おきらくごきらく

社会人大学院(早稲田大学大学院商学研究科プロフェショナルコース)へ通う、のんきなサラリーウーマン実録

3つの千疋屋

2006年06月27日 | お遊び


ちょっとした贈り物に千疋屋のフルーツ、というのは有名な話。たかがバナナ一本、いちご一粒でも通常の市場価格より2倍、3倍となりますが、それだけ美味しいという品質と千疋屋で買ったという保障機能もあって、消費者が納得しているのでしょう。

ところで、この千疋屋。街中にある店舗をよーく見てみると3つあるのご存知ですか。日本橋千疋屋、京橋千疋屋、銀座千疋屋の3つです。

私は京橋千疋屋のフルーツサンドやワッフルが大好きなのですが、今日ローソンで買った銀座千疋屋の胡柚(こゆず)ヨーグルトがめちゃくちゃ美味しいかったので、ますますこの3つの違いが気になり、調べてみました。

すると、千疋屋ことはじめ、と題した文章がネット上に落ちているではありませんか。

千疋屋ことはじめ ~東京・日本橋~
武蔵国埼玉群千疋の郷の侍だった初代弁慶が日本橋葺屋町に「水菓子安うり処」の看板を掲げ果物と蔬菜を商う店をかまえたのが天保五年(1834年)。以来日本初の果物専門店として果物の輸入販売、マスクメロンの温室栽培なども手がけました。明治初年には現在本店のある日本橋室町に移転、後に京橋・銀座に暖簾分店も開きました。(東京中央ネットより)

なるほどー。本店は日本橋で、京橋と銀座は暖簾分けだったのですね。昨年9月には、日本橋に新本店もオープンしているみたいで、これは行ってみたい!ところです。

しかも、日本橋、飯野ビル、舞浜イクスピアリに店舗があり、各店舗でフルーツ食べ放題なるものを実施していることが判明。あぁ、これも気になります。でも、この食べ放題、1ヶ月前からネットで予約しないとダメそう・・・恐ろしや千疋屋人気。

ちなみに、前述の胡柚ヨーグルトは210円ですが、柚がゴロゴロ入っていて、とぉーっても美味しいので柑橘フリークの方はぜひお試しください。

お嬢様方、キャッチにご注意

2006年06月25日 | お仕事

私はあまりキャッチセールスの対象にならないらしく、街中で声をかけられるとしたら大多数は道を尋ねられるパターンです。

でも先日、有楽町マリオンで珍しく勧誘されました。40歳くらいのマダミーな女性に礼儀正しく「すみません」と声をかけられたので最初は道を聞かれるんだろうと思っていると、内容は健康食品や化粧品などの販売をしていてパートナーを探しているとのことでした。

毎週フォーシーズンズで説明会を開いているので興味があったら連絡を下さい、と名刺を渡して女性は去って行きました。

一体こんな道端での勧誘でどれくらいの成功率なんだろう、と思いつつ学校へ急いだ私はその後すっかり勧誘の事なんぞ忘れていたのですが、ある日会社で名刺入れを整理していると女性から受取ったあの名刺が出てきたのです。

隣に座っている同じ営業の女性(美容フリークでビューティホー!)に「ねぇねぇ、この間、マリオンで不思議な勧誘にあってさぁ」と話しつつ名刺を見せると、彼女は「あーっ、この会社!私も何人の人から声をかけられたか・・・」と言いつつ、引き出しや名刺入れから同じ会社の名刺を次々と取り出すではありませんか。その数、4枚。しかも全員違う女性の名前のもの。まるでトランプを取り出すマジシャンのようです。

声をかけられた場所はまちまちだそうで、ある時は銀座松屋の前、ある時は青山。彼女曰く「毎回違う人だからさぁ、いつか社長とか大物が出てくるんじゃないかと思って名刺とっておいたんだよねー」。笑える。私のを足して計5枚の名刺を二人で眺めていると、名刺には、社名と支店があるのかParis, New York, Londonみたいな大都市名が明記されていることに気づきました。日本の住所は赤坂。

