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暇人のストレス解消

代掻き(植代) MkⅡ

2009-04-30 21:01:31 | 水田
4月30日
本日も代わり映えのしない代掻きです。ふと隣の田んぼを見ると土手に生えていました。

特に手入れはしていないのでもらってのいいかなと思いましたが取り敢えず写真だけと言う事で撮りました。(写真では判り難いかと思いますので解説します。タラの芽です。)
で、何気なく手を伸ばしましたら全く手が届きませんでした。枝をしおってみましたがビクリともしません。
枝を折るわけにも行かず、他の人も多分諦めてしまって残っているのだと思います。

今日は久しぶりに長渕 剛で仕事をしました。年のせいか今一のれませんでしたが”素顔・巡恋歌・俺の太陽”等を熱唱してしまいました。
仕事よりこちらの方が疲れました。

代掻き(植代)

2009-04-29 21:04:25 | 水田

4月29日。
 今日は”コシヒカリ”植え付け用田んぼの代掻きを行います。コシヒカリの田植えを5月3日から5日の3日間で予定していいますのででいよいよ代掻き作業を開始します。因みに”ひとめぼれ”の田植えは5月9日・10日の2日間を予定していますのでこちらの田んぼはコシヒカリ用田んぼが終わってからになります。(よく見るとコシヒカリ田植え期間とひとめぼれ田植え開始迄が4日しか有りません。6日に挿し苗(欠株部の補植作業)を予定していますので3日です。植代が間に合うのでしょうか?。代掻きから田植えまで2日しか取れません。土・日百姓はつらい物が有ります。)
水の量はこの位にしました。土の質によっては代掻きをやっているう内に水を吸っていって無くなってしまい、タイヤの跡が消えなくなる事も有りますので土質等も熟知していないととんでもない事になります。昨年は最初の内は丁度だと思っていたらだんだんと水が少なくなって30aの田んぼに4時間位かかった事が有ります。、暗くなってしまいましたので4隅とか侵入路の手直しが出来ず、翌朝やったた事が有りました。

この田んぼは水を吸わないタイプでだんだんと水が上がって来まして何処を歩いたのかわからなくなってしまいました。同じ所を何度も回ってしまっていると言う感じです。この田んぼは20a位の広さですので何とかなりますが1枚が1haの田んぼとかですと湖の中に居るようでさっぱり検討も付かないのではと思うばかりです。ナビが無いと迷子になるのではと心配もしております。

一丁上がりです。半日の予定は残り4枚ですのでゆっくりやります。

浮き藁処理

2009-04-28 21:02:30 | 水田

4月28日午前中。
予想どおり浮き藁が風で寄せられておりました。十分注意して(土に十分水を含ませ、水量も土がこなれる程度にして1速でゆっくりと歩いた)掻きましたが風には勝てませんでした。
今回作業した田んぼ全て浮き藁処理をしなければなりませんでした。

こんなに獲れました。大漁です。
藁が分解するまでには2年くらいかかるそうですが、大事な有機質肥料が台無しです。
有機質肥料と言うと堆肥とか鶏糞とか思い浮かべる方がおりますがあれは只の”ウンチ”です。人間のウンチは汚くて動物のウンチは肥料と思っているみたいですがどちらも同じ物です。
この熊手は5年位使用しています。中国製で300円位だったと思いますが中国製でも良い物は良いのです。

午後からピーマンの苗の定植です。このピーマンはカラーピーマンのスウィーティーと言う品種で南国育種さんからセル苗の状態で送ってもらいました。未だ定植するには早いですが今日トマトの苗が納入されますので、育苗スペース確保の為無理やり定植します。レッドとイエローの2種を取り寄せました。着果してから色が出るまでに2ヶ月位かかりますので1個当たりの単価設定はは高目となり売れると儲かった様な気になりますが、高い物はそんなに需要もないのでリスクの方が大きいのです。
生育途中は緑色ですので赤・黄・緑で信号機みたいです。よく頭の中身が足りない人をピーマンと呼びますが、赤くなったり黄色くなったり緑まであると”おっちょこちょい”でしょうか。

