蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

そうやって、逃げればいいさ…

2008-06-16 21:25:14 | Weblog
今日から始まった工事も、0,75坪から、1坪タイプへお風呂を大きくする工事です。
先週と違う所と言えば、モルタルタイルの造り風呂ではなくて、松下電工のユニットバスで、先週はタカラ、今回はTOTOのユニットバスです。

久しぶりのバスピアです。

組み立てが大変というか、部品の沢山あるお風呂です。

取り付けるために、準備も大変で、浴室スペースの拡張と、それに伴う、水抜き栓の移設などで、少々、大変目な工事です。

ボイラースペースの土間コンクリートも解体しないといけませんから、結局、ハツリの作業は今回もありますね。折角のユニットバスなのにね。

それに、この住宅、2世帯住宅で、ボイラー付近の配管から分岐して、2階に水お湯が行ってますから、今回、ボイラー並びに、ボイラー付近の配管を撤去すると、全ての水が止まってしまいますね。

復旧は、大工さんが新しい壁を作って、その壁にクロスを貼った後、ボイラーを設置した後だから、早くて金曜日、遅くて土曜日、最悪、週をまたいでしまうかもしれません。

A山にこの話をしたところ、朝の時は、「昼くらいに挨拶に顔を出すよ」って言ってましたが、「ダメ、行けなくなった」と、お客さんを避ける様に、現場に近寄りたくなさそうな空気を醸し出してしまいました。

いいさ、そうやって逃げろ逃げろ、説明不足、ごまかし、嘘、全てを是正して、真実な工事をするために、また一から説明する蛇口屋です。

まあ、お客さんは、最終的には納得はしてくれるんだけど、こうして、一から説明し直すこの時間が無駄だよなあ、って感じます。

長いときは平気で午前中が潰れる時があります。

でも、折角、お金出して、家を綺麗にしようとしているんですから、お客さんだって、納得した上で、出来ることと出来ない事をはっきりさせた上で工事をして貰いたいですよね。

いくら、解体してからのリカバリーが必要でも、工事の方向と言うか、指針というか、少なくとも、これだけは、って言うお客さんの肝を押えて、竣工って言う、方向へお互い向かってゆきたいモノです。

こういう経験が蛇口屋を確実に育てているなあ、って実感する今日この頃ですよ。

本当に会社と、営業に恵まれた蛇口屋でした。