MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

厄介払い

2008-07-25 23:10:35 | 搭乗員日誌 TOS編

TOSより入電(掲載時点で過去ログ 2008/07/17)

日も朝から暑い暑い。予報では午後から天気が崩れてくるらしいので、午前中にサラッとホバってこようかなと。
そこで、長い間ご無沙汰のS飛行場へ行ってみることにしました。この場所は昨年からフェンスの増設工事が始まったため、それ以来一度も足を運んでいませんでした。いったいどんなフェンスが出来ているのか?ヘリを飛ばすことが出来るのだろうか?
一抹の不安を抱えつつもS飛行場に到着。さっそく増設されたフェンスをチェックしてみると「ふ~ん、案外低いな」って感じ。これならヘリはもちろん、飛行機でも何とかなりそう。

ここの飛行場で一番ありがたいのが「木陰!」があること。なんせ暑くないんですからフライトに集中できるし、気力&体力の消耗具合が全然違います。さらに水周りとトイレ完備!これでもう少し広ければパーペキですけどね・・・。
3フライトを背面ホバと定点フリップの練習に費やし撤収に入った頃、この飛行場をホームグラウンドにされている年配の方がおいでました。70歳を超えていらっしゃるようですが、主に平日に90クラスのGPヘリを元気にフライトされて楽しまれているようです。はたして自分は70歳になってもRCを楽しんでいるだろうか?永くこの趣味を続けるにはあまり急ぎすぎない方が良いんじゃないかと思う今日この頃・・・。

さて、一旦帰宅したあと、昼ごろになっても空模様に変化がないので、ここは一発「懸案事項」に取り鰍ゥってみようかと・・・。つまり「ダクトの初飛行」のことですが、いつもの飛行場の草も適度に生え揃ってきたことだし、またこれ以上草丈が長くなると捜索どころではありませんので・・・。
飛行場に着いたら、さっそく機体がマトモなうちにパチリ。。。ムスタングとラボチキンはヒトゴトのように佇んでいます。

まづ、1フライト目、手投げ発進。64口径のツインなのでまったく助走しなくてもOKです。やや後重だったのか頭上げ傾向。ダウントリム数コマとエルロン右トリム数コマで落ち着きました。で、様子見のためしばらく周回飛行。その後慣れてきたところで、いざフルスロットル!!!


お、遅い・・・。


くだらねぇ・・・。


これが偽りのない正直な感想です・・・。EPPファンフライより遅いジェット戦闘機っていったい・・・。
結局のところ「おもちゃラジコン」なんですよね。スピードの乗りは悪いけど、発進が非常に楽チンな仕様になっているんでしょう。ユーザー層を考えればこれで正解なのでしょうか?しかし絶対的にスピードが遅いため、風下のターンでは常に失速と隣り合わせの状態ですのでバンクを鰍ッず大きめに旋回する必要があります。
4分ほど経ったのでバッテリの減り具合を確かめるため着陸させようと思いましたが、風下からの最終アプローチの途中で失速してしまい軟着陸・・・。
高度が低く、草のおかげもあってか翼端が鰍ッただけで済みました。これぐらいならマスキングテープで補修完了!

バッテリは2本準備してあるので2フライト目を決行!
で、これがその後の写真です・・・。

1フライト目のイージーな手投げの印象が強く残ったのか、まるでムスタングのように全く気負い無しに投げてしまった結果です。ャCっと投げられたダクト機は当然のように失速し、頭から地面に突っ込み、鈍い音を残して砕け散りました・・・。
機首がモゲていますが、損傷程度としてはタイシタことはありません。直す意思があれば再び大空に復活させることができるでしょう。しかし、あの飛びは満足に至るには程遠いものです。若干の工夫で劇的に変化する要素も可能性も恐らくないでしょう。
ムスタングが幾多の墜落で、時には全損に近いダメージを負っても懲りずに修理して飛ばすのは、何かしら得られるものが有るからです。残念ながらこのダクト機にはソレがありません。今回の場合は修理するアタイがないと判断し廃棄することにしました。
ダクト機については、いずれまた取り組むこともあるでしょう・・・。


【本日の放課】
T-REX600・・・3フライト(累積286F)
ムスタング・・・7フライト(累積451F)
ラボチキン・・・6フライト(累積38F)
Su-27・・・1フライト(墜落→終了)