ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

ジム・ロジャーズ、日本に移民受け入れを提言 ザ・リバティWEBより

2011-04-17 18:29:00 | Weblog
ジム・ロジャーズ、日本に移民受け入れを提言2011.04.16

ザ・リバティWEBより


投資家のジム・ロジャーズ氏が、16日付朝日新聞のインタビューで、日本が成長軌道に乗るための条件について語った。以下、その要約。



・ しばらくはあらゆる面で厳しい状態が続く。しかし、その後、人々は再建に取りかかり、建設ブームが起き、銅やセメント、鉄、農作物などに、かつてなかった需要が生まれることが期待できる。

・ 最大の問題は人口減。日本は世界で最も深刻。

・ 私だったら、移民政策を促進する。移民は勇敢で野心を持ち、賢い。

・ 日本はアジアの国際金融センターになることもできた。しかし、そうした機能は香港やシンガポールに奪われつつある。日本は素晴らしい大学もあり、アジアの教育センターになれたのに、そうなれないのは、外国人や外国資本を受け入れないから。

・ 円が強くなれば、日本が輸入するすべてのものが安くなる。強い円は1億2500万人の日本国民を助ける。

・ 実は、先日もまた日本株を買った。タカラトミーやサンリオの株も持っている。日本はいずれ子供を持ち始めると思うから。



いくつかの条件付きではあるが、日本の将来について、かなり楽観的な見方をしていると言える。あくまでも中長期の展望であるため、現在の菅政権に対する期待ではないだろう。今のところ、人口減少を克服する手段として移民の受け入れを政策として掲げているのは幸福実現党ぐらいであり、多くの政党は議論から逃げているように見える。



今回の震災では、多くの外国人が帰国し、深刻な人手不足に陥り、改めて外国人労働者の存在がクローズアップされつつある。著名投資家の提案に謙虚に耳を傾ける必要があるだろう。(村)



 

勉強不足でジム・ロジャーズさんを知りませんでしたので、調べました。

http://www.jimrogers-fun.com/produce.htmより転載

ジム・ロジャーズ(日本では良くロジャー“ス”と間違えられる)はジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを立ち上げ、わずか10年で4200%という驚異的なリターンをあげた大投資家としての顔と、ギネス記録になるような世界一周の旅を2回果たすという冒険家としての顔を持つ人物です。
 投資家としての知識と冒険家としての体験をもとにした彼の国際社会・経済の分析の鋭さから、個人投資家となった現在でも彼の発言は注目を集めている。


 ジム・ロジャーズ(Jim Rogers) -略歴-

1942年 : アメリカ合衆国メリーランド州生まれ。
1970年 : ジョージ・ソロスと共同で国際投資会社を設立。 (73年、クォンタム・ファンドに改名)
1970年~80年の10年にクォンタム・ファンドで4200%という驚異的なリターンを実現。
1980年 : わずか37歳でファンドマネージャを引退。
1990年 : バイクで世界1周の旅に出る。
1998年 : ロジャーズ国際商品指数TMを開発。
1999年 : 改造ベンツで2回目の世界1周の旅に出る。
116ヶ国、15万2,000マイルの旅はギネス記録となっている。
2007年 :ニューヨークの自宅を売却して、シンガポールへ移住

現在 、シンガポールに在住。世界中で講演などをこなしながら個人投資家としても活躍している。



 ジム・ロジャーズ名言語録

・共産主義であろうが、高貴であろうが、有史以来の最大の帝国であろうが、需要と供給の原理が国家の決定によって覆されることなどありはしない。(冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行P128)

・世界は変わり続ける。これを疑う者がいれば、頭が悪いとしか思えない。(冒険投資家ジム・ロジャーズ世界バイク紀行P192)

・繁盛する事業なしにどうして一国が繁栄できようか。富の増大のためにあえて資本や時間、エネルギーを投入しリスクをとるだけのガッツを持った起業家の存在なくして成功した事業がかつてあっただろうか。(冒険投資家ジム・ロジャーズ世界バイク紀行P246)

・年収7万5千ドルが保証されている役人が、自らの資本・名声・チャンスを賭している企業家よりも経済的により有効な判断を下せるとは思えない。(冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行P298)

・指導者が狂人のような行動をとるはずないなどと、絶対に信じていはいけない。(冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見P336)

・リュウ、人生は短い、遠くまで行って世界を見よう(ジム・ロジャーズが村上龍に送ったサインに書いてあった言葉)

・米国の不動産はソフトランディングすると言う人がいる。しかし、これまでバブル崩壊後にソフトランディングで済んだことがあっただろうか?
(フュチャーズ・ジャパン2004年11月号より)



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