小さい方のビニールハウスへ定植しました。このハウスの半分には水稲の苗・野菜の苗が置いて有りますので半分のスペースのみの定植です。

トマトの苗が納入されましたので仮植します。”桃太郎 なつみ”と言う品種で1本47円です。一口に桃太郎トマトと言ってもその種類は星の数ほど有ってタキイで販売しているトマトは全てと言って良いほど桃太郎です。本物はどれなのでしょうか?。最近の情報は無いので良くわかりませんが、一昔前スバルのレガシーを買おうと調べた所、一つのネーミングで100面円台から400万円台位迄有りました。一つのネーミングでカローラからクラウンまで賄っていて姿は似ていますが中身は全く違っていました。これと同じ事なのでしょうか?。
なつみは身が硬く日持ちが良く、甘味を抑えて夏場好みの味だそうです。
昨年は”桃太郎ファイトと言う品種を作りましたが劣果が出やすく商品価値を下げてしまいましたので出にくいと言われる”桃太郎なつみ”にしてみました。

セルから抜いて黒ポッ3.5寸トに移植するのですが、セルから抜くのに苦労しました。プッチンプリンみたいに簡単に抜ければ良いのですが、根っ子が中でとぐろを巻いていますので引っかかってしまい中々抜けず、力を入れすぎると根が切れたり、最悪の場合茎から取れてしまいます。
セル製造メーカーの方、苗は成長が進むと鉢の中で根がとぐろを巻きますので、根が引っかからない様な構造にして下さい。
しかし作業改善をしました。根の部分を鉢(セル)の上から指で押し、根の部分を小さく(細く、痩せる様に)すると隙間が出来て抜けやすくなりました。しかし押すときに鉢の(セルの)底の部分を変形させてしまうと、根が引っかかり抜けませんので変形させないよう注意です。
この苗は水稲の苗を育てているハウスで栽培する予定です。

先日鉢上げしたバジル苗が大きくなりましたのでアップします。バジルは歯医者さんで歯型を取った時のゴムみたいな物と匂いが似ていて嫌な時間を連想させる植物です。


代掻き(荒代)

2009-04-27 23:01:55 | 水田
4月26日
今日は朝から雨で風も強かった為やりたくなかったのですが、田植え迄の日数を逆算するとタイムリミットになりましたのでやるしか有りません。風が強いと浮いた藁が風に流され、畦岸の一部の場所に大量に積もってしまい、そのままにしておくとガス発生の原因になりますので、この藁を取り除く作業が発生してしまいます。コンデションが良いと、水量調整さえ上手く行けば(当然潅水後3日位放置し、土が水を完全に吸った状態にして置く)土が落ち着く頃藁も落ち着き、全体に均一にバラまかれた様になり、ガス発生を最小限に抑える事が出来ます。
今回は浮き藁回収作業覚悟で実施です。

 この写真位の水の量ですと若干多いのですが、反対側の地盤が高く土が出てしまいますのでこの田んぼとしましては適量です。(この時間帯には雨は止みましたが風は止まりませんでした。ですがキャビン仕様はエアコンで快適です。)
私はこの写真の様に周囲を一回りしてから横方向(短い辺)に掻いて行きます。縦方向(長い辺)に歩いた方がクルクル回らなくて済むので楽なのですが、荒代は横掻き・植代は縦掻きと、縦方向と横方向を歩くようにしています。
横方向を掻いてから縦方向・縦方向を掻いて更に又縦方向、とやり方は色々有ると思いますが、何でわざわざ面倒臭い方法をとっているのか自分でもわかりません。只の思い込みの様な気がします。
横に歩いたからと言って高い所から土を運べる筈も無く、水持ちが良くなる訳も無く、地底が平らになる訳でもなく、土のこなれが良くなる訳でもないと思うのに・・。
横方向に掻いて行く訳ですが、その際一列分残しながら進んで行き、反対側まで行ったら残した分を掻きながら戻ってきます。
これは急激な方向転換を避け、回った所がタイヤで削られるのを防ぐ為です。
一通り歩いたら最後に外周を2周(2列分)して終了です。
この一列分残しながら進んで行くと言う作業ですが中々上手くいかず、狭かったり広すぎたりします。狭なりますと重なって歩く様になりロスになります。広すぎると一度では掻けず2度歩く様になりこれもロスに繋がります。此処に神経を凄く使います。
世の中GPSと言う優れものがありますのでこれを利用しないては無いと思います。GPSをトラクターに装着し、ハローの幅を入力するとコンピューターが位置を指示してくれるようになれば良いと思います。もう少し進化させればオペレーターも不要になり勝手にトラクターが仕事する様になります。更に話は飛躍しますが、田植え機の通った道筋を記憶させ、コンバインにこれをトレースさせれば稲刈りも無人になります。近い将来はこうなると思います。
しかし、今は何をさておき、ノイズキャンセラー機能の付いたカーステレオをトラクター用に開発して欲しい。
今はノイズキャンセラータイプのヘッドホンで我慢しています。ヘッドホンは耳を締め付けますので長時間使用しているとこめかみが痛くなってきまが、トラクターの騒音を半減してくれますので手放せません。カーステレオメーカーの方でこれをご覧になられましたら是非開発をお願い致します。馬鹿売れすると思います。
 尚、振動等の急な衝撃音が出たりしますと音楽に歪が発生する時が有りますので改善が必要かと思います。
  一枚の写真でここまで引っ張ってしまいました。

