昨日より2年目の授業が始まりました。しょっぱなは、ボストンコンサルティングの内田先生による「競争戦略研究」。
KBS出身の内田先生らしく、主にケースを中心としてグループ討議をする授業です。初日の昨夜は「ジャパネットたかた」についてでした。
「ジャパネットたかた」のターゲット顧客は、競争相手は、マーケティング戦略は?といったテーマで議論を進めたのですが、私はこの会社のコアコンピテンスを高田社長そのものと考えました。
52歳にしてあの風貌、みょーに甲高い声、ビミョーなイントネーション、細かい商品説明・・・どれも真似できません。他の会社がどんなに資金をつんでも、ノウハウを学んでも、高田社長は模倣困難な資源です。
高田社長に説明されると、その商品でどのような事ができるようになるのかイメージしやすく、安心感を与えるとの意見もありました。トップがあれだけメディアに露出して、それが功を奏したパターンですが、逆に言えば、高田社長が病気になったりして出れなくなった場合、代わりの人がいないのがこの会社のリスクです。
まるで「思いっきりテレビ」のみのもんた、「笑っていいとも」のタモリと同じ。その人じゃないと、成り立たないのです。
それにしても52歳で長身、細身、あの若さ。私の周りを見渡しても、なかなかいません。若さの秘訣は何だろう。