月曜日に丸の内のPaulにて同業他社の営業担当者とランチ。
とある大きめのクライアントに対して、一緒に忘年会か新年会をしようか、と日程調整をしていたときのことでした。隣のテーブル席に女性の二人組が座ったのです。
私は視力も悪いし、特に気にせず話し込んでいたところ、仲間うちの一人があることに気付いて自分の手帳にこう書きました。
「Qちゃん」
そう、隣の席に座った女性は高橋尚子さんでした。
確か、彼女は前日、東京国際マラソンを走ったばかりで3位に終わったはず。あんな寒い中、40キロを走りぬいた人が隣の席に座っていました。
うわぁ、昨日はホントにお疲れ様でした・・・
と心の中で唱えつつ、あまりジロジロ見るのも申し訳ないので、目をやらないようにしていたら、しばらくして彼女達のところにもう一人、後から来る人がいたようで、私たちのグループが荷物置きに使っていたテーブルとイスを借りて良いか店員が聞いてきました。
もちろん、どうぞ、とバッグをとってイスを差し出したら、高橋選手は「どうも、すみません」と軽く会釈。それだけだけど、何か感じが良い印象。(←単純)
当たり前だけど、彼女、とても細いんです。どこから、あのパワーが出てくるのかしら、という感じ。
「また、頑張って下さいねっ」と心の中で応援して、私たちは店を去りました。