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暇人のストレス解消

田うない(耕起)

2010-04-25 23:13:09 | 水田
今日は町内の花見です。
 花見の前に苗に水をやろうとしたらホースが凍っていて
 水が出ませんでした。
 ビニールハウスの屋根も霜で真っ白でした。
 苗に水をやろうとしてホースの水が凍っていたのは始めての事です。

 仕方なく田んぼへ、米糠を散布(施肥)しに行きました。



 土が凍っていて足が冷たかったですがそのおかげで
 思ったよりは沈まず歩けましたが、田植え長靴を履いての
 散布はかなりきつかったです。

 10a当たり40Kg位の散布量です。



こんな感じに米袋に詰まった米糠を小脇にかかえ
 振り歩きます。
米糠散布は食味を良くし、艶が良くなると言う事で行っていますが
 体力的に難しくなってきました。



花見が終わりましたので田耕いです。
 タイヤが沈んで代掻きが行える位の状態ですが
 明後日から又雨になりますので待っていても
 乾きそうも有りませんので止むを得ず耕してしまいます。
 こんなコンデションでの耕起は初めてですので
 先輩(と言っても年下ですが)にアドバイスを頂いての作業です。



 通常、深さ調整はオートで行いますが今回は尾輪を使います。
尾輪を下げ、必要以上に深耕にならない様にセッテングし、後は
状況に応じレバーで加減します。
お尻への感触でレバーの上げ下げを行うらしく
 ”お尻がセンサ^ーだ”と言っていました。
この様に枕うないの回数を増やします。
私のトラクターのロータリー幅は180Cmと小型ですので通常は枕耕いを
3回行っていますが、一回増やして4回としました。
旋回をする時土が柔らかい為タイヤの後が深くなります。
畦際で回るとえぐれの位置が当然畦際になります。
田植えの時、畦際で田植え機が埋まってしまうと
身動きが取れなくなりますが、畦から離れた所に出来た
えぐれがは直進状態の箇所ですので影響が出にくくなります。



苦労しましたがこの直線を行って左に曲がると終了です。
ここの面積は30a位ですが、土が柔らかく2速で作業できましたので
 時間的には早く終了出来ました。
 が、仕上がりが壁塗り状態ですので、乾くと舗装道路みたいに
 なってしまいますので早めの潅水が必要です。