で、怪しい香りがプンプンするので、ネットで調べてみたんです。すると、なんと苦情の掲示板にたーっぷりとその会社の情報が投稿されていたのですよ。

要はパキスタンから輸入した自然食品をマルチ商法で販売する会社のようで、それを見た同僚は「なによ、パリじゃなくて、パキじゃない!」。自然食品だけでなく、輸入家具やアロマグッズといった品目で誘う場合もあるみたいです。その掲示板への書き込みを見ると、勧誘する際の言葉はほとんど同じ。いやぁ、ネットってありがたい。

もちろんこんな勧誘に引っかかる私ではありませんが、世の中には、こんな声掛けに対し自分の携帯電話の番号を教えてしまう人が結構いることが驚きです。掲示板には「つい携帯の番号を教えてしまって、すごい後悔しています」なんて言葉がいくつもあるんですよ。きゃー、怖いですね。

そういえば、10数年前に渋谷へよく行くことがあって、東横のれん街の前にたむろしている「手相をみさせてくれ」系のキャッチに毎回声をかけられたっけ。その時あまりにもしつこい人には英語で「日本語しゃべれません、何言ってんだかさっぱり分かりません」みたいな事をまくしたてると相手がタジタジになったのを覚えています。

大概は、英語で返答すると「あー、ソーリー」とか言ってフェードアウトするんですが、一人それでも頑張って「えーっと、アイアム・・・うーんと」と頑張る人もいました。根性入ってんなー、なんて感心しちゃったりして。

何はともあれ、簡単に携帯の番号を教えないように、気をつけましょう。そして、もし街中でキレイなお姉さまに「仕事のパートナーを探している」と言われたら、このブログを思い出してください。

私の見た掲示板はコチラ↓
http://www.sos-file.com/cgi-bin/0bbs/yybbs.cgi

経済理論と現実

2006年06月21日 | お勉強


火曜日に取っている経済分析という授業は、なんと履修生が2人だけの授業。時にはマンツーマンの場合もある、なんとも贅沢な授業です。

ちょうど裏番組に、マーケティングの授業が入っているので、そちらに人気をとられてしまって経済系はあまり人が集まらないと担当教授のお言葉。一応、そういえば、記憶が確かならば、私は経済学部出身だったはず・・・(恥)。今さらながら、すっかり忘れているマクロとミクロ経済を復習しようという気持ちでこの度履修しました。

昨日の授業では、財政政策と金融政策について、今の日本政府が(というか、竹中さんが)何をしたかったのかという話になり、理論を現実の経済に照らし合わせて説明がなされました。

かいつまんで説明すると、亀井静香氏などは昔のように景気が悪くなった時は、財政政策として道路やら橋やら建設工事でもしなさいと言っているのですが、それは結果としてIS曲線を右にシフトさせるので景気を拡大させるが同時に金利上昇を招く。
一方、現在の日本経済においては、国際収支のほとんどが資本収支と言っても良い状況で、日本の金利が上昇すると運用目当ての海外資本が流入してしまう。すると大量の円買いが生じ、円高になり、回りまわって輸出産業を圧迫し経済が縮小する・・・という効果も発生する。結局景気は元に戻ってしまう。
つまり、以前は効果があった財政政策は、今の経済では効果がない。

そこで、竹中氏はIS曲線よりもLM曲線を動かすような金融政策を日銀にリクエストした。しかし、日銀はすでにかなり金利を下げているため、下げるにも限度があり、これ以上下げられない。竹中氏は、ならば、インフレを起こせば実質的には金利が上がるので、日銀にインフレを起こすように要求した。しかし、日銀は日銀法によって、物価と為替を安定されることが日銀の仕事だと決められているので、インフレを起こす事は日銀法で定められたミッションと真っ向から対立してしまうが故に総裁は難色をしめした。

