前頭側頭型認知症 夫が前頭側頭型認知症に

夫が63歳で前頭側頭型認知症と診断されました。
若年性認知症なのだそうです。そんな夫の事など綴っていきます。 

111.夫また外泊しました

2013-10-03 22:50:29 | 前頭側頭型認知症

H25,10月2日(水)~3日(木) 夫 外泊

今回の外泊は、本当に驚くほど、拍子抜けするほど、夫は穏やかでした。

危険で困ったことがただ一つ。

今朝3日、朝食前の血糖値46 と 低血糖でした。

ブドウ糖は飲んでくれました。ご飯も残さず全部食べてくれました。
散歩もまあいいかと、出しました。けれども、途中から、「風が吹いている。強風注意報が出ている。」と戻ってきました。

それと入れ替わりに、私と愛犬が散歩に出かけました。私が愛犬と帰って来ると、姑が「〇〇さん(私の名前)、低血糖の時は注射すればだめだったよな?」「そうだよ」「△△(息子、私の夫)が、注射してて、〇〇に黙っていろよと言ってた」と言われました。


つまり、夫は低血糖時、インスリン注射をしてはいけないことになっているのに、うったのです。食後なので、それだけでは危ないと言うほどではないのですが、その後の散歩に30分も出ていたので、散歩中倒れていないかと心配になりました。
心配は外れて、ちゃんと帰ってきましたが、つくづくあぶないなあと思いました。



次回の対応策
◎インスリン注の針を、回数分のみにして、余分は隠しておく。
◎病院からもらった時、インスリンの量を記録して置き、使用の都度残量を確認して、多く打っていないか把握しておく。
◎あるいは、使用後は、インスリンを夫の目にとまらないよう隠しておく。



話が前後しますが、2日、病院からの車中で、私が仕事に行く事を話すと予定が違ってしまったと怒りましたが、私が休みを取れない理由を言うと仕方なく納得してくれました。

夫の予定は、姑と三人でラーメンを食べに行こうと考えていたらしく、実行することにしました。
市場の中に、以前【三角そば】というお店があったのですが、かなり以前に、グッチ裕三がタモリの笑っていいともで紹介していたお店で、店主が変わり、名前も【支那そば伊藤】となっていました。2012年にラーメンウォーカーという大会があったらしく、都道府県別の金賞を取ったと、店の前の看板に書いてありました。
味は、以前はほたて出汁であっさりの透明スープ、今のは透明なのは一緒だけれど、ちょっとしょうゆの色が付いている程度、でも、複雑な出汁で、あっさりとしていておいしかったです。麺はものすごく細い縮れ麺、麺の味は、玉子を使っていないと思う、独特の色と旨みのある麺(地元では十文字ラーメンとも言う)を使っている。
繰り返しになりますが、あっさりとしているのに、また食べに行きたくなる記憶に残る美味しさでした。

姑はラーメンはあまり好きではないのですが、このラーメンだけは好きなのです。
姑と娘と姑の姉の病気見舞いに県南に行った時、このラーメンを食べた事で、姑と懐かしい話が出来ました。

久しぶりに三人そろってラーメン屋で食べ、おいしかったし、良かったよかったと喜んで帰りました。夫も姑が喜ぶ様子に満足そうでした。


病院に戻り、看護師さんに夫が低血糖でも食後インスリンを打ったことを話しました。
夫に「俺、悪い事はしてないからな、俺の悪口言うなよ」と言われていましたが、私が報告したことは内緒にしてくれるよう頼みました。