(続) お山でウォーキング

里山歩きをメインにして運動不足の解消を図ろうと思っています。

山梨県  パノラマ台(精進)を歩く(1)

2015-10-25 22:51:17 | ウォーキング
2015年10月24日(土)

パノラマ台入口・・・パノラマ台・・・烏帽子岳・・・「本栖隧道」バス停・・・
・・・精進湖民宿村(精進移住地)・・・パノラマ台入口----北口本宮冨士浅間神社

   今回は、前半が山地、後半は平地だけを歩くというプランになりました。
山地の部分はパノラマ台入口~烏帽子岳間を逆コースで歩いているのですが、平地の部分は一般道を除いて今回が初めてです。
距離的にはやや長めになりましたが、強い負荷のかからないコース取りだったので、山ウォーキングには丁度よい形になりました。 富士山がもう少しはっきりと見えたら言う事なしだったのですが。  帰途、時間に余裕ができたので富士吉田の冨士浅間神社へ


「パノラマ台下」バス停   富士五湖周辺で「パノラマ台」というと、山中湖そばのパノラマ台がよく知られていますが、ここも眺望面では甲乙つけがたい良さがあります。 ハイキングコースとしても人気があり、多くのハイカーに利用されているようです。


バス停がそのまま登山口   分かりやすい登山口がいいですね




登山道はゆったりと折り返しながら






少しばかり小広くなった場所に出ます。 ここは「パノラマ平」と呼ばれているらしい


木の根元に「 パノラマ平  パノラマ台 → 」の標識


パノラマ平から見えた富士山   逆光で見難い面もあるのですが、今日は終始霞んだ状態(肉眼で見てもほぼこれに近い状態)で富士山の眺望はもう一つでした。




桟道


前掲写真の場所から少し進んだ所にも


根子峠(ねっことうげ)  尾根筋に乗るところで、ここまで来ればパノラマ台は時間の問題です。  
指導標 パノラマ台 ⇔ 三ツ沢峠   左へ
右の三ツ沢峠(精進峠)方面は三方分山に至ります。




尾根筋の左(東)側が富士河口湖町(旧上九一色村)、右(西)側が身延町(旧下部町)という事になります。


分岐点  指導標 パノラマ台・本栖湖 ⇔ 精進湖・三方分山  右、下部町へ 
右方向にはもう一つ指導標が立っていて、それには「身延町中之倉」「千円札の逆さ富士眺望地」と記されていました。


直進してパノラマ台へ   パノラマ台は前掲分岐点から2、3分の所にあるのですが、その途中にある左側の高みが標高点1,328mの地点になると思います。


パノラマ台 その1  山頂方位盤


パノラマ台 その2  山頂方位盤 「パノラマ台 標高1,325m」


パノラマ台 その3  山頂方位盤


パノラマ台 その4 「青木ヶ原の生い立ち」 説明板より
昔、西湖と本栖湖の間にセの海と呼ばれる湖があり、貞観六年(864)に長尾山周辺から噴出した青木ヶ原溶岩流により大半が埋め立てられ、西湖、精進湖、本栖湖の三湖に分けられた。噴き出た溶岩は二十億トンともいわれ・・・その上に生い茂った原始林を樹海と呼んでいる。  (青木ヶ原樹海 総面積 2,726ha)


パノラマ台 その5  三方分山方面   右手に精進湖と精進の集落、


パノラマ台 その6  王岳、鬼ヶ岳、十二ヶ岳方面


パノラマ台 その7  富士山と手前に烏帽子岳   その間にあるのが大室山


パノラマ台 その8  竜ヶ岳、雨ヶ岳方面  右手には南アルプス方面も望めるのですが


パノラマ台を後にして烏帽子岳へ


始めはダラダラと下降が続きますが


登りに転じると


予想外に早く


烏帽子岳山頂 その1  山頂に到着しました。


烏帽子岳山頂 その2  傾いてしまっている三角点1257.4m


烏帽子岳山頂 その3  山頂の通信施設と南側から見た烏帽子岳山頂の全景


烏帽子岳山頂 その4  十二ヶ岳方面から御坂山塊方面  秋の空ですね


烏帽子岳山頂 その5  富士山と大室山


烏帽子岳山頂 その6


烏帽子岳山頂 その7  城山(本栖城跡)方面への下山口


烏帽子岳山頂 その8  本栖湖方面への下山口  ここからが初めて歩くルートになります。


本栖湖への道


烏帽子岳山頂からの下りは歩きやすいのですが、かなり長く九十九折りが続きます。




九十九折りを降りきったところに分岐点 
指導標 パノラマ台 約3Km ⇔ 本栖湖・精進湖・本栖ロッジ 1Km
(この指導標は烏帽子岳山頂方向を背にして見たもので、手前方向は「国道・本栖湖」と記されていました。 なお、左側に立っている看板は「パノラマ台道程図」で、下に落ちている看板はパノラマ台からの眺望図)

予定通りこの分岐点から左(東)の精進湖方面に進もうとしたのですが、右(西)を見るとすぐそばに道路が見えたので、この道路の所まで進んでからにしようと思いました。 もしかしたら本栖湖を望めそうな所があるかなと思い・・・


これが、指導標から右(西方向)を見たところ


道路は国道300号線(本栖みち)でした。


出口に「本栖隧道」バス停


右手に本栖隧道
本栖湖は見えそうもない状態だったので、すぐに先ほどの分岐点まで戻ることにしました。(トンネルを抜ければ見えそうな気もしましたが)


分岐点から東へ(精進湖民宿村を目指して)   これからが今日のウォーキングの後半という事になるでしょうか。  後半は大雑把にいうと、烏帽子岳の山裾と樹海の境目を歩くようなルートで、終始平坦な道が続きます。この写真はその様子をよく示していると思います。


右手(南側)を見ると   溶岩が折り重なるように露出している典型的な樹海の様相を呈しています。 とはいえ、ハイキングコースから見える樹海は全体から見れば最先端部のごく一部に過ぎないわけですから、国道139号線を越えて更にその奥へと進んだらどんな様子になっているのでしょうね・・・




分岐点  指導標 本栖湖 ⇔ パノラマ台  左、精進湖  左へ


前掲写真のところで初めて目にした「 ←東海自然歩道→ 」の標識


時折、枝道が現れますが、ハイキングコース以外の枝道には入口に木の枝が置かれています。






「やまなしの歴史文化公園 城山」 説明板によると
烏帽子岳より青木ヶ原樹海にせり出した標高1,056mが城山山頂で、狭くて細長い山頂部分には数個の尾根切りを配し、自然の地形を利用し、郭を設け、防備を固めた中世山城の形態が残っています。 ・・・中世軍事上重要な中道往還が山裾を通過していることから、中道往還の関門の役目を果たした砦であったことが考えられる。

この説明板の右側に 


城山登山口があります。 指導標 左「 本栖城跡 → 」
  
このルートは城山(本栖城跡)を経由し、烏帽子岳に向けて尾根筋を進むもので、私も3年前にここから烏帽子岳・パノラマ台を目指しました。 今日は直進して国道139号線下の地下道に入ります。



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No.473