MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

人間 堀越二郎

2013-09-01 21:34:00 | 搭乗員日誌

宮崎駿監督作の『風立ちぬ』が公開から一カ月経っても好調のようです。
さすがはジブリ作品ってところでしょうか!
公開前の監督の左翼発言やら描写においての場外での愛煙家VS禁煙ヒステリーやら何かと話題に事かかず・・・。
私自身は盲目的なジブリファンではないのですが今回は主役が堀越二郎だし時間もちょうど都合がよかったので公開早々見てきた次第です。

ただ、純粋な堀越二郎さんの話ではなく、堀辰雄の小説「風立ちぬ」をゴチャまぜにしたファンタジーだとあらかじめ知っていたので観る前から期待は「まぁ、そこそこ」で観た後も「まぁ、やっぱりそんなもんだ」と言う事で・・・。
あくまでファンタジー・・・堀越二郎さんの夫人は実際は別人なので映画を見た一般の人が史実だと思い込むのではとちょっと心配。
あとャXターにも出ている九試単戦が零式艦上戦闘機の原型と思っている人もチラホラ・・・。
ここら辺も変な思い込みが広まらないか心配・・・。

まぁ、映画自体はどうでも良いのですが前述したように何かと話題を集めるジブリに取り上げられた堀越二郎さん。
そのジブリにあやかろうと色々な関連商品も増えたようで何より史実の堀越二郎さんに焦点が当たった書籍が増えた事は嬉しい限り。これだけは純粋にこの映画公開がもたらし良い影響だな。
各社、色々とあったのですが全部を買えるほど充実したおこずかい事情ではありませんので、本屋で立ち読みしつつ厳選!

左側:潮書房光人社 発行 丸 8月別冊 堀越二郎 零戦への道
右側:徳間書店 発行 零式艦上戦闘機と人間堀越二郎


角川書店 発行 零戦 その誕生と栄光の記録

これは堀越二郎さん本人が書き残されたもので以前から欲しかったので当時amazonやら方々探しても全然なく・・・ところが映画をきっかけに昨年から市場にあふれ出したようです。

とりあえず『風立ちぬ』を観た多くの方が、これをきっかけに関連書籍に興味を持ち史実にも目を向けてくれたらいいのかな~!
監督自体はどうしようもない左翼思想のようですが、意図してか意図せずかは知りませんがこういう考えるきっかけを一般の人々にも与えた事だけは功績だと思います。



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