかりと自分で理解して取引をするべきなのですが、東京電力の場合、会社がつぶれる心配が他の民間企業より少ないという点で人気があるのです。

ま、薄給会社員の私が100万円分も東京電力の株を持っている訳ではないので、万単位で配当金をゲットできるわけではないのですが、この低金利の世の中にあってなかなかありがたいお小遣いです。
ついでに株価も上がってくれれば良いんだけれど。