絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

お子様に何かをさせたい、何かを実行させようと思ったら、まず、習慣化までの作戦を立てましょう。(No.888)

2019年12月14日 13時04分28秒 | 受験・学校

「子育てでいろいろ悩んでいます・・・・。」

 

は~い!今日は1つ提案があります。

塾教師になって数十年、長年の指導経験からの結論ですが、

「子供は習慣で育てる。」「良き子育ては良き習慣から」

以前にも習慣化についてこのブログで触れたことがありますが、今日はちょっと詳しく言いますね。

 

何でも習慣化するまでの2~3週間は大変ですが、ひとたび習慣化してしまえば子供達は苦もなく実行できるようになります。

だから、お子様に何かをさせたい、何かを実行させようと思ったら、まず、習慣化までの作戦を立てましょう。明日から習慣にすると言っても急にはできませんから。

1)まず動機付け なぜそうしたほうが良いのか?なぜそれが大切か?

それを習慣化する理由と目的をお子様が理解できて、心から納得するような話

をしましょう。

 

2)次に習慣化までの段階的導入と評価

 まず、大前提ですが、今いっぱい、いっぱいなのに、何かを増やすなら、何かをへらしましょう。人それぞれにキャパがありますから。

   また、一度に多くのことを習慣化しようとせずに一つ一つ習慣化していき、

「良き習慣」をちょっとずつ増やしていくようにしましょう。

  少しやらせてみて実行できたら、習慣化する前でもそれをきちんと評価し、

メチャメチャ褒めましょう。

 

3)習慣化できても、気を抜かず、良き習慣を維持するためにさまざま工夫しましょう。

 習慣化して安心してしまい、メンテをせずに放っておくと、せっかく苦労して習慣化したのに、お子様はいつのまにかやらなくなってしまいます。

良き習慣を維持するためには「必ずやり続けるというやる気」を引き出すための「工夫」が必要なのです。

 

工夫の例 

・記念日作戦-節目、節目にお子様を褒めるための記念日を作り家族全員でお祝いする。

「3ヶ月も続いたね。すばらしいね。この調子だよ。次は半年記念日だね。」

・素晴らしい習慣をつけたことをお子様の周囲の大人達に伝え、褒めてもらう。

・新しい目標-習慣として実行していることよりさらに一歩進んだことを「新しい習慣」とするよう努力させる。「日々進化、日々挑戦の精神」「とどまることのない向上心」

 

以上、私の拙い提案(アドバイス)が御父母様の子育ての参考となれば幸いです。

 


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