久々にお薦め図書の紹介です。
「この本だけは皆様にお知らせしないではいられない。」と思ったからです。
「健康本」や「一般向けの医学本」の中にはエビデンス(科学的証拠)があいまいなことをもっともらしく主張していることがあります。それはそれで書籍で何を主張するのも筆者の自由ですからやむをえません。また、話題づくりや営業上の理由から大げさに主張している場合もあります。
ただ私達一般人としては、そこは賢くならないといけません。いろいろな意見は書籍になって販売されるとエビデンスがあいまいな意見もしっかりしている意見もどちらももっともらしく見え、一見同価値に見えるからです。まさに玉石混交です。
そして、現に医学の世界で日々働いている人達は「それってエビデンスがあるの?」と考え、場合によってはその意見についての論文を検索して確認するそうです。
本書は病気にならないためのアドバイス本ですが、しっかりとしたエビデンスがあるアドバイスだけを収録しています。それぞれのアドバイスには章ごとにその根拠となった論文(当然英文です。)が検索できるようになっています。
だから、安心です。
*そうは言っても、そのアドバイスがすべての人(人種、性別、年齢、症状が異なるすべての人)に同じように効果があるとは限りませんのでそこは多少割引が必要ですからね。