(続) お山でウォーキング

里山歩きをメインにして運動不足の解消を図ろうと思っています。

静岡県  大洞山を歩く(2)

2015-10-17 09:32:43 | ウォーキング
2015年10月13日(火)

立山山頂より


「立山山頂」 右へ  指導標 須走紅富台2.5Km ⇔ あざみ平0.7Km 三国山4.8km
【立山山頂 富士箱根トレイル No.40】




立山山頂から少しばかり下ったところで、すぐに次の指導標が現れました。 この分岐は予想していなかったのですが


「立山東分岐」  直進
指導標 アザミ平0.7km 三国山4.7km ⇔ 立山展望台0.4km 須走紅富台2.6Km  左、籠坂峠1.6Km
【立山東分岐 富士箱根トレイル No.39】
地形図にはこの籠坂峠方面に向かうルートの記載がないので良く分からないのですが、「須走紅富台上」にあった案内板によると、アザミ平~籠坂峠間のルートに接続しているようです。




畑尾山・アザミ平への快適な道




畑尾山山頂 その1


畑尾山山頂 その2  山頂標識  【畑尾山 富士箱根トレイル No.38】


畑尾山を後にして


アザミ平へ


写真中央に山中湖の東部と思われる湖面が少しばかり見えました。


「アザミ平」に出るところ   複数の指導標が立っています。 下に降りて正面からその指導標を見ると


指導標1 明神峠6.3km 三国山4.0Km ⇔ 立山0.7km 須走紅富台3.3km  右、籠坂峠1.8Km
【アザミ平 富士箱根トレイル No.37】


指導標2 大洞山 大人40分 ←《アザミ平・三国山ハイキングコース》→ 籠坂峠 大人40分


指導標3 湯船山・明神峠・三国山・角取山(大洞山) ←《あざみ平》→畑尾山・立山


大洞山・三国山方面に進みます。(アザミ平からは富士箱根トレイルと三国山ハイキングコースが重なる形になります)


この辺り一帯をアザミ平と呼ぶのでしょうか


アザミ平


 ←《三国山ハイキングコース》→


これは後方(畑尾山方面)を振り返ったものですが、この時点まで富士山の頭が見えていました。左側に少しばかり雲が湧いているのですが、まさかこれが今日の富士山の見おさめになってしまうとは・・・


「アザミ平東」 指導標 明神峠6.0Km 三国山3.7Km ⇔ 立山1.1Km 須走紅富台3.6Km
【アザミ平東 富士箱根トレイル No.36】




「明神峠自然環境保全地域」説明板
「三国山を中心とした明神峠、大洞山を結ぶ稜線一帯はブナ、ミズナラ、カエデなどの樹齢の高い天然林に覆われています。 この優れた自然を次の世代に引き継いでいくため、この地域一帯431haを県条例に基づく自然環境保全地域に指定しました。みんなで大切に守っていきましょう。・・・」  昭和50年指定  静岡県


まず大洞山手前の標高点1,366mのピークを目指します。








動物が樹木に残した生々しい傷痕   初めてこの稜線を歩いた時も数か所で見かけて驚かされたものです。その時はクマが爪を研いだ痕かな? などと思ったのですが、これだけきれいに削り取られた痕をみるとやっぱり犯人はシカですかね? イノシシではなさそうだし、クマは個体数がそれほど多くはなさそうだし・・・勝手な想像ですが 




標高点1,366mピークへ


1,366mピーク その1
指導標 三国山・大洞山 ←《三国山ハイキングコース》→ アザミ平・籠坂峠
指導標の後方に


1,366mピーク その2 「明神峠自然環境保全地域」の説明板と境界標?


1,336mピークから大洞山へ  これから大洞山山頂までの道は特に快適なものでした。


いったん緩やかに下り




鞍部らしきところ


緩やかに登り始めます




標高的には大洞山山頂といってもよい地点に到着   
右手に見える小さな標識には「駿河の国 大御神鎮座 角取神社奥の院 入口 → 」  覗いてみるとかなり急な尾根を下るように見えました。


後は平坦な道を少しばかり進むと


大洞山山頂 その1  すぐに山頂標識などが見えてきます。


大洞山山頂 その2  三角点と山頂標識  大洞山頂 標高1383.5m 
籠坂峠 大人70分 ←《三国山ハイキングコース》→ 三国山 大人55分


大洞山山頂 その3  山頂標識 【大洞山(角取山つのとりやま) 富士箱根トレイル No.34】


大洞山山頂 その4 三角点


大洞山山頂 その7  最後に山頂部を三国山方面側から見たもの


大洞山山頂を後にして   いったんアザミ平まで戻って籠坂峠に向かいます。  目の前は標高点1,336mピーク


再びアザミ平に戻ってみると   すでに富士山の頭は隠れていました。


アザミ平分岐点  左が富士箱根トレイルの須走紅富台方面   ここから籠坂峠方面(右)に向かいます。


籠坂峠への道




見事なほどのV字型に浸食されていますね


これも浸食によって倒れてしまったのでしょう




だんだん歩きやすい道になってきました。


分岐点  直進
左手に折り返すように進むルートがあって、その入口に立っている私製の指導標には「畑尾山・太刀山(立山)方面  あざみ平へ行くには遠回りです」と記されていました。
これが立山からアザミ平方面に少しばかり下ったところにあった分岐点に繋がっているルートなのだろうと思われます。




平坦なルートになり、そろそろハイキングコースも終わりになる頃なのですが、「まだかな」と思いつつそれを見る事なくここまで来てしまったものが一つあります。
それは5年ほど前、初めて籠坂峠から逆方向に歩いた時に見た「テングブナ」で、きっとどこかで見落としてしまったのでしょう。 「大きなブナの木」の印象だけが強く残っていて、位置関係の記憶がかなり曖昧だったという事ですね(苦笑)。 (当時の写真から判断すると、先ほどの分岐点より上部にあったらしいのですが)




車止めを出ると


指導標  籠坂峠 ←《三国山ハイキングコース》→ 大洞山・三国山
「入山者の方への注意事項」 この一帯の植物採取は禁止されています。以下略


霊園(山中湖村公園墓地)の中を通って


国道138号線へ   左手の道路標識は「籠坂峠」


「篭坂峠」バス停   指導標が壊れて落ちています


道の駅すばしりへ


道の駅より  富士山方面ですが・・・



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