・・・あぁ、かいつまんだはずなのに、超長い。
しかも、うまく説明するのって、すっごい難しい・・・。

とりあえず、経済ってIS曲線やらLM曲線という話が出てきても、なんとなく教科書の中の出来事で、現実にあてはめて考えることをしていなかったのですが、今回の話ですんなり理解できて面白かったのです。

最近、商学にどっぷり浸かっていた私ですが、経済学もやはり理解できると面白いな、と思ったひとときでした。

ちなみに、その授業を担当している教授によると、日銀は一週間前までに申し込むと無料で見学が出来るらしく、これがなかなか面白いそうです。
詳しくはコチラから ⇒ 日本銀行 見学案内


ソフトバンクは何屋か

2006年06月15日 | お仕事

今日はお昼ごはんを食べるのが遅くなったので、3時近くに田町のマックで授業の資料を読みながらポテトをつまんでました。

本日のケースは、地上波テレビvsワンセグvsGYAO。これらのサービスは競合しているのかなぁ、なんて事を思いつつ資料に目を通していると、隣に大学生らしき女の子2人組が座りました。場所からして慶應生でしょう。そして「2年目になって三田に来て・・・」みたいな話をしていることから、きっと文学部だと思われます。

ちょうど私がワンセグの記事を読んでいるのを見たからなのか、1人(A子ちゃん)が「ワタシ、もうかれこれ3年も携帯を機種変更していないの」と言い始め、彼女たちの会話は携帯の話題になりました。

するともう1人の女の子(B子ちゃん)が「あれ、何だっけ、ソフトバンクと合併する会社あったよねぇ」と言うのです。

合併じゃないだろー、とつっこみつつ、ボーダフォン、ボーダフォン!と心の中で唱えていると、A子ちゃんは「へー」みたいな曖昧なリアクションをしています。

どうしてもボーダフォンという社名が出てこないのが気になったのか、B子ちゃんは続けて「ほら、ソフトバンクってさ、孫さんっていう社長がいてさ・・・」と話を続けています。

そこでA子ちゃんが言ったこと。

「携帯会社って、銀行と合併するんだぁ」

ぎ・・・ギンコウ?おいおい、バンクって名前が付くからって、ソフトバンクも知らないのか、この慶大生は!すっごい新鮮。

B子ちゃんは心が広いらしく「えー、銀行じゃなくて、なんかITの会社じゃない?」と流してあげていましたが、ワタシはひそかに大爆笑でした。まぁ確かにソフトバンクって事業内容が広いので実態がつかめない会社ではありますが、野球チームも持っているくらいなんだし、銀行じゃないくらいは知っておいたほうが良いかもねぇ・・・。

A子ちゃんは、そんな爆笑発言なんて気にせずに「ねぇ、それよりかさぁ、○○先輩に久しぶりに会ったんだけれど」と話題を変えていました。A子ちゃんは、新聞とか読まないのかしら。でも、かえってこういう人のほうが枠にとらわれない発想が出来て良いかも・・・!?

菖蒲

2006年06月14日 | お仕事

営業で東陽町へ。親水公園という公園を通ったら、一面に菖蒲が咲いていました。菖蒲がこれだけ咲いているって、なんだか珍しい・・・

携帯で写真を撮っていると近所の小学生が水路の脇で網を持って何かを捕まえようとしていたので、楽しそうだなーと眺めていました。すると子供のほうから「この池(水路だけど)に入っていいんですか?」と聞いてきました。

小学生は男の子1人と女の子2人の合計3人で、鯉やらザリガニを探しているとのこと。とっても浅い水路の周りをキャアキャア言いながら行ったり来たりしています。

全然人見知りをしない子達だったので、いろいろ話こんでいると一番小さい女の子が私にこう聞くのです。

「ねぇ、誰のお母さん?」

・・・ふっ、確かに子供の1人や2人いてもおかしくない年齢ですよ。でも、なんだか膝カックンをくらった感じ。

「誰のお母さんでもないのよ。ここら辺に住んでいないから」というと納得したようで、その後からは「お姉さん」と呼んでくれていました。うむ、よろしい。

手術中

2006年06月09日 | お遊び

「先生、私のリブレットから変な音がします!」
「ほぅ、どんな音なんだい」
「HDDの音みたいです。なんだか回転しているような・・・でも、前はこんな音しなかったんですけれど」
「むぅ、それなら臓器移植をするか・・・」

というわけで、知り合いが経営するバーで緊急手術。ブルスケッタ越しに解体されるリブレットがシュールです。

以前使っていた20GBのIBM製HDDから、日立の40GBへ。回転数も5400へアップ!これで少しは使えるようになると良いのですが。

それにしても、バーでノートPCを解体する私達、かなり浮いてます。良かった、知り合いの店で・・・ 
  

あれ、この人は・・・

2006年06月09日 | お仕事

営業で大崎へ。
ゲートシティのベンチに座って雑誌を読む男性の前を通り過ぎた後・・・

あれ、あの人は?

そう、多分ワールドビジネスサテライトに出演中の「平ちゃん」こと大浜さんです。毎晩見てますっ!と心の中で叫んでみました。

ラーメン390円

2006年06月07日 | お勉強

以前、紹介した早稲田のメルシー。

390円のラーメンとはどんなものか、リクエストがあったので写真を載せておきます。ちょっと甘めの醤油味で、麺は太め。コストパフォーマンス高いよね。

全面禁煙、大賛成

2006年06月06日 | お遊び
新幹線・在来線特急を全面禁煙に…JR東、来春から (読売新聞) - goo ニュース

タバコが大の苦手な私。このJR東日本の新幹線全面禁煙ニュースは朗報です。

新幹線の喫煙車って、本当に拷問。狭くて空気の循環がたいして無い場所で大勢の人が一斉に吸うもんだから、もう車内は霧がかかったように空気が白く、端まで見通せないんじゃないか、という勢い。

席に座るのはもちろん嫌だけれど、あのモクモクの中を歩いて通るのすら嫌なんです。たった数十秒あの空間にいるだけで、髪やら服やらすべてのモノにタバコの臭いがついてしまいます。しかも、腹立たしいことにタバコの臭いはなかなか落ちないので、その後もイライラは募る一方。

もちろん健康にだって、悪影響しかありません。なんで他人の快楽のために、自分の健康が害されなきゃいけないの、って思います。

もちろん私は新幹線を利用する際、必ず禁煙席を利用しますが、たまに喫煙車両の隣に位置する禁煙席だったりすると、ドアが開くたびに隣の車両から来るイヤ~な臭いが漂ってきて、それだけで嫌な気分に。

そんな悪夢の喫煙車両、実はスモーカーもあんまり好きじゃないんですって。要するに自分のタバコの煙は我慢できるけれど、他人の煙は好きじゃないって人が多いらしく「あれは、俺でも嫌だよ」とワガママな事を言っていたります。

今回はJR東日本だけの前面禁煙決定ですが、ぜひぜひJR東海にも適応して欲しいものです。

JTB vs HIS vs 楽天トラベル

2006年06月02日 | お勉強

今回の競争市場戦略(内田和成先生)は、JTB対HIS対楽天トラベルというケースを扱いました。クラスを3つに分けて、各チーム一社の立場になり成長戦略を考えるというもの。私のチームはJTBでした。

JTBは既にグループ会社を150も抱え、全方位戦略をとっているので、HISや楽天トラベルと同じ土俵で戦うのではなく、ドメイン(事業領域)を拡大し顧客の生涯価値を上げるという方向で考えましたが、ここで失敗・・・。

話の進め方を間違えました。まずは、競合他社と比較して切り口によって競争相手が異なることを明確にすべきでした。

結局、JTBとHISと楽天トラベルは競合していないのです。ついでに、ビジネスモデル(儲けの仕組み)も異なるのです。それを踏まえて今後どうするのか議論すべきでした・・・。

なんとなく「同じ土俵じゃないよね~」とかグループでは話していましたが、やはりプレゼンではしっかりと図に落とし込んで明らかにしないとダメでしたね。学んだぞ、よし。