田まり(水管理)

2009-04-24 19:39:57 | 水田

田んぼの水のかかり具合を見て回る事を田まりと言います。当地区だけなのか漢字に変換するとどうなるのかわかりませんが多分田を見て回るからだろうと思いますがその作業をしました。これは、これから毎日行います。丁度良い状態でキープしなければなりませんので一日に何度も、更には夜中まで行う場合も有りまして、水不足の年などは特にそうで、喧嘩騒ぎになる場合も有ります。田んぼを回っていると又々ふと”シドキ”が頭をよぎりました。少し山道に入ると出ています。

出ていました。シドキ=モミジガサは図鑑等を読むとトリカブトに似ているので要注意と有りますが、山菜はキノコと違って1冊の図鑑を買えば大体わかります。キノコの場合は時期、所等により全く別物に見える場合があるので出版社の異なる図鑑(撮影者の異なる)を3冊位準備しなければなりませんが山菜は写真とほぼ変わりません。

このくらい採れば十分です。味・香りは春菊に似ています。私はこれもおひたしにして、醤油・マヨネーズで食べます。醤油とマヨネーズは合いますのでトマト・きゅうり等も全て同じ調味で食べています。(コゴミも混じっています)

おまけ映像。何年か前にとってきた三つ葉つつじが咲いています。北向きの石の多い所に生えていますので掘り取るのが大変でした。
親戚の山から取ってきましたのでまずい品では有りません。念の為。

かぼちゃの種を蒔きました。芽が出て膨らんでになるのはもう少しかかりますが、白い九重栗と言うかぼちゃでカネコ種苗で出しているかぼちゃです。九重栗カボチャはホクホクしていると言う事で消費者に人気が有りまして更に白いと言う事で日持ちも良く私も栽培しております。と言ってもカボチャの生産者が結構多く競争が激しい(直売所で)ので、40株位の栽培です。白には更にメリットがありまして日焼けが目立ちません。まめな人は日焼け防止作業を行うのでしょうが、私はまめではないので緑色のかぼちゃですと日焼けさせてしまって商品価値を無くしてしまいますが、白ですと反射するのか、目立たないのか、OKです。

お昼に戻る時”こしあぶらを”袋に入れている友人を見たので私も山へ行きたくなりました。サッパリ仕事をしている暇が有りません。生活費を稼ぐのは嫁さんの担当ですので特に問題は無いのですが・・・。

これもこれくらい有れば間に合いますが、てんぷらにすると皆同じ味になってしまうと感じるのは私だけでしょうか。
結構ヘルシーな生活に見えますが単にお金がないだけだったりします。
後ほど調理した絵を載せますので乞う御期待です。

調理後の絵が出来ましたのでUPします。あまり代わり映えのしない映像で味は前にも言いましたが春菊です。

”コシアブラ”を使った料理です。今晩は嫁さんの帰りが遅くなりそうだったので仕方なく自分で調理しましたので、訳のわからない料理になりました。
材料を油で炒めて卵でとじました。油はオリ-ブオイルに”ハバネロ”を漬け込んだ物を使用し、ばら肉を炒め、ネギ・コシアブラを炒め烏骨鶏の卵2個でとじました。やはりコシアブラは油料理に良く合いまして、独特の風味があり、ピリ辛味に仕上がりましたのでこのオカズだけでご飯を2杯食べられました。