Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

横浜・山手洋館巡り(3)

2009年05月15日 | スナップ
外交官の家

(1)


以前公開しました「山手イタリア山庭園」には、「ブラフ18番館」のほかには「外交官の家」があります。
横浜の街を見下ろす高台に建っており、吹きわたる風が爽やかに感じられました。
ちょうど新緑の時期でもあり、とにかく心地よい時間が緩やかに流れていきました。


(2)


建物の中に入って、気になったのはこのステンドグラスでした。
ただ、ステンドグラスだけで構成するのでは模写になってしまいます。
そこで、電灯を画面上部に配して、そうならないようにしました。

RICOHのGX100は、マクロモードにすればAFターゲットを自由に動かすことができます。
後継機のGX200では、通常撮影モードでもそれが可能なようですが・・・(羨ましい!)
マクロモードといっても、マクロ領域から無限大までAF作動しますので、撮影には支障がありません。


(3)


左へ目を転じると、このような贅沢な空間が広がっていました。
テーブルに飾られた花と窓外の新緑の爽やかさがマッチしていますね。
このような配慮といいますか、演出されていることが横浜の洋館の特徴です。


(4)


2階に上がれば書斎があり、重厚な机がでんと置かれています。
窓も大きくて、こんな感じの家に住んでみたいと言った衝動に駆られます。
もっとも、今時このような住宅を注文したらいくらかかるのか・・・


(5)


食卓のようなテーブルですが、どうも様子が違うようです。
説明書きがありましたが、内容は覚えていません・・・(汗)
やはり、飾られていた花が何とも爽やかな感じがしますね。


(6)


サンルームですが、いいですねぇ、こういった部屋は。
籐で作られたテーブルと椅子が何ともいい感じです。
今の日本の住宅では、大邸宅でもない限りはこのような明るい部屋はありえない話ですね。



(7)


外交官の家は、ニューヨーク総領事やトルコ特命全権大使などをつとめた明治政府の外交官内田定槌氏の邸宅として、東京渋谷の南平台に明治43(1910)年に建てられました。
設計者はアメリカ人で立教学校の教師として来日、その後建築家として活躍したJ.M.ガーディナーです。
建物は木造2階建てで塔屋がつき、天然スレート葺きの屋根、下見板張りの外壁で、華やかな装飾が特徴のアメリカン・ヴィクトリアンの影響を色濃く残しています。

撮影地:神奈川県横浜市中区山手町「外交官の家」
撮影年月日:2009年5月4日(月)
撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:
(1)ISO80 f/7.2AE(SS1/189秒) -0.7EV 24㎜相当
(2)ISO80 プログラムAE(SS1/125秒 f/4.7) -0.3EV 67㎜相当
(3)ISO80 f/4.1AE(SS1/45秒) -0.3EV 24㎜相当
(4)ISO80 f/4.6AE(SS1/36秒) +0.3EV 24㎜相当
(5)ISO80 f/4.1AE(SS1/36秒) +0.3EV 24㎜相当
(6)ISO80 f/5.7AE(SS1/30秒) -0.3EV 24㎜相当
(7)ISO80 f/9.3AE(SS1/133秒) 0.0EV 43㎜相当


何故か、またまた業務多忙につき、コメント欄は閉じさせていただきます。
全くねぇ、何で忙しくなるかなぁ・・・勘弁して貰いたいものです。
で、皆様の許へお伺いしてもコメすら残せないほど悲惨な状況であります(涙)


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