https://wezz-y.com/archives/68909
太陽光発電が「環境に優しい」の誤解 メガソーラーで日本の森が消えていく
より抜粋
世界の原発の趨勢はどうなっているのか
東日本大震災をきっかけに、再生可能エネルギーの主力と見なされていたメガソーラーが、実は深刻な環境問題を生み出していたために規制の強化やFITの見直しが検討されている。
では、東日本大震災でその危険性が世界中から注目された原発は、減少傾向にあるのだろうか。
実は、世界全体を見ると、原発はさらに推進されている。日本のマスコミのほとんどが、IAEA(国際原子力機関)が2017年に392ギガワットだった原発の発電容量が2030年までに352ギガワットまで減少すると予測したことを報じたため、多くの人が世界が脱原発に向かったと思い込んでしまっただろうが、そうではないのだ。
IAEAの報告には続きがあり、相次いで出されている世界の原発の新設計画が実施されれば、原発の発電容量は最大511ギガワットに拡大すると予測していた。
(IAEA『Energy, Electricity and Nuclear Power Estimates for the Period up to 2050』)
ここが日本のマスコミ報道ではカットされてしまった。そして、ドイツ、ベルギー、スイスなどの脱原発を目指す少数派の国がピックアップされたのだ。
ところが経済産業省の報告によると、原発を現在も利用して、かつ将来も利用するとしている国は米国やフランス、中国、ロシア、インド、カナダ、英国などを筆頭に19カ国ある。また、現在は利用していないが、これから利用しようとしている国はイスラエル、インドネシア、エジプト、サウジアラビア、UAEなどを含めた14カ国になる。世界の趨勢は、原発推進状態にあるのが現実だ。
以上
これを、要約すると日本のマスコミは、IAEAの原発推進のところをカットし、
かつ、
脱原発の国だけスポットをあてたことになる。
マスコミの罪許し難